練習場のナイスショットがコースで出ない!見落としがちな5つの理由

ゴルフ コースで打てない 練習法
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練習場ではいいショットが出るのに、
コースに行くと
ダフりやトップの繰り返し…

そんな悩みを持つ人も多いと思います。


前日の練習ではショットは完璧!

でも、なぜかコースでは、
練習場のショットが出ません。

その理由は、
ゴルフは他のスポーツと違って、
練習と本番の環境が大きく違うからです。

なので、
できるだけ本番に近づけるように、
練習方法を工夫する必要があります。

この記事では、
コースでもうまく打つための、
練習方法についてまとめてみました。

コースで打てない理由

コースと練習場では、
環境が大きく違います。

練習場のいいショットが、
コースで出ない理由は
次のことが考えられます。

  • 練習場でもミスは多い
  • 失敗がスコアロスにつながる
  • 平らな場所からのショットが少ない
  • 狙った方向にアドレスしにくい
  • ハザードを避けなければいけない

それでは、
一つづつ見ていきましょう。

練習場でもミスは多い

コースで打てない

練習場でいいショットが打てても、
それと同じ数だけダフったり、
スライスをする、
という人も多いと思います。

いくら、いいショットが出ても、
悪いショットも出るようでは、
コースではうまくいきません。

練習場は平らで、
最もやさしい場所から打つことができます。

コースに行ったら、
そんな状況で打てることは少なくなります。

コースでは、
練習場の最悪なショットが出る、
と考えておきましょう。

しかし、
毎回いいショットを続けることは、
練習場でも難しいです。

まして、
コースで完璧なショットを続けるなんて、
プロでもできないでしょう。

大切なのは、
いいショットと悪いショットの差を
減らして行くことです。

あたりが悪くても、
そこそこ真っすぐ行って、
コース内に収まる。

そんなショットを毎回繰り返す方が、
スコアは良くなります。

失敗がスコアロスにつながる

コースで打てない

ゴルフのショットは、
一発勝負です。

OBを打ったら、
それで2打消費します。

しかし、練習場では、
失敗が許されます。

3回打って、1回いいショットが出れば、
それで満足しているのかもしれません。

練習場では、
いくらでも失敗することができて、
うまく調整すれば、
ナイスショットも何発か出ます。

しかし、それではコースで
ナイスショットは出ません。

練習場では、少なくとも、
60%以上は納得できる
ショットが打てる必要があります。

コースでは、
練習場の最低のショットが出る、
と言われています。

ナイスショットを求めるより、
最低ラインのショットを
いかに良くするかが、
練習では重要になります。

平らな場所からのショットが少ない

コースで打てない

練習場でのショットは、
平らな場所から打てる、
最高の環境です。

実際のコースでは、
平らな場所からのショットは、
ほとんどありません。

大きな傾斜もありますが、
平らに見えて微妙に
傾斜していることもあります。

コースでは、
それらの傾斜も意識する必要があります。

意識しないで、
練習場と同じように打つと、

ダフったり、
トップしたり、
スライスしたり、

思わぬミスショットで、
スコアを崩してしまいます。

そもそも、練習場と同じように、
力いっぱい打っていませんか?

練習場のような、
平らな場所なら、
それでも打てるかもしれません。

でも、傾斜地から打つ場合は、
ほとんど当たらなくなります。

狙った方向にアドレスしにくい

コースで打てない

狙った方向に正しくアドレスする。

これは、
簡単なようで難しいことです。

多くのゴルファーは、
このことをあまり意識していません。

しかし、意識して練習しないと、
コースではできません。

狙った方向に正しくアドレスできないと、
いいショットはできなくなります。

例えば、目標より大きく右を向いたら、
ボールも右に飛んで行きます。

スイングだけ目標方向に振ると、
カット打ちになったり、
引っかけたりします。

練習場はマットの上から打つので、
マットの方向に
アドレスすることができます。

決まった方向にアドレスできれば、
ある程度決まった方向に
打つことができます。

しかし、コースでは、
狙った方向がわかるものがありません。

狙った方向とは、
まったく違うアドレスを
取ることがあります。

ハザードを避けなければいけない

コースで打てない

コースにはOBや池などのハザードがあり、
あなたはそれらを
避けて打たなければいけません。

ハザードはあなたにとって、
大きなプレッシャーになります。

ハザードのプレッシャーは、
あなたのスイングに影響を及ぼします。

例えば、右がOBなので、
左を向いて打ったら、
余計スライスしてOB

そんな経験は無いですか?

練習場なら、
そんなプレッシャーなく
打つことができます。

しかし、コースでは
決められた場所に
打たなければいけません。

これも、
練習場とコースの大きな違いです。

ボールの行方が気になる

コースで打てない

コースでは、練習場以上に、
ボールの行方が気になります。

コースにはOBやハザードがあり、
失敗が即スコアロスにつながります。

そのため、ラウンド経験が少ないほど、
ヘッドアップが早くなります。

ヘッドアップが早くなれば、
ボールに当たらなくなります。

ダフリやトップになりやすくなり、

体が早く開けば、
ボールもスライスして、
飛ばなくなります。

スイングの中心は頭にあります。

中心が動き過ぎると、
ボールは芯に当たりにくくなります。

なので、コースでも、
頭の位置を極力変えないように、
意識することが大切です。

これらのように、
練習場とコースでは
環境が大きく違います。

いつも通り打っているつもりでも、
上手くいかないことの方が多いです。

では、どのような練習をすれば、
コースの環境に近づけられるのでしょうか?

ここからは、
練習場のショットを
コースで再現するための
練習法についてお伝えします。

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フルショットばかり練習しない

コースでは、ほとんどの場合、
平らな場所はありません。

時には、傾斜の強い場所から、
打たなければなりません。

傾斜が強い場所では、
バランスを保つために、
振り幅を小さくして打つ必要があります。

また、グリーンを狙うショットでは、
フルショットよりも、ハーフショット、
クウオーターショットの方が、
成功率も上がります。

そのため、フルショットばかりでは、
打つことができないこともあります。

なので、
フルショットの練習ばかりする人は、
コースでは上手く打てません。

練習場では、
ハーフショットや
クウオーターショットで、
距離をコントロールする練習も
重要になります。

ハーフショットや
クウオーターショットができれば、
フルショットも良くなります。

同じクラブで距離を
落として打つことができれば、
ショットの引き出しもできて、
上達も速くなります。

なので、
練習場ではフルショットばかりではなく、
ハーフショットやクウオーターショットの
練習もすることをおすすめします。

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いろんな場所を狙う

ほとんどのゴルファーは、
練習場ではマットの方向にアドレスして、
練習していると思います。

マットの方向なら、
正しくアドレスしやすいので、
ナイスショットも出やすいです。

しかし、コースでは、
練習場のようなマットはありません。

なので、目標に対して、
正しくアドレスすることが、
難しくなります。

目標より右を向けば、
当然右に飛びやすくなります。

ミスショットがアドレスのせい、
ということがわからないと、
スイングを変えたくなります。

しかし、そのミスは、
スイングのせいではないかもしれません。

右に飛ばないように、
左の方に振れば、
カット打ちになって、
スライスするかもしれません。

コースでうまく打つためには、
目標に対して
正しくアドレスすることが重要です。

そのためには、狙う方向を変えて、
マットの方向以外に
打つ練習をおすすめします。

狙いを変えただけで、
途端にショットが悪くなる、
ということもあるかもしれません。

アドレスが目標方向を向いていないと、
ボールは目標方向に飛びません。

ショットの前に、
両足の前にクラブを置いてみると、
どこに向かって
アドレスしているかわかると思います。

コースで上手く打てない人は、
練習場でマットとは別の方向に
打ってみることをおすすめします。

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コースをイメージする

練習場は、
どこに打っても関係ありませんが、
コースには、池やOB、林など、
打ってはいけない場所があります。

それらのハザードが、
スイングに影響します。

練習場と同じように
スイングしているつもりでも、
ハザードを意識して、
自然に体が動いてしまいます。

練習場で
まっすぐ打つことだけを意識していると、
このような事態に対応できません。

例えば、右に打ちたくないから、
左の方にスイングして、
アウトサイドインが強くなり、
余計にスライスする。

これは良くあることです。

同じホールで、
いつも同じミスをしてしまう。

というのも、
このことが原因かもしれません。

コースで上手く打つためには、
練習場でもコースを
イメージしてみることをおすすめします。

例えば、

距離看板より右に打ったらOB

旗と旗の間を通すように打つ

など、コースの状況をイメージして、
コースで打つのと同じ気持ちで、
打ってみてください。

そうすれば、よりコースに近い気持ち、
打ち方がわかってくるはずです。

まとめ

この記事では、
練習場のいいショットが
コースで出ない理由と、
コースでいいショットを打つための
練習法についてお伝えしました。

コースで上手く打てない理由としては、

  • 練習場でもミスは多い
  • 失敗がスコアロスにつながる
  • 平らな場所からのショットが少ない
  • 狙った方向にアドレスしにくい
  • ハザードを避けなければいけない

などが考えられます。

練習場とコースでは、
環境が大きく違います。

なので、
ただボールを打っているだけでは、
コースでの環境の変化に対応できません。

  • 傾斜地でも打てるように、ハーフショットやクウオーターショットを練習する
  • 目標に向かってアドレスするため、違った方向を向かって打つ
  • ハザードに惑わされないようにコースをイメージしてみる

など、練習方法を工夫すれば、
なぜコースで打てないのかが、
理解できるかもしれません。

コースで上手く行かない人は、
参考にしてみてください。

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