ゴルフを始めたばかりの人は、
100切りまでに
どれくらいの期間がかかるか、
気になる人も多いと思います。
100切りまでの期間が平均より短いと、
自分は上手い方なんだと安心したり、
その逆に平均より長いと
落ち込んだりすることもあると思います。
早く上達したいと思っている人は、
特に気になるところですよね。
でも、1年や2年で
100が切れないからといって
まったく悲観する必要はありません。
例えば、初ラウンドで100を切っても
その後あまり上達しない人もいれば、
100切りに5年以上かかっても
その後シングルプレーヤーに
なる人もいます。
大切なのは、上達できる環境です。
練習量やラウンド数も大事ですが、
あなたを取り巻くゴルフ環境も
大きく関係してきます。
この記事では、100切り達成までの期間と、
早めに100切りできるコツについて
まとめてみました。
ゴルフの100切りとは?
ゴルフの100切りとは、
18ホールのゴルフコースで、
合計打数100未満で
プレーすることです。
ゴルフコースには規定打数(パー)があり、
多くの人はパーを目標にプレーします。
日本ではパー72のコースが多いです。
規定打数は、
1ホール当たり4打前後です。
パー72のコースでは、
規定打数より27多い打数だと
72+27=99
で100未満になります。
99÷18=5.5
つまり、100切りするためには、
1ホール当たり5~6打で
プレーする必要があります。
初心者は規定打数の、
2倍以上のスコアになることも
珍しくありません。
ある程度まっすぐ飛ばせるようにならないと
100を切ることは難しいことから、
100切りを達成すれば一人前といわれます。
初心者ゴルファーにとって、
100切りは結構大変です。
ゴルファーの7割は100切りできていない
実際に統計をとってみると、
全ゴルファーの約7割は
100を切ったことがないそうです。
100を切ったことのない人は
意外と多いですね。
なので、100を切ったら
一人前のゴルファーといえるでしょう。
100を切ったことのある人の中では、
100切りまでの平均期間が4年くらい、
ラウンド数でいくと18ラウンド、
というのが平均値になります。
あなたはいかがですか?
友達の方が速く100を切ったからと言って、
あなたが友達よりゴルフが下手かというと
決してそんなことはありません。
大切なのはそのあとです。
初ラウンドで100を切っても、
その後伸び悩んで
上達が止まってしまう人もいます。
その辺は、本当に人それぞれ、
あまり気にする必要もありません。
100切りの壁をクリアするために心がける5つのこと
100切りまでの平均期間は4年
私がゴルフを始めた頃、
ゴルフで一人前になるには
トラック1杯分のボールを打つように
といわれていました。
ゴルフボールの重さは約45gです。
例えば、2tトラック1杯分のボールは
2000000g÷45=44444
4万4~5千球という計算になります。
打ちっ放しで週に200球ペースで練習すると
220~30週間くらいの計算になりますね。
4年から5年くらいの期間になります。
100切り期間の平均は4年といわれているので
トラック1杯分というのは
あながち間違っていないようですね。
1週間に200球打てば4年、
400球打てば2年
800球打てば1年
集中して練習するほど
短い期間で100切りできる計算になります。
もちろん個人差はあると思いますが
目安として知っておいてください。
でも、やるからには
早く上達したいですよね。
そのために、大切なことをご紹介します。
自信の持てるクラブを作る
100切りをするために
何が一番大切かというと、
私は得意なクラブを作ることだと思います。
100が切れない一番の理由は、
OBやチョロ、ダフりなどで
スコアを崩すことです。
このクラブを持てばOBを打たない
チョロもしない
安定した飛距離が出せる
そんなクラブを1本でも作っておくと、
スコアを崩す確率が減り
100切り達成が早まります。
例えば、
ティーショットで不安定なドライバーで
200ヤード飛ばすよりも
得意クラブで150ヤード確実に打った方が
はるかにスコアメイクになります。
真っすぐ飛ぶかわからない、
不安なクラブを使うよりも
気持ちが楽になるからです。
極端な話、
得意クラブでティーショットから、
グリーン近くまで打っていっても
安定して飛ばすことができれば
十分100が切れるはずです。
なので、
あなたが打ちやすいと思うクラブを、
集中的に練習するといいです。
アプローチ、パターは超重要
初心者の多くは
ショットの練習ばかりしがちです。
しかし、ゴルフのスコアの中で、
最も数多くを占めるのが
アプローチ、パターです。
アプローチ、パターのスキルを磨くことが
100切りを近づける最も良い方法です。
ゴルフで100を切るためには、
特に飛距離は必要ありません。
安定したショットとアプローチを
ミスなくこなすことができれば
十分に切ることができます。
そのためには、50ヤード以内から
3打で上がることを目標にしましょう。
これができれば、
スコアがかなり安定します。
グリーンに近づけば近づくほど
難しくなるのがゴルフです。
しかし、初心者のうちは、
その難しさがわからず
アプローチの練習をおろそかにしがちです。
でも、距離を加減して打つことは、
練習していないとコースでできません。
なので、早く100を切りたいなら、
加減した距離を
打つ練習をすることをおすすめします。
例えば、
練習場でアプローチ練習ができれば、
積極的に利用することもいいです。
なければ、打ちっ放しにある距離看板を
狙って打つだけでも練習になります。
上級者から教わる
それは、90台、80台で回れる
できるだけたくさんの人と
仲良くなることです。
すでに100が切れる人と
一緒に練習し、ラウンドすることによって、
とても勉強になるからです。
練習の仕方やラウンド戦略など、
参考になるところがたくさんあります。
プレーのリズムや振る舞いなども
参考にしてみるといいでしょう。
上手い人のいいところを真似すると、
上達も早くなるでしょう。
ただし、上手い人の中にも、
プレーが遅い人やマナーの悪い人など、
参考にならない人もいます。
一緒にいて感じ悪い人や、
プレーしにくい人の振る舞いは
真似しないようにしましょう。
100切りに対するメンタル的な壁も
周りに達成者がいることで
案外簡単に超えられるかもしれません。
スクールに通う
お金がかかるかもしれませんが、
やはりプロに教えてもらうのが
上達への最短距離です。
100を切るだけにとどまらず、
その後の伸びしろが違います。
プロのレッスンを忠実に実践すれば、
100切りは早いでしょう。
ただし、ちゃんと実践できなかったり、
自分の判断で我流にしてしまうと
上手くいきません。
プロに教わったことが、
なぜそうなるのか理解しながら
実践することが重要になります。
わからないことがあれば、
納得できるまでプロに聞き、
忠実に実践することが大切です。
簡単なコースでプレーする
100切りできた、できないで、
ゴルフの上手い、下手が
決まる訳ではありません。
なぜなら、コースによって、
難易度に違いがあるからです。
さらに、
規定打数が72のコースばかりではなく、
70や71のコースもあれば、
73や74のコースもあります。
当然ながら、
難易度の高いコースでプレーしている人は、
100切りを達成することは難しいですし、
難易度の低いコースなら簡単になります。
それに、パー70のコースなら、
規定打数より29多い打数でもOKですし、
パー74のコースなら、
規定打数より25オーバーまでしか猶予がありません。
つまり、パー72に換算すれば、
パー70のコースで99のスコアが
101相当の実力と見ることもできます。
反対に、パー74のコースで101のスコアでも
99相当の実力と取ることができます。
このように、一口に100切りといっても、
達成したコースによってさまざまです。
なので、早く100切りしたい人は、
難易度の低い、パー70のコースをラウンドすれば
比較的楽に100切りできるんじゃないでしょうか?
どんなコースでもとりあえず100を切ることができれば
自信になると思います。
コースの難易度を示すコースレートとは?
コースのやさしい、難しいを示す指標として
コースレートがあります。
コースレートとは、
ハンディ0の人がそのコースを回ると
平均いくつのスコアが出るか、
という数値になります。
やさしいコースなら
コースレート69とか68のようにアンダーパーになるし、、
難しいコースなら
コースレート74とか75のようにオーバーパーになります。
なので、今度ラウンドするコースの難易度を知りたければ、
コースレートを見れば難易度の目安になります。
コースレートはどうやって確認するかというと、
ゴルフ場の予約サイトに記載されています。
ゴルフ場の予約サイトから、
あなたがラウンドするコースを検索して、
コース情報のページに記載されています。
なので、今度ラウンドするコースが、
どれくらいの難易度なのかも確認できるし、
いいスコアを出したいなら、
コースレートの低いコースを選んで行く
ということもできます。
ラウンド回数を重ねること
100切りまでの期間を短くしたいなら、
ラウンド回数を重ねることが最も効果的です。
コースに出ると、
練習場にはない傾斜や、
ラフ、バンカーなど、
様々な経験ができます。
スコアアップするためには、
これらのショットに慣れる必要があります。
練習場はスイングの基本を作る場所、
コースは応用の打ち方を身につける場所です。
どちらをおろそかにしても、
上達しないでしょう。
なぜなら、ラウンドしない期間が長いほど、
ラウンドの感覚を忘れてしまうからです。
3カ月に1回より1カ月に1回、
というようにラウンドしない期間が
短いほど上達スピードは早くなります。
練習量は嘘をつかない
100切りまでの期間は、
本当に個人差があると思います。
例えば、野球やサッカーなど、
運動経験者は上達が早いです。
少ない練習、少ないラウンドで
100切りを達成する人も多いと思います。
上達が早い人と比べて、
なかなか100が切れないと
悲観してゴルフを
しなくなるかもしれません。
でも、あきらめないで練習すれば、
あなたも必ず100が切れます。
正しい方法で練習をしていけば、
必ず100切りは達成できます。
そのためには、
スクールや仲間から教わったことを
理解しながら練習していくことが大切です。
あとは、週1回より週2回と、
練習量が多いほど
上達スピードは早くなります。
正しいスイングを繰り返し続けることで
100切りまでのスピードも速くなるはずです。
100切りは意外とあっさり達成できる
私が思うことは、
ベストスコアが100台の人と90台の人では
ショット的にあまり差がないと思います。
ただ、100が切れそうになると
最後に大叩きしたり、
最初から意気込み過ぎて、
上手くいかなかったり、
メンタル的な原因の人も多いと思います。
でも、100切りを達成した人の多くは、
何がよかったかと聞かれても
よくわからない人が多いようです。
つまり、これといって
調子がいい訳でなくても、
あっさりと達成できてしまうものです。
100切りを意識することなく、
普段の練習と同じスイングをすることに
意識を集中しましょう。
一打一打、どこに打つか目標を立てて、
ショットすることに集中する、
これが100切りを達成するための秘訣です。
まとめ
この記事では、100切りまでの平均期間や、
早めに100切りを達成するコツについて
お伝えしました、
100切り達成までの平均期間は4年ですが、
それなりに練習量をこなさないと、
達成することは難しいのかもしれません。
ゴルファー全体の7割が
100切りできていないのも。
そういった理由があります。
しかし、コツをつかんで練習することで、
100切り達成の期間を
短くすることは可能です。
- 自信を持てるクラブを作る
- 上級者に教えてもらう
- ショートゲームは超重要
- 優しいコースでプレーする
- ラウンド回数を重ねる
これが100切りを早めるコツです。
早く上達したいという人は、
是非参考にしてみてください。