アプローチでパンチが入る危険な考え方とは?距離感を出す4つの打ち方

技術編
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グリーン手前、
平らなライからのアプローチ、
できればOKに寄せたいですよね。

でも、パンチが入って飛んでしまう。


そんな悩みを持つ人も多いと思います。

寄せワンでパーが取れそうなのに、
ボギーになってしまうのは、
悔しいと思います。

でも、OKに寄せたいという考え方が、
アプローチに影響しているのかもしれません。

この記事では、
アプローチでパンチが入らず、
距離感を合わせるための
打ち方についてまとめてみました。

パンチが入るとは

アプローチでパンチが入るとは、
必要以上に強く打ってしまうことです。

例えば、 10ヤードしかないアプローチを、
15ヤード以上も打ってしまうことです。

なぜ、
このようなことが起こるのかというと、
ダフりが怖いからです。

ゴルフは地面の上のボールを打ちます。

しかし、ボールを直接打たないと、
思った距離が出ません。

特に、
アプローチはヘッドスピードが遅いので、
ダブりが出ると
全く飛ばないこともあります。

そんなショットは、
とても恥ずかしいです。

なので、
必要以上に強く打ってしまうのです。

しかし、
パンチの入るショットを打っていると、
上達しなくなります。

アプローチの距離感が
わからなくなるからです。

簡単なアプローチでもパンチが入り、
寄せワンができないと、
スコアも伸びなくなり、
ゴルフがつまらなくなります。

なので、80台以上を目指すなら、
是が非でも治したい病気です。

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OKに寄せようとする考え方は危険

アプローチパンチが入る

アプローチのとき、
OKに寄せたいのは、
誰しも思うはずです。

しかし、その考え方は危険です。

なぜかというと、
手の感覚に頼ってしまうからです。

手は器用な反面、いろんな動きをします。

ボールを上げたいと思えば
すくい打ちになる。

ダフりが嫌なときは
必要以上に強く打ちます。

ピンを狙ったら、
ピンまで飛ばそうとする。

これが、パンチが入る原因になります。

OKに寄せたいと思うのは
悪いことではありません。

しかし、
打つときは考えないようにしましょう。

それよりは、
落とし場所に落とすことに
集中することが大切です。

あまりピンポイントを狙わず、
1~2ヤードの誤差は
気にしないように打ちましょう。

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短い距離でも体を使う

アプローチで、パンチが入るのは、
手打ちになるのが原因です。

手は、体の中で最も器用に動く部分です。

しかし、器用なだけに、
間違った動きをすることもあります。

上手く打てることもある反面、
失敗したときのダメージは大きいです。

ダフりが出始めると、
怖くなってしまい、
余計な動きをしてしまいます。

アプローチイップスの原因は、
手打ちによるところが大きいと思います。

パンチが入ることを防ぐには、
短い距離でも体を使う打ち方を
身に付けることが大切です。

脇を締めて、肘から上は、
できるだけ動かないようにして打てば、
余計な手の動きは減らせるはずです。

30ヤード以内なら、
脇を締めたまま打ってもいいくらいです。

アドレスの時のグリップと
おへその位置関係を
できるだけ変えずに打つ。

そんな意識を持つと、
アプローチでパンチが入ることは
無くなるでしょう。

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クラブを短く持つ

アプローチパンチが入る

短いアプローチでは、
クラブを短く持つことが大切です。

フルショットと同じ長さで握ると、
てこの力が大きくなり、
パンチが入りやすくなります。

車にたとえると、
トップギアで徐行するようなもの。

力加減が難しくなります

ダフリ、トップのミスが増えて、
パンチが入ることも増えます。

クラブを長く握ると、
必要以上に飛んでしまうこともあります。

その反面、クラブを短く握れば、
必然的にテークバックが小さくなり、
ボールを飛ばせなくなります。

ボールを投げる感覚に近くなり、
距離の微調整がしやすくなります。

なので、距離が短くなるほど、
グリップを短く握り、
ボールの位置を近くにすることを
おすすめします。

スタンスを狭くする

アプローチパンチが入る

スタンス幅が広くなると、
下半身が安定して、
振りが大きくなるかもしれません。

体重移動もしやすいため、
アプローチでは飛び過ぎてしまいます。

テークバックが大きくなると、
ダウンスイングで緩めて、
ダフリやトップのミスになります。

なので、アプローチでは、
スタンス幅を狭くすることを
おすすめします。

スタンス幅を狭くすれば、
下半身が不安定になり
あまり大きなスイングができません。

体重移動もできないため、
通常より飛ばなくなります。

20ヤード以内のアプローチなら、
足をそろえてアドレスしても
いいくらいです。

できるだけ転がす

アプローチパンチが入る

グリーンエッジまでの距離より、
エッジからピンまでの距離が遠い場合は、
転がしのアプローチの方が
ピンに寄せやすいです。

SWで打つより、
AWやPWと、クラブを大きくするほど、
ダフリのミスが少なくなります。

それに、落とし場所は、
できるだけ近い方が簡単です。

なので、
グリーンエッジのすぐ先に落として、
あとは転がすアプローチは、
寄せワンが取りやすいです。

グリーンエッジまでの距離と、
エッジからピンまでの距離の比率が
大きいほど長いクラブを使います。

例えば、

1:1ならAW
1:2ならPW
1:3なら9I

といった具合です。

SWで寄せようとすると

余計なスピンがかかって距離が合わない
落とし場所が遠くなる
ダフリ、トップが出やすい

など、デメリットが多く、
アマチュアには難しいショットです。

ボールにきっちり入れたい、
という気持ちが、
パンチが入る原因にもなったりします。

でも、転がしのアプローチなら、
少しダフッてもそこそこ転がります。

トップしてもミスになりません。

ただ、反発力があるので、
飛び過ぎてしまうことがあります。

打ちなれていない場合は、
飛び過ぎのミスが出ます。

なので、少し練習して、
強さ加減には慣れておく必要があります。

でも、
ミスが少なく距離が合いやすいので、
マスターすれば武器になります。

なので、アプローチで悩んでいる人は、
転がしのアプローチを
練習してみてください。

まとめ

この記事では、
アプローチでパンチが入らず、
距離感を合わせるための打ち方
についてお伝えしました。

アプローチで、OKに寄せようと思うと、
手が余計な動きをするので、
パンチが入りやすくなります。

その考え方は危険です!

それよりも、
落とし場所まで飛ばすことに
集中しましょう。

パンチが入らないようにするには

  • 短い距離でも体の回転を使う
  • クラブを短く持つ
  • スタンスを狭くする
  • できるだけ転がす

アプローチは、
できるだけ飛ばさない
工夫をすることが大切です。

落とし場所はできるだけ
近い方が失敗は少なくなります。

なので、SWは使わず、
ロフトの少ないクラブで、
転がした方が失敗が少なく、
距離も合いやすいです。

アプローチでスコアを損している人は、
参考にしてみてください。

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