100切りのためのクラブセッティングは5本でいい5つの理由

100切りクラブセッティング 100切りのための戦略
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ゴルフで100切りするには、
どんなクラブセッティングがいいか?

真剣に頑張っているゴルファーなら、
気になるところですよね。


あらゆる距離からグリーンを狙いたい。

そんな気持ちから、
クラブ選びに悩む人も多いと思います。

しかし、クラブをいくら揃えても、
ちゃんと打てなければ意味がありません。

クラブアナリストのマーク金井さんが、
身も蓋もないことを言っています。

100切りするためのセッティングは、
クラブ5本でいいと。

その動画がこちらです。

私もこの意見は正しいと思います。

そもそも、クラブセッティングに、
正解はありません。

確かにクラブ14本を持てば、
いろんな距離が打てますが、
デメリットもあります。

実際、スピードゴルフの選手は、
クラブ数本だけでも、
70台のスコアを出します。

ラウンド時間と
スコアの合計を競うスピードゴルフでは、
荷物を軽くするために、
クラブ数本でラウンドします。

なので、
クラブの本数を増やしたからといって、
スコアが良くなる訳ではないのです。

100切りするには、
いかに安定したショットが打てるか。

それが最も重要です。

クラブの本数を減らすことで、
同じクラブに集中して、
練習することができます。

それがクラブを少なくするメリットです。

この記事では、100切りをするために、
クラブセッティング5本にした方がいい
理由についてまとめてみました。

100切りのために必要なクラブは?

マーク金井さんが言っているクラブは、

  • ティーショットで確実に180ヤード飛ぶクラブ
  • フェアウェイから150ヤード飛ぶクラブ
  • 100ヤードをグリーンに乗せられるクラブ
  • アプローチするクラブ(チッパー)
  • パター

これらの5本です。

実際にこれで、
100が切れるのでしょうか?

18ホール中9ホールをボギーに、
残りのホールをダブルボギーなら、
27オーバーになります。

100を切るには、
パー72のコースなら、
72+27=99で100を切ることができます。

つまり、各ホール平均して、
ボギーからダブルボギーで上がれば
100を切ることができます。

パー3なら2打で
パー4なら3打で
パー5なら4打で

グリーンのそばまで打てれば、
ダブルボギー以下で上がれそうです。

グリーンを狙わなくても、
グリーンのそばまで行けばいいのです。

実際、パター以外の4本を使えば、
十分可能なはずです。

例えば、パー4が400ヤード以上あっても

ティーショットで180ヤード、
セカンドが150ヤードなら、
330ヤード地点から3打目を打てます。

残りは100ヤードも残りません。

3打でグリーンのそばまで打てそうです。

うまく寄せワンできれば、
パーも取れます。

なので、
十分に100を切ることができるのです。

大切なのは、
180ヤードや150ヤードを、
安定して打つことができるかです。

このショットが安定しないと、
この戦略は無意味になります。

100切りができない人には、
これが難しい。

それは、たくさんのクラブを
使いこなせないからだと思います。

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苦手なクラブが足を引っ張る

100切りクラブセッティング

クラブを14本にすると、
どうしても苦手なクラブが出てきます。

練習場では、
苦手なクラブも練習します。

苦手だから、
特にたくさん練習する人もいるでしょう。

しかし、苦手なクラブで練習すると、
悪いイメージが付くかもしれません。

  • ダフりを気を付けてスイングしよう
  • スライスするからフェースをかぶせよう
  • 飛ばないからもっと力を入れよう

そんな感じでスイング修正します。

意識していなくても、
自然にそうなっている可能性もあります。

また、ドライバーをたくさん練習すると、
アッパーブローの癖が付きます。

しかし、いざ得意なクラブを打つ時、
上手く打てるでしょうか?

苦手なクラブの悪い癖が、
得意なクラブにも
影響するかもしれません。

得意だと思っていたクラブが、
打てなくなることも…

苦手なクラブの練習をして、
得意なクラブも打てなくなったら、
本末転倒です。

それなら、コースで使わないクラブや、
苦手意識のあるクラブは、
バックに入れる必要はありませんね。

早く上達したいなら、
使わないクラブは、
バックから抜くべきです。

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得意なクラブに集中して練習できる

100切りクラブセッティング

苦手なクラブ、
使わないクラブをバックから抜くと、
得意なクラブに集中して
練習することができます。

今まで10球しか
練習していなかったクラブで、
30球、40球と
練習することができます。

そうすることで、
得意なクラブは、
さらに上手く打てるようになります。

例えば、180ヤード、
確実に打てるクラブを作るのは、
意外と難しいと思います。

飛ばない人にとっては、
あまり曲がらす、
安定して180ヤード打てるのは、
難しいのではないでしょうか?

候補として上がるのは、
ドライバーかフェアウェイウッドです。

100切りできない人にとっては、
難しいクラブになるでしょう。

さらに、
ドライバーとフェアウェイウッドでは、
ボールの位置も変わります。

ドライバーはアッパーブローで打つし、
フェアウェイウッドは
サイドブローで打ちます。

両方打てるようになるのは、
かなり難しいと思います。

それよりは、得意なクラブ1本に絞って
練習した方が効率的です。

クラブを1本に絞ることで、
同じクラブを3倍も4倍も、
練習できるのです。

なので、少ない練習量で上手くなるには、
クラブの本数を絞った方が、
効果的です。

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同じクラブの方がが打ちやすい

100切りクラブセッティング

ゴルフクラブは番手によって、
長さも、重さも、ライ角も、ロフト角も
全部違います。

シャフトの長さが違うと、
硬さも変わるし、
バランスも変わります。

クラブを14本使いこなすには、
全てのショットで、
違うクラブに対応する必要があります。

市販のクラブでは、
同じアイアンセットでも、
番手によって感覚が微妙に違うそうです。

番手によって、
違う感覚で打たなければいけない。

それは、初心者にとって、
かなり難しいと思います。

奇数番手しか練習しない人。

偶数番手でミスは起こりませんか?

それよりも、毎回同じ番手で打った方が、
ミスも少なくなるはずです。

同じ長さなら前傾角度も同じ。

同じ重さ、バランスなら、
振りやすくなるでしょう。

ロフト角、ライ角が同じなら、
曲がり具合も同じです。

同じクラブを何度も使う
メリットは大きいです。

クラブセッティングを5本にして、
同じクラブ何度も使い続ければ、
ショットも安定するはずです。

いろんな打ち方が身に付く

100切りクラブセッティング

クラブセッティングで悩む人は、
ビットウィンクラブの距離をどう打つか、
だと思います。

ビットウィーンクラブとは、
クラブの番手の間の距離です。

例えば、7番で150ヤード、
6番で160ヤードなら155ヤードは、
ビットウィーンクラブの距離になります。

全ての距離をフルショットで打とう、
という発想だと
ビットウィーンクラブの距離は、
打つことができません。

155ヤードは、
コントロールする必要があります。

そもそも、その距離を正確に打てるか、
という問題もあります。

フルショットばかりでは、
距離が合わなくなります。

さらに、100ヤード以内は、
確実にコントロールショットが必要です。

80ヤード飛ばすクラブで、
40ヤード、50ヤードを
打たなければいけません。

フルショットの練習ばかりでは、
コントロールショットが
できなくなります。

ゴルフに大切なのは、
飛ばすよりも、
コントロールして打つ技術です。

振り幅を小さくしたり、
クラブを短く持ったり、
スライスで距離を落としたり、
フックで距離を稼いだり…

クラブを5本にすると、
これらのショットを打たざるをえません。

しかし、コントロールショットは、
ゴルフ上達する上で、
とても重要なショットです。

意識的にボールを曲げたり、
低い球を打つ技術は、
風の中のラウンドでも役立ちます。

左がOBの時に、
意識的に右に曲がるボールが打てれば、
ティーショットが簡単になります。

少ない本数で練習していれば、
コントロールショットの練習もできます。

80台、70台を目指す時に、
コントロールショットは
必要不可欠になります。

なので、初心者のうちから、
コントロールショットを練習することは、
上達していく上でとても重要になります。

戦略的なゴルフが身に付く

100切りクラブセッティング

クラブ5本でプレーしていると、
グリーンを狙えるのに狙えない、
という場面もあります。

例えば、残り170ヤードあると、
150ヤードのクラブでは狙えません。

どうしても、
手前に刻む必要があります。

しかし、100を切るには、
そこから4打で上がればいい。

無理に攻めて、
5打も6打も打ってはいけません。

そんな時は、得意なアプローチを残して、
グリーンを狙う戦略が必要になります。

どうすれば、
簡単に4打で上がれるか。

  • 150ヤード打って20ヤードのアプローチを残す
  • 100ヤード打って、70ヤードのアプローチを残す
  • 70ヤード打って100ヤードのフルショットを残す

状況によって変わると思います。

どのショットを残せばいいかは、
状況にもよるし、人によって違います。

仮にグリーンを狙えても、
OBのリスクがあれば、
狙わない方が懸命です。

バンカー超えのピンなら、
ピンを狙うより
バンカーを避ける打ち方もあります。

あるいは、ボールを止めやすい、
100ヤードのフルショットを残す、
という戦略もあるでしょう。

クラブを少なくすることで、
不用意にピンを狙って、
大怪我するリスクも減ります。

限られたショットの中で、
いかに少ない打数で上がれるかを、
考えるようになります。

まとめ

この記事では、100切りをするために、
クラブセッティングを
5本にした方がいい理由について
お伝えしました。

  • 苦手なクラブが足を引っ張る
  • 得意なクラブを集中して練習できる
  • 同じクラブの方が打ちやすい
  • コントロールショットが身に付く
  • 戦略的なゴルフが身に付く

これらが、クラブ5本にした方が、
100切りしやすい理由です。

ゴルフで100切りをするためには、
いかに安定したショットが打てるか。

これに尽きると思います。

そのためには、特定のクラブを
使いこなせるようになることが大切です。

確かに、クラブ14本にして、
全てのショットをフルショットにしても、
100は切れるかもしれません。

でも、フルショットばかりの練習では、
その後の上達はありません。

ゴルフ上達で大切なのは、
ボールをコントロールすることです。

クラブ5本にして、
練習やラウンドすることにより、
ゴルフが上達することは
間違えありません。

興味がある人は、実践してみてください。

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