ドライバーを使わないとゴルフは上達しないのか?

ゴルフドライバー ラウンド
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ドライバーはOBが出る。
スプーンやクリークと飛距離が変わらない。
という理由からドライバーを使わないという人もいます。

まったく安定しないクラブを使うより
自信のあるクラブを使うのは間違っていないと思います。


しかし、一方でドライバーを使わないと上達しない、
ともいわれています。

実際のところはどうなのでしょうか?

この記事では、ドライバーを使わないとどんなメリット、デメリットがあるのか、
本当にドライバーを使わないと上達しないのかという疑問についてお話したいと思います。

ドライバーを使わないメリット

ドライバーを使わないことにより、
初心者は間違いなくスコアアップできます。

距離も方向性も不安定なクラブを使うより、
安定したクラブを使う方が
圧倒的にスコアがよくなります。

ティーショットが安定してくる

ドライバーはスプーンやクリークと比べて、
右に曲がりやすいクラブです。

最近のクラブはヘッドが大きくなって当たりやすくなっていますが、
その分ヘッドが返りにくくなっています。

なので、クラブフェースが開いて当たりやすく
スライスしやすくなっています。

一方、クラブヘッドが小さいフェアウェイウッドは、
ヘッドが返りやすく左に飛びやすいクラブです。

なので、右に飛びやすい初心者は、
ドライバーを使わずフェアウェイウッドでティーショットした方が
いいスコアが出やすいです。

ドライバーがうまく打てないで100切りできない人は、
フェアウェイウッドでティーショットをすると
あっさり100切りできるかもしれません。

ボールの位置があまり変わらず打てる

14本のクラブの中で、
5センチもティーアップして打つのは
ドライバーだけです。

ボールの位置がかなり左足よりなので、
打つのに違和感があると思います。

初心者は当てにいくスイングになるかもしれません。

ボールに当てにいくスイングが染み付くと、
アイアンでシャンクしたりスライスする原因になります。

ドライバーを打たなければ、
ボールの位置はあまり変わらず打つことができます。

ティーアップも低いので、
違和感なく打てるのではないでしょうか?

ボールの位置があまり変わらないことで
打ちやすくスイングも覚えやすいかと思います。

すべてのクラブで同じように打てる

ドライバーはアッパーブロー、
アイアンはダウンブローに打つようにすることは、
初心者にとっては難しいことです。

アイアンとドライバーの打ち方を変えなければいけない
と思うかもしれません。

でも、2つの打ち方を打ち分けることは難しいです。

ドライバーは打ててもアイアンは打てない、
アイアンは打ててもドライバーは打てない、
ということが起こります。

ドライバーを使わないことで、
ダウンブローのスイングに集中できます。

フェアウェイウッドも上からぶつける打ち方で
何とか飛ばすことができます。

同じ打ち方に集中できることで、
上達も早まるかもしれません。

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ドライバーを使わないデメリット

ドライバーを使わないことで、
ティーショットが安定して
スコアアップが期待できます。

スプーンとアイアンでは、
ボールの位置が数センチくらいしか変わらないので
すべてのクラブで違和感が少なく打つことができます。

ドライバーを使わなくても
ある程度上達することはできます。

しかし、ドライバーを使わないデメリットはあります。

残り距離が長くなる

ドライバーを使わないと、
ティーショットで2~30ヤード距離が落ちます。

そのため、グリーンまでの距離が長くなることになります。

例えば、ドライバーを使えば残り120ヤードのところが、
フェアウェイウッドでティーショットすることで
150ヤード残ることになります。

ドライバーだとショートアイアンで打てるのに、
フェアウェイウッドだとミドルアイアンの距離が残ります。

もっと長いホールなら、
ドライバーだと2オンできるのに
フェアウェイウッドだとできない
ということになります。

つまり、ドライバーを使わないことで、
バーディーが取れる可能性を低くしています。

ドライバーが打てる人と比べると不利になる

競技ゴルフなどをする人は、
ドライバーを使わないと不利になります。

競技ゴルフはバックティーから打つので、
距離が長くなります。

フェアウェイウッドで他の人のドライバーより飛ばせるならいいですが、
なかなかそうはいきませんよね。

やはり、飛距離は出た方が、
楽にゴルフができるはずです。

バックティーからプレーしたり、
アゲインストの強いハードな状況では
ドライバーが打てた方が楽になります。

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最終的にドライバーもアイアンも同じように打てなければいけない

スイングを作っていく上で、
最終的にはドライバーもアイアンも
同じ打ち方で打てることが大切です。

ボールの位置の違いだけで、
ダウンブロー、サイドブロー、アッパーブローと
打ち分けるのが理想の打ち方です。

クラブヘッドをボールにぶつける打ち方で、
フェアウェイウッドまでは打てるかもしれません。

しかし、当ていくスイングが染み付くと、
シャンクやスライス、引っかけなどのミスが増えるようになります。

ドライバーを使わないことで、
当てることがうまくなり
ある程度の上達はできるかもしれません。

80台のスコアまでは出せるかもしれません。

しかし、打ち方自体がよくないと、
それ以降伸び悩む可能性があります。

逆に、いい打ち方になれば、
ドライバーも飛ぶようになります。

なので、ドライバーをまったく使わないのではなく、
練習はしておくことはおすすめします。

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結論

ドライバーは真っすぐ打てないうちは、
フェアウェイウッドでティーショットすれば
いいスコアが出るかもしれません。

クラブヘッドをボールにぶつける打ち方で
フェアウェイウッドまでは打てるからです。

しかし、打てないからという理由で
ドライバーを全く使わないと、
それ以上の上達は望めません。

ある程度まで上達すればいい、
という考えならドライバーを使わない
という選択肢もありだと思います。

しかし、80台や70台を目指すなら、
ドライバーも練習しておいた方がいいと思います。

ドライバーもフェアウェイウッドも
同じスイングで打てるのが本来のスイングです。

また、飛距離を出すことでゴルフが楽になります。

まっすぐ打てないうちはコースで使わない、
という戦略もありますが
まっすぐ打てるように練習をしておくことは大切です。

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