冬に飛距離が落ちる4つの理由、工夫次第で防げることとは?

冬ゴルフ ラウンド
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冬場のゴルフは、
飛距離が出なくなり、
思いのほか難しくなります。

いつもの飛距離の10%以上も、
飛ばなくなると言われています。


だいたい1クラブ~2クラブくらいは、
飛ばなくなる計算ですね。

そのことを知らないと、

  • いつもはグリーンに乗せられるクラブなのに、大きくショートする。
  • 超えられるはずの池やバンカーに入れてしまう。

ということが起こり、
大きくスコアを崩すことがあります。

さらには、

  • ナイスショットなのに飛ばない
  • スイングが悪いのか?

となり、必要以上に力んでしまい、
スイングを壊してしまう、
ということも起こります。

でも、冬に飛ばなくなるのは、
普通のことです。

飛ばないなら、
飛ばないなりのゴルフの組み立てをする
ことが大切です。

しかし、ボールが飛ばないと、
力んでしまうのは
仕方ないことかもしれません。

飛距離が出ないと、
やはりゴルフが面白くないですよね。

工夫次第では、
少しでも飛距離のロスを
防げるかもしれません。

飛距離が落ちる理由を知って、
適切な対策をすれば、
少しでも夏場の飛距離に
近づけるかもしれません。

この記事では、
冬に飛距離が落ちる理由と、
飛距離が落ちないようにする対策について
まとめてみました。

体の動きが悪くなる

冬ゴルフ

寒くなると、
気をつけたいのは、
体の動きが悪くなることです。

寒さで体が硬くなり、
回転できなくなるため、
ボールが飛ばなくなります。

また、無意識に猫背になっていると、
それが回転の妨げになることもあります。

なので、ラウンド前や、ラウンド中に、
マメにストレッチをすることを
おすすめします。

背筋を伸ばしたり、
体を回したり、
屈伸運動をすれば、
体が温まると思います。

少しでも、
体が動ける状態でスイングすることで、
飛距離のロスも防げるでしょう。

服装にも工夫が必要

気温が低いと、
どうしても厚着になりがちです。

しかし、それでは服が邪魔になって、
動きが悪くなります。

十分にスイングできる服装でないと、
飛距離にも影響します。

分厚いセーターやジャンパーを着るより、
薄くても暖かいウェアがあります。

最近のゴルフウェアは進化していて、
暖かいけど動きやすい
ヒートテックのウェアが
たくさん出ています。

そのようなウェアでゴルフをすれば、
スイングへの影響も少なくて済みます。

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ボールの反発力が無くなる

冬ゴルフ

ゴルフボールは、
打った時に潰れて、
元の形に戻ろうとする力で飛んでいきます。

しかし、温度が低くなると、
その力が弱くなるため、
飛距離が落ちます。

常温のボールと、
冷蔵庫で冷やしたボールでは、
同じ条件で弾ませても、
弾み方は変わってきます。

ボールの温度が低くなって、
反発力が落ちるのも、
冬に飛距離が出なくなる原因の一つです。

しかし、飛ばないからといって、
使い捨てカイロなどでボールを温めると、
ルール違反になります。

競技ゴルフなら、
失格になるので注意しましょう。

使い捨てカイロで温めるのはダメでも、
ポケットに入れて置くことは
違反ではありません。

ボールが少しでも冷えないように、
ティーショットの直前まで、
ポケットに入れておくことはできます。

セカンドショット以降は、
ボールをポケットに入れられませんが、
ティーショットだけは
少しでもボールを冷やさない、
という工夫ができると思います。

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シャフトがしならない

冬ゴルフ

ゴルフクラブは、
スイングしたときにシャフトがしなり、
そのしなり戻りの力を利用して、
ボールを飛ばしています。

シャフトのしなりが大きい程、
ボールは飛びます。

しかし、気温が低くなると、
クラブのシャフトもしなりにくくなります。

さらに、
クラブヘッドのねじれも小さくなるので、
クラブフェースも返りにくくなります。

したがって、
スライスが出ることもあり、
さらに飛距離が落ちます。

しかし、クラブあらかじめ
交換しておくことができます。

冬ゴルフに備えて、
少しスペックを落としたクラブを
使うことができるのです。

最近のクラブでは、
自分でシャフトを
交換できるモデルもあります。

冬はシャフトがしなりにくい
ということを見越して、
少し柔らかいシャフトを使う人もいます。

そういったクラブを利用すれば、
少しでも飛距離のロスを
抑えられるかもしれません。

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芝が枯れている

冬ゴルフ

冬場から春先にかけては、
芝が枯れて寝た状態になります。

なので、地面とボールの間に、
あまり隙間がありません。

したがって、
フェアウェイバンカーに近い状態になり、
ちょっとダフると
飛距離が大きく落ちることがあります。

むしろ、ラフに入った方が、
球と地面の間に隙間ができて、
打ちやすくなります。

芝がしっかり生えた状態だと、
練習場のマットに近い状態になり、
多少ダフッても飛距離が落ちません。

夏場と同じ感覚で打つと、
思った以上に飛ばないことがあります。

冬場のフェアウェイは、
クリーンヒットすることが大切です。

芝を削らないように打てば、
大きく飛距離が落ちることが
なくなります。

なので、
いつもよりコンパクトなスイングで、
ミート重視で打つことをおすすめします。

乾燥していればランが出る

冬場は気温が低くなり、
飛ばない要素ばかりになります。

しかし、フェアウェイもラフも、
芝が枯れてしまうので、
ボールが転がりやすくなります。

乾燥して地面が乾いていれば、
夏場より飛距離が出る場合もあります。

キャリーの飛距離は落ちても、
転がって距離を稼げることがあります。

ドライバーの飛距離だけを見て、
冬場も夏場と飛距離は変わらない、
と思う人がいるかもしれません。

でも、キャリーの飛距離は落ちています。

夏場と同じクラブ選択をすると、
大きくショートして
スコアを崩すこともあるので、
注意が必要です。

乾燥して地面が硬くなっていれば、
いつも以上にランが出て、
飛距離があまり落ちない、
ということは覚えておいてください。

ドライバーは飛んでも、
アイアンは飛ばない、
ということを知っていれば、
クラブ選択でスコアを崩すことも
少なくなるでしょう。

まとめ

この記事では、
冬にボールが飛ばない理由と、
飛距離が落ちないような対策について
お伝えしました。

冬に飛距離が落ちる理由は、

  • 体の動きが悪くなる。
  • ボールの反発力がなくなる。
  • シャフトがしならない。
  • 芝が枯れている。

これら4つの原因に対する対策は、

  • マメにストレッチをする
  • 機能的で暖かいけど動きやすい服装にする
  • ティーショットの直前までボールをポケットに入れておく
  • 柔らかめのシャフトを使用する
  • コンパクトなスイングでクリーンヒットを心がける

冬場に飛ばなくなる原因を知って、
適切に対策することにより、
少しでも飛距離のロスを防ぐことができます。

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