スコアの生命線にもなる!9番ウッドで失敗しやすい3つの場面

9番ウッド 道具選び
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最近では、飛び系アイアンの出現により、
5番、6番アイアンを使わない
ゴルファーが増えています。

そのため、
フェアウェイウッドとアイアンの
間の距離を打つクラブを探す人も
多いのではないでしょうか?


候補として挙げられるのは、
ユーティリティーや、
7番、9番ウッドあたりになると思います。

その中でも、9番ウッドは、
打ちやすくてグリーンで止まる球が打てる、
夢のようなクラブです。

180ヤードくらいのピンを狙えるため、
女子プロの使用率も高いと思います。

しかし、
そんな9番ウッドにも弱点はあります。

デメリットを知らないで使用すると、
大失敗することも…

この記事では、9番ウッドのメリットや、
失敗しやすい場面について
まとめてみました。

9番ウッドのメリット

9番ウッド

9番ウッドのメリットは、
高い球が打ちやすいことです。

飛距離は4番アイアンと同じくらいですが、
はるかに高い球を打つことができます。

そのため、高く上がって、
グリーンで止まる球を
打つことができます。

例えば、4番アイアンで
180ヤード飛ぶゴルファーなら、
180ヤードのショットで、
グリーンに止まる球が
打てるということです。

ユーティリティなら転がって
グリーンオーバーするショットでも、
9番ウッドなら、
グリーンオンすることができます。

なので、
9番ウッドを使う女子プロは多いです。

女子プロの試合が行われるコースは、
年々長くなり、
セカンドショットで
180ヤード以上残るホールも多いです。

パー3でも、
180ヤード以上のホールがあり、
そんなホールでも
バーディーが求められます。

飛ばない女子プロにとっては、
非常に苦しくなりますね。

でも、9番ウッドを使えば、
バーディーチャンスに着けられる。

まさに、スコアの生命線にも
なり得るクラブです。

男子で最初に使い始めたのは、
片山晋呉プロです。

最近では、男子でもDジョンソンや、
Tフリーとウッドなども、
使用しているようです。

300ヤードを超える
ハードヒッターでも使用するのは、
それだけメリットがある
ということだと思います。

やはり、ロングアイアンで打つ距離で、
止まるボールが打てるのは、
それだけで有利ですね。

9番ウッドを使うメリットは、
アベレージゴルファーでも共通です。

ミドルアイアンで打たなければいけない、
150~180ヤードくらいの距離を、
ショートアイアンみたいな弾道で
攻められます。

なので、プロでもアマチュアでも、
9番アイアンを使う価値は
あると思います。

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風の影響を受けやすい

9番ウッド

ここからは、
9番ウッドのデメリットについて
お伝えします。

9番ウッドは、
高く上がる分、風に弱いのが
デメリットと言えます。

弾道が高いため、
向かい風のショットをすると、
吹き上がってしまい、
大きくショートします。

かといって、意図的に低い球を打つのは、
なかなか難しいです。

アイアンのように
フェースをかぶせて打っても、

スピンがかかり過ぎて
さらに吹き上がったり

ヘッドの上の方に当たって
天ぷらになったりします。

なので、アイアンのように、
意図的に低い球を打つのには、
向いていないと思います。

向かい風が強い場合は、
ユーティリティーやアイアンを
選択することをおすすめします。

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左足上がりで距離が落ちる

9番ウッド

9番ウッドは、
ロフト角が24度くらいです。

5番ユーティリティや、
5番アイアンと同じくらいです。

低重心でソールが厚いため、
9番ウッドの方が、
はるかに高い球が出ます。

そのため、左足上がりのライからは、
高く上がり過ぎて、
飛距離が落ちます。

上に向かって打っているイメージなので、
左足上がりが強いと、
高く上がってほとんど飛距離が出ない、
というショットになります。

高く上がりすぎて、
距離のコントロールが
できないかもしれません。

なので、左足上がりのショットでは、
9番ウッドよりもアイアンや
ユーティリティーを
使う方がいいと思います。

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つま先上がりで引っかけやすい

9番ウッド

9番ウッドは、高く上がるクラブですが、
つま先上がりのライでは、
左に飛びやすくなります。

つま先上がりでは、
ロフト角が大きいクラブほど
クラブフェースが左を向くからです。

また、スイングが横振りになりやすいため、
ボールが上に上がりやすいクラブほど、
左に曲がりやすくなります。

平地では上に上がる球が、
つま先上がりでは斜めに上がっていく、
というイメージになります。

そのため、
ミドルアイアンよりショートアイアン、
5番ウッドより9番ウッドの方が
左に引っかけやすくなります。

しかし、9番ウッドの場合は、
ロフト以上に高く上がるため、
思った以上に左に引っかける
恐れがあります。

それは、

  • ロフト角が大きい
  • ヘッドの重心が後ろにある
  • シャフトが長いので、横振りになる

という理由からです。

なので、つま先上がりからは、
目標をかなり右に設定するか、
左に飛ばない打ち方が必要になります。

左に引っかけないようにするには、

  • クラブを短く握る
  • フェースをオープンにする

といった工夫が必要です。

しかし、
やり過ぎると右に飛んだりするので、
つま先上がりが強い場合は、
アイアンかユーティリティーの方が、
失敗は少ないと思います。。

まとめ

この記事では、
9番ウッドのメリットや、
失敗しやすい場面について
お伝えしました。

9番ウッドは、
4番アイアンくらいの飛距離ですが、
高く上がって止まる球が打てるので、
飛距離が出ないゴルファーには、
強い見方になるクラブです。

しかし、高く上がるだけに、

  • 風の影響を受けやすい
  • 左足上がりで飛距離が落ちる
  • つま先上がりで引っかけやすい

といったデメリットがあります。

意図的に低い球を打つのが難しく

ロフトを立てて打つと、
スピンがかかりすぎたり、
フェースの上に当たって
天ぷらになったりします。

なので、

  • ミドルアイアンやユーティリティーでグリーンに乗せられる
  • ヘッドスピードが速い

といったゴルファーには、
あまり向いていないと思います。

しかし、ヘッドスピードが遅いけど、
150~180ヤードくらいを、
グリーンオンさせたい

といったゴルファーには、
使う価値があると思います。

購入で迷っている人は、
参考にしてみてください。

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