スプーンは打てるがドライバーは打てない?絶対変えるべき3つの違い

ドライバー 技術編
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スプーンは打てるけど、
ドライバーは打てない。

そんな悩みで困っていませんか?


でも、スプーンが打てる時点で、
ある程度ゴルフが上手いことが
推測されます。

スプーンが打てれば、
ティーショットにも使えるため、
安定したスコアが出せるはず。

でも、ゴルフをやっている以上、
やはり飛ばしたいという欲望は
あると思います。

ドライバーが飛ぶようになると、
仲間に自慢できたり、
パー5で2オンも狙えるかもしれません。

もちろん、飛ばせることで、
ゴルフが楽になって
スコアアップも望めます。

しかし、
そもそもスプーンは芝の上から打つ、
最も難しいクラブです。

スプーンよりもドライバーの方が簡単、
と感じる人も多いです。

難しいスプーンが打てるのに、
ドライバーが打てないのはなぜでしょう?

実は、ドライバーとスプーンでは、
打ち方が違います。

ドライバーとスプーンでは、
長さが5センチ以上違うし、
ヘッドの大きさが2倍以上違います。

両者は構造が大きく違っているため、
同じ打ち方で打つことは難しいのです。

なので、ドライバーでも
他のクラブでも打てるようになるには、
ドライバーの打ち方だけに
工夫を加える必要があります。

この記事では、
ドライバーが打てない原因と、
スプーンとの打ち方の違いについて
まとめてみました。

アドレスの違い

ドライバーは、
唯一ロフト角より高い角度を出さないと、
飛ばないクラブになります。

ドライバーのロフト角は10°前後ですが、
理想の打ちだし角は15°前後になります。

なので、ロフトなりの高さでは、
思うような距離がでません。

ドライバーで飛距離を出すには、
ティーアップを高くして、
アッパーブローで打つ必要があります。

そのため、
アドレスも変える必要があります。

ボールの位置は左足かかとの前に、

上半身を5°~10°右に傾け

右に傾けた状態をキープしながら打つ

こうすることで、
適正な高さのボールが打てて、
飛距離が出るようになります。

ボールの位置と、
上半身を右に傾ける、
という部分が、
スプーンと違うところです。

ドライバーが打てない人は、
上半身が地面と垂直に立っている
可能性があります。

ボールの位置を左に、
上半身は右に傾ける、
ということがかなりの違和感が
あるのかもしれません。

しかし、
地面に垂直に立つアドレスにすると、

  • ボールの下を打って天ぷら
  • ロフトが立つので低いボールが出る
  • ダウンブローになりスライスが出やすい

といったミスショットにつながります。

ドライバーで、
スプーンと同じアドレスをすると、
ミスショットが出やすくなるのです。

なので、ドライバーを打つ時は、
アドレスの姿勢を変えることが
重要になります。

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切り返しのタイミングの違い

ドライバーはスプーンに比べて、
2インチ以上長いクラブです。

他のクラブは、
1番手上がると0.5インチ長くなる。

でも、ドライバーだけは、
いきなり長くなります。

これは、結構な違和感だと思います。

クラブが長くなると、
重心の位置が遠くなります。

そのため、
クラブの動きもゆっくりになります。

特に切り返しの時には、
クラブの動きがゆっくりになるため、
タイミングが早いと振り遅れになります。

クラブが上がりきらないうちに
ボールを打ちに行くと、
クラブは遅れて下りてきます。

その結果、クラブフェースが開いたまま
当たることになります。

ボールに当てようとする意識が強いほど、
クラブが遅れて下りてくるため、
スライスが出やすくなるのです。

スイングのリズムは結構大事です。

リズムが早いと、
振り遅れて曲がる原因になります。

ドライバーだけ上手くいかない人は、
少しゆっくりなリズムで
打ってみてください。

切り返しで一呼吸、
時間を取ることで、
上手く打てるかもしれません。

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体重配分の違い

アイアンをダウンブローに打ちたい、
ということで、
体を左にスライドさせる人が
多いと思います。

アイアンなら
それで打てるかもしれませんが、
クラブの番手が上がるほど、
それが難しくなります。

体が左にスライドすると

  • クラブフェースがかぶって低い球が出る
  • フェースが開いて当たるためスライスになる
  • ダウンブローで当たるため天ぷらになりやすい

などのミスが増えます。

そもそも、
この打ち方でドライバーを打つと、
ボールにバックスピンがかかるため、
当たっても飛びません。

気持ちよく飛ばすには、
アッパーブローで打つことが大切です。

そのためには、
頭の位置はボールの右側で
インパクトする必要があります。

頭の位置がボールの右側で打つことで、

  • アッパーブローで打つことができる
  • 適正な角度で飛ばすことができる
  • スピン量も適正になり飛距離が出る

といった感じで
ドライバーが打てるようになります。

アイアンの打ち方とは
かなり違ってくるかもしれません。

しかし、クラブが長くなるほど、
この打ち方をすることは重要です。

頭の位置がボールの上や左にあると、
スプーンでもボールが上がらないし、
飛距離も出なくなると思います。

ロフト角の大きい5Wや7Wの方が、
飛ぶかもしれません。

なので、クラブが長くなるほど、
頭の位置はボールの右側のまま
インパクトすることは必要になります。

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ショートスイングで練習する

ドライバーでナイスショットするには、

  • アドレスを変える
  • 切り返しのタイミングをゆっくり
  • 体を左にスライドさせない

というように、
他のクラブと打ち方を
変える必要があります。

そのため、
スイングに違和感を感じる人も
いると思います。

なので、ドライバーの練習には、
ショートスイングで打つドリルを
取り入れてみることをおすすめします。

ショートスイングとは、
手の位置が右の腰から左の腰までの
振り幅で打つ練習です。

まずは、小さな振り幅で、
真っすぐ飛ばせるように
練習してみましょう。

小さな振り幅で打てるようになったら、
少しづつ振り幅を大きくしていきます。

この練習をすることで、
スイングの悪い部分が
見えてくると思います。

ショートスイングは、
スイング作りにはとても効果的です。

ドライバーで飛ばしたい、
という気持ちはあるかもしれませんが、
良いスイングを作るためには、
ショートスイングをおすすめします。

まとめ

この記事では、
スプーンは打てるけど
ドライバーは打てない原因について
お伝えしました。

ドライバーはスプーンに比べて、
ヘッドの体積が大きいし、
長さもかなり長くなっています。

さらに、適正な打ちだし角は
ロフト角より大きい。

つまり、ロフト角以上の高さで
打つクラブです。

そのため、
同じスイングで打つことは難しいです。

ティーアップしてアッパーブローで打つ
クラブの動きがゆっくりになる

これがスプーンとの大きな違いです。

そのため、

  • アドレスで上半身を右に傾ける
  • 切り返しのタイミングをゆっくりにする
  • 体を左にスライドしない

これらがドライバーを飛ばすために、
変える必要がある部分です。

ドライバーは、
他のクラブとは打ち方が違うため、
スイングに違和感を感じる人も
いるかもしれません。

どうしてもドライバーが打てない人は、
ショートスイングの練習を
おすすめします。

小さな振り幅から、
少しづつ大きな振り幅にしていくことで、
スイングの悪い部分が見えてくるからです。

ドライバーが苦手な人は、
試してみてください。

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