大叩きしない!砲台グリーンの攻略法、距離感の考え方

砲台グリーン 100切りのための戦略
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砲台グリーンとは、
グリーンもしくはその周辺部分だけが盛り上がって
高くなっているグリーンのことです。

日本のコースでは、
中日クラウンズが行われる
名古屋ゴルフ倶楽部和合コースが有名です。


和合コースは距離が短いのに、
各選手、攻略に苦労していますよね。

グリーンの手前から転がって乗せることが難しいため、
一般的に難易度が高めのコースが多いです。

アマチュアゴルファーの中にも、
砲台グリーンが苦手な人が多いのではないでしょうか?

この記事では、砲台グリーンの難しさや、
攻略方法、距離感の考え方についてお話しします。

ショットの距離感が難しい

砲台グリーンで最も難しいのは距離感だと思います。

一般的にグリーンが小さい場合が多く、
ピンを直接狙うとグリーンオーバーになります。

しかも、グリーン手前に落ちると、
転がらないので乗りません。

高く上げて止まる球が打てないと
グリーンに乗せることが難しいのです。

打ち上げの距離感はさらに難しい

打ち上げのショットは、
さらに距離感が難しくなります。

なぜかというと、打ち上げのショットは
ボールが止まりにくいからです。

なぜ止まりにくいかというと、
グリーン面に落ちる角度が鋭角的に落ちるからです。

砲台グリーン

打ち上げのショットは、
ボールが落ちきる前にグリーン面に当たるので
鋭角的に落ちて前に弾むのです。

なので、グリーンエッジに落ちないと、
転がってグリーンオーバーしてしまいます。

グリーン手前のエッジまでの距離を打つ

砲台グリーンのホールは、
グリーンの奥に外すと難しくなる場合が多いです。

ピンまでの距離を打ってオーバーすると、
大叩きする可能性もあります。

なので、グリーンエッジまでの距離を
打つつもりでショットしましょう。

例えば、打ち上げのピンまで150ヤード、
グリーンエッジまで135ヤードだったら、
打ち上げの135ヤードの距離を打ちます。

打ち上げを10ヤード見た場合は、
145ヤード打つ計算になりますね。

うまくいけばグリーンオン、
ショートしてもやさしいアプローチが残ります。

ショートしてもいい、
という気持ちで打ちましょう。

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バンカーショットが難しい

砲台グリーン

小さな砲台グリーンだと、
グリーン周りのバンカーショットも難しいです。

ちょっと強く入るとグリーンオーバーです。

スピンがかからずグリーンオーバーすることもあります。

オーバーを嫌がると、
ザックリしてもう一度バンカーです。

バンカーは脱出優先

難しそうなバンカーは、
狙わないのが一番です。

砲台グリーンの周辺のバンカーは、
なるべく避けるように打つことが大切です。

でももし、グリーン周りのバンカーに入ったら
まずは脱出を優先させることです。

グリーンオーバーしても、
もう一度バンカーよりはましです。

また、グリーンの向かいにもバンカーがあるときは、
バンカーを避けた方向に打った方がいい場合があります。

落とし場所が狭くなりそうなときは、
広い場所を探して、そこに打つことも大切です。

小さいグリーンなら、
どこに乗っても2パットで収まる距離に乗るはずです。

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中途半端な距離は乗せるのが難しい

グリーンまで30~50ヤードくらいの距離は、
砲台グリーンでは乗せることが難しくなります。

中途半端な距離はスピンがかけにくいため、
グリーン上に止めることが難しくなるからです。

ガツンと強く入れてしまうと、
スピンがかからずオーバーします。

もし、刻むのであれば、
サンドウェッジやアプローチウェッジで
フルショットの距離を残した方が
グリーンに乗せやすいです。

80ヤードから100ヤードくらいの方が
グリーンに止まりやすくなります。

乗らなくても次にアプローチしやすい場所を狙う

もし、中途半端な距離が残ってしまったら、
無理に止まる球を打とうとせず、
次にアプローチしやすい場所を狙いましょう。

無理に高く上げようとして
失敗して大怪我するよりも
そこから3打で上がることを考えることが大切です。

ほとんどのホールは手前から奥にかけて上りのグリーンです。

なので、グリーンを外すなら手前を狙う方が
次のアプローチはやさしくなります。

グリーン手前にバンカーなどがなければ
手前に落とすようなアプローチを心がけましょう。

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アプローチは転がすことを考える

砲台グリーンの周りは盛り上がっているため、
段にぶつけると弾み方が計算できません。

少し上げてあとは転がすようなアプローチが一般的です。

しかし、上げようとして、
ザックリしたりトップが怖い人もいると思います。

また、左足下がりの場所だと、
上げるのが難しくなります。

グリーンに止められないこともあります。

そんなときは、
転がすことを考えた方がやさしいかもしれません。

グリーン手前がラフでなければ転がすことができます。

そんなときは、9番やピッチングで始めから転がすアプローチをします。

パターと同じような打ち方で転がしていきます。

少し上がってバウンドしながら転がるので、
パターより芝の抵抗が少なくなります。

また、芝が薄くパターで転がすことができれば、
パターを使った方が寄せられるかもしれません。

一番距離感をつかみやすいクラブがパターなので、
芝の抵抗の少ない状況ならパターを使うのがおすすめです。

ピッチエンドランで止められない、
アプローチのミスが怖いという人は
最初から転がすアプローチを考えましょう。

まとめ

砲台グリーンはグリーンの手前に落として乗せることが難しいので、
距離感が難しくなります。

直接ピンを狙うと止められずオーバー、
手前から転がしても乗せにくいので、
なかなかパーオンが難しくなります。

砲台グリーンの攻略法は、
グリーン手前のエッジに落とすつもりでショットすることです。

グリーン手前ならアプローチもしやすく、
うまくいけばグリーンオンできるからです。

また、中途半端な距離を残すと、
グリーンに止めにくくなります。

刻むなら、サンドウェッジやアプローチウェッジで
フルショットの距離を残すことが大切です。

グリーンを狙うショットは、
3打で上がるためにやさしい場所を狙うことが、
砲台グリーンの攻略法です。

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