スコアアップに欠かせない!番手間距離を埋める4つの打ち方と注意点

番手間距離 技術編
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9番では大きいけど、
PWでは届かない。

そんな、微妙な距離が残るときは、
良くあります。


フルショットでは大きいし、
インパクトを加減するとミスにつながる。

フルショットだけで、
番手間距離(ビトウィーンクラブ)
を埋めようと、
ウェッジを増やすこともできますが、
それにも限界があります。

しかし、同じクラブで、
意図的に距離を調整する方法は、
たくさんあります。

その方法を身に着けておけば、
クラブを増やす必要もなくなります。

この記事では、
番手間の距離をミス無く打てる打ち方や、
それぞれのメリットデメリットについて
まとめてみました。

番手間の距離とは

番手間距離

番手間の距離とは、
各クラブのフルショットした時の距離の
間の距離です。

例えば、7番アイアンで150ヤード、
8番アイアンで140ヤード飛ぶ人なら、
145ヤードが番手間の距離になります。

番手間の距離が残ると、
ぴったり寄せるためには、
距離を調整する必要があります。

すると、スイングが変わりやすくなり、
ミスショットしやすくなります。

距離を調整することで

  • 方向性が悪くなる
  • ダフリやトップしやすい
  • 距離が合わせにくい

などのミスになりやすいため、
普段から練習しておく必要があります。

ヘッドスピード40前後のゴルファーは、
番手間距離が10ヤードくらいです。

しかし、ヘッドスピードが上がるほど、
番手間距離も大きくなります。

さらに、フェアウェイウッドと
アイアンの番手間や、
アイアンとウェッジの番手間は、
大きくなる傾向にあります。

そのため、スコアアップのためには、
番手間距離を埋める練習は、
必要不可欠になります。

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振り幅を小さくする

番手間の距離を埋める打ち方の1つ目は、
振り幅を小さくする打ち方です。

振り幅を小さくすることで、
フルショットよりも
飛距離を落とすことができます。

通常、フルショットよりも少し小さい、
肩から肩までの振り幅で、
半クラブくらいの調整ができるはずです。

小さい振り幅で打つ練習をすると、
スイング軌道が良くなり、
ショット上達の良い練習にもなります。

なので、小さい振り幅での練習で、
どれくらい飛ばせるのか、
確認しておくことをおすすめします。

練習しないと上手く打てない

番手間の距離を振り幅で調整するには、
ある程度の練習が必要です。

振り幅を小さくすると、
リズムが狂いやすくなります。

スイングが良くないと、
ミート率が悪くなるからです。

いきなりコースで実践すると、
上手く打てずにミスショットに
なるかもしれません。

もともと飛距離にばらつきのある人は、
振り幅を小さくすると、
飛んだり飛ばなかったりで、
距離感が合わくなることもあります。

そのため、普段の練習から、
小さい振り幅で打つ練習をすることを
おすすめします。

ハーフショットやクオーターショットで、
どれくらい飛ぶのかを確認して、
距離や方向性を安定させる
練習をすることが大切です。

スピン量が落ちる

振り幅の小さい打ち方をすると、
ヘッドスピードが落ちるため、
スピン量が減ります。

なので、グリーンに落ちてから、
ある程度転がります。

状況によっては、転がりすぎて
グリーンオーバーすることもあります。

そのため、グリーンに落ちて、
すぐに止めたいショットには
向かないかもしれません。

振り幅を小さくする打ち方は、
エッジからピンまで距離がある場合など、
転がりを計算したショットに向いています。

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クラブを短く持つ

番手間距離

番手間の距離を埋める打ち方の2つ目は、
クラブを短く持つ打ち方です。

クラブを短く持つことで、
ヘッドの遠心力が抑えられるため、
距離を落とすことができます。

この方法なら、
ヘッドスピードを強制的に落とせるので、
確実に距離を落とすことができます。

振り幅を小さくする打ち方で
ミスショットが多い人は、
この方法を試してみてください。

フルショットで打つため、
ミスは少なくなるはずです。

シャフトにかかるくらい、
短く持つと、半クラブ~1クラブくらい
飛距離を落とすことができます。

これも、短く持って練習してみて、
飛距離を確認することをおすすめします。

クラブを短く持って打つ練習は、
前足下がりで打つ練習にもなり、
実践的な練習です。

なので、
是非練習に取り入れてみてください。

トップしやすくなる

クラブを短く持つ打ち方は、
体とボールが遠く感じるため、
トップしやすくなります。

そのため、しっかり前傾姿勢を
キープして打つことが大切です。

両ひざ、両肩が
地面と平行のまま打たないと、
アッパーブローのスイングになり、
トップしやすくなります。

そのため、
スイングの悪い癖を治す意味でも、
クラブを短く持って打つ練習は
有効になります。

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スライスで距離を落とす

番手間距離

番手間の距離を埋める打ち方の3つ目は、
スライスで距離を落とす打ち方です。

意図的にスライスを打つことで、
ボールのスピン量が増えて、
飛距離を落とすことができます。

この方法なら、
バックスピンがかかりやすいので、
グリーンに落ちてから、
ボールが止まりやすくなります。

ただし、意図的にスライスを
コントロールする打ち方は、
それなりに技術が必要になります。

打てる、打てないは別として、
スライスを打つ練習は、
有効な練習になります。

なので、
練習の中に取り入れてみてください。

コントロールが難しい

スライスを打つことは、
比較的簡単だと思いますが、
曲がり幅をコントロールすることは、
難しいです。

いつもとスイングが変わるため、
フェース面をコントロールすることが
難しいからです。

スライスを打ち慣れていないと、
スライスがかからなかったり、
逆にフックボールが出ることもあります。

そのため、コースで使うには、
十分な練習が必要になります。

ボールの位置を変える

番手間の距離を埋める打ち方の4つ目は、
ボールの位置を変える打ち方です。

ボールの位置を左足寄りに置くか、
右足寄りに置くかで、
飛ばす飛距離が変わってきます。

ボールの位置を右足寄りにすると、
インパクトでロフトが立って当たるため、
飛距離が出やすくなります。

反対に左足寄りにすると、
ロフトが寝てインパクトするため、
飛距離が落ちます。

この方法は、
クラブによっても変わってきます。

ロフト角の大きいクラブでは、
この方法は有効になりますが、
ロフト角の小さいクラブでは、
思った結果にならないかもしれません。

ロフトが立ったクラブで、
さらにロフトを立てて打つと、
ボールが上がらずに、
飛距離が落ちることがあります。

ヘッドスピードが遅いと、
ロフトが立ったクラブでは、
飛距離のコントロールが難しくなります。

なので、番手の小さいクラブに関しては、
練習で上手く打てるのか、
確認しておく必要があります。

クラブ軌道が変わる

番手間距離

アドレスでボールの位置を変えたら、
同時にクラブ軌道が変わることを
気をつける必要があります。

例えば、
ボールを右足寄りにすると、
インサイドアウトの軌道になりやすく、
左足寄りにすると、
アウトサイドインの軌道に
なりやすくなります。

そのため、ボールを右足寄りにすると、
フックボールになりやすく、
左足寄りにすると、
スライスボールになりやすくなります。

これは、クラブ軌道が体を中心に、
円軌道を描いているからです。

ボールの位置を変えると、
球筋も変わることを
覚えておきましょう。

まとめ

この記事では、
クラブの番手間の距離を埋める方法や、
それぞれの方法で注意するポイントに
ついてお伝えしました。

番手間の距離を埋める方法は、

  • 振り幅を小さくする
  • クラブを短く持つ
  • スライスで距離を落とす
  • ボールの位置を変える

この4つが挙げられます。

それぞれのショットで、
メリット、デメリットがあるため、
状況によって使い分ける必要があります。

例えば、ボールを止めたい状況なら、
スライスを打ってスピン量を
増やす方法が有効です。

また、転がして寄せたいなら、
振り幅を小さくして、
スピン量を減らす打ち方が有効です。

振り幅を小さくする打ち方で、
ミスしやすい人は、
クラブを短く持って打つ打ち方でも、
距離を調整することができます。

いずれの打ち方も、
練習場で試してみないと、
実践で使えないと思います。

なので、
練習場ではいろんなショットを練習して、
打ち方や飛距離を
確認することをおすすめします。

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