難しい冬ゴルフが簡単に思える3つの考え方

冬ゴルフ難しい ラウンド
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冬になると、いつものスコアよりも、
かなり悪くなってしまう。

そんな悩みを持つゴルファーも
多いと思います。


確かに、冬はいろんな面で
ゴルフが難しくなります。

スコア的にも悪くなる傾向があります。

しかし、冬ゴルフには、
他の季節と違うやり方があると思います。

ちょっと考え方を変えるだけで、
冬ゴルフが簡単になるかもしれません。

この記事では、
冬ゴルフが難しくなる理由や、
難易度を下げるための、
考え方についてまとめてみました。

冬芝はなぜ難しいのか?

冬ゴルフ難しい

冬芝が難しいと言われる原因は、
芝が枯れてしおれているからです。

芝が元気なうちは、
ボールを持ち上げているので、
ボールと地面の間にスペースがあります。

なので、多少のダフりでも、
ヘッドが抜けて、
飛距離を出すことができます。

しかし、冬のフェアウェイは、
地面とボールの間に
スペースが無くなります。

そのため、ちょっとダフっただけでも、
飛距離が落ちます。

フェアウェイバンカーからの
ショットに近いと思います。

ボールをクリーンに打てない人には、
ボールが飛ばないため、
スコアを崩しやすい状況です。

飛ばない

冬ゴルフでは、
全てのショットで
飛ばない傾向にあります。

  • 気温が低いため、ボールの弾力性が無い
  • 厚着しているため、体が回りにくい
  • 風が強くなる

といった理由があるからです。

さらに、芝が枯れて
ボールと地面に隙間がないため、
あおり気味のスイングだと、
ダフリやすく飛距離が大きく落ちます。

そのため、少し大きめのクラブで、
コンパクトなショットを
心がけることが大切です。

ロフトが立ったクラブの方が、
寝たクラブよりミスに強くなるからです。

また、
低重心でソールが厚いクラブの方が、
ダフった時にソールが滑ってくれるため、
安定した飛距離になります。

そのため、
アイアンなら低重心アイアンを使ったり、
ユーティリティーやフェアウェイウッドを
使った方が飛距離は落ちません。

アプローチでダフり、トップしやすい

冬芝で最もスコアを崩すのは、
アプローチです。

アプローチは、
ヘッドスピードが遅くなるため、
ちょっとダフると、まったく飛びません。

特に、ロフト角の大きいウェッジは、
ダフるとすぐそこのグリーンに乗らない、
ということもあります。

初心者ならまだしも、
90台や80台の中級者でも、
このようなミスをすることがあります。

ボールにクリーンに当たらないと、
上手くいきません。

しかし、クリーンに当てようとすると、
今度はトップです。

ダフリが嫌で、トップして
大きくオーバーすることもあります。

なので、冬芝のアプローチは、
とても神経を使います。

ウェッジのアプローチで自信があれば、
それでもいいと思います。

でも、冬場のアプローチは、
転がしのアプローチをすることを
おすすめします。

転がしのアプローチなら、
振り幅が小さくて済むし、
ロフト角の小さいクラブの方が、
ミスに強いからです。

なので、グリーン手前に何も無ければ、
転がした方が失敗は少ないです。

グリーンが速くなる

冬芝のグリーンは、他の季節に比べて、
速くなる傾向にあります。

芝が育たずしおれているので、
芝の抵抗が少なくなることが原因です。

特に、順目のラインは、
まったく止まらないこともあるので、
注意が必要です。

さらに、朝が早くて気温が低いと、
グリーンが凍っていることがあります。

凍ったグリーンに直接落ちると、
大きく跳ねて
大オーバーすることもあります。

しかし、何ホールか回ると、
氷が溶けてきて、
逆に止まりやすくなったりします。

氷が溶けると、
グリーンが湿った状態なので、
スピードが遅くなります。

冬のグリーンは、
時間によってもスピードが変わるので、
注意が必要です。

グリーンが凍っているかどうかは、
プレーに大きく影響します。

グリーンが凍っていれば、
グリーンの手前に落とすように、
クラブ選択を考える必要があります。

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良く転がるので飛距離は落ちない

冬ゴルフ難しい

ここからは、
冬場のゴルフが優しいと思える
考え方についてお伝えします。

冬のゴルフは飛ばなくなる、
と良く言われます。

確かに、寒くなると体が動きにくくなり、
キャリーが出なくなるかもしれません。

しかし、冬の枯れた芝は、
夏芝よりも、
転がりやすくなります。

芝の抵抗が少なくなるため、
グリーンと変わらないくらい
転がることもあります。

ドライバーショットは
思った以上に転がりますし、
ハーフトップでゴロのようなボールも、
通常のショットと変わらないくらい
距離を稼ぐことができます。

地面が湿っていなければ、
転がって夏よりも飛ぶかもしれません。

冬のゴルフで飛ばすポイントは、
スピン量少なめで打つことです。

例えば、ロフト調整機能がある場合は、
ロフトを少し立てて使うことも有効です。

調整機能がないクラブでは、
ティーアップを低くしたり、
少しハンドファーストにしたりして、
低い球を打つといいです。

低い球を打つことで、
風の影響も少なくなるので、
ショットも安定しやすくなります。

また、フェアウェイからのショットは、
ダフると飛ばないので、
少しハーフトップ気味のショットを
狙うことも有効です。

クラブヘッドを
直接ボールに当てるイメージで打てば、
ダフらずに打てると思います。

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グリーンが広くなる

冬ゴルフ難しい

冬のゴルフは、
グリーンが止まらない、
と良く言われます。

しかし、グリーンと同じく、
フェアウェイも止まりません。

なので、グリーン周りのフェアウェイも、
グリーンと同じと見なした方がいいです。

グリーン手前の花道に落とすと、
転がってグリーンオン
するかもしれません。

手前で止まってしまっても、
次はグリーンのようなものです。

パターで打っても、
グリーンと同じように転がります。

比較的、グリーンまで距離があっても、
パターで転がしてグリーンオンできます。

芝の抵抗が気になるなら、
PWや9Iでアプローチしたり、
ユーティリティーやチッパーなどなら、
芝の抵抗は少なくなります。

冬場のアプローチは、
できる限り転がすことが鉄則です。

グリーン周りは
グリーンと同じように転がるので、
転がしのアプローチの相性がいいです。

練習を積んで、
自信のあるゴルファーなら、
ウェッジのアプローチでも
いいかもしれません。

しかし、技術がないと、
ザックリしたりトップしたりして、
グリーンに乗らないことがあります。

なので、パターが使えるならパターを、
転がせるなら転がしのアプローチを
選択することで、
冬場のアプローチは優しくなります。

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大きいクラブで軽く打てばいい

冬ゴルフ難しい

冬のゴルフは、
風が強くなりがちです。

なので、フルショットばかりでは、
距離感が難しくなってしまいます。

フルショットだとスピン量が多くなり、
アゲインストが強いと、
吹き上がってしまいます。

逆にフォローが強いと、
どこまででも飛んでいって、
大オーバーになります。

大きくショートすると、
中途半端なアプローチが残ったり

オーバーすると、
難しいアプローチが残ったりして
スコアを崩しやすくなります。

フルショット一択だと、
風の影響で距離感が難しくなります。

そんな時は、大きいクラブで
軽く打つショットが有効です。

大きいクラブで軽く打てば、
スピン量が減るためショットで、
風の影響が無くなります。

例えば、100ヤードの距離でも、
7番アイアンで軽く打ちます。

100ヤードの
ランニングアプローチをする感じです。

このようなショットができれば、
距離感が大きく狂うことはありません。

アゲインストでもフォローでも、
風の影響が少ないので、
グリーンを大きく外すことは
なくなります。

グリーンに乗らなくても、
グリーン周りまで運べて、
あとは転がして寄せれば、
大きくスコアを崩すことはありません。

7番アイアンで100ヤード。

この練習をしておくと、
冬場のゴルフに役立ちます。

フルショットの練習も大事ですが、
1本のクラブで
いろんな距離を打てるようになると、
冬ゴルフの強い味方になります。

まとめ

この記事では、
冬のゴルフが難しくなる理由や、
難易度を下げるための考え方
についてお伝えしました。

冬場は気温が低くなり、
芝生が枯れてしおれてしまいます。

そのため、ボールと地面との間に
スペースがなくなり、
少しでもダフると、
飛距離が大きく落ちます。

また、芝生がしおれている関係で、
グリーンも速くなる傾向にあります。

さらに、気温が低い時には、
グリーンが凍っていて、
直接落ちると大きくオーバーする
危険性もあります。

しかし、難しそうな冬場のゴルフも、
ちょっと考え方を変えれば、
優しくなるかもしれません。

  • フェアウェイは良く転がるので低い球でも飛距離が稼げる
  • フェアウェイからはハーフトップでいい
  • グリーン周りならパターでも転がせる
  • 風が強いなら大きいクラブで軽く打てばいい
  • グリーンに乗らなくてもグリーン周りに行けばいい

このような考えを持つことで、
冬場のゴルフも優しくなるのでは
ないでしょうか?

冬ゴルフが苦手な人は、
少し考え方を変えてみると、
上手くいくかもしれません。

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