左打ちでイップスを克服した服部真夕の話が参考になる件

服部真夕 トーナメント
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週刊ゴルフダイジェスト8月4日号より引用

コロナの影響でのびのびになっていた女子ゴルフの開幕戦
アースモンダミンカップ。



その中で私が最もびっくりしたのは、
左打ちでアプローチをする服部真夕選手でした。

バンカーのそばや木のそばなど、
スタンスの取れない場所でやむを得ず
左打ちをすることはあります。

とりあえず出すだけのショットです。

しかし、繊細なアプローチショットで
ショットは右打ちなのにアプローチだけ左で打つのは初めて見ました。

調べてみると服部真夕選手は
7年もの間アプローチイップスで悩んでいたようです。

実は、アプローチイップスを克服する過程は、
アプローチの苦手なアマチュアにも参考になります。

週刊ゴルフダイジェストに載っていた
服部真夕選手のアプローチイップスの記事が
アプローチで悩むアマチュアの参考になると思ったのでシェアしたいと思います。

アプローチイップスとは

アプローチイップスとは、
サンドウェッジなどのクラブでアプローチをするとき、
ダフリやトップを嫌がるあまり
微妙な手の動きができなくなる病気のことです。

普段の練習では問題なく打てるのに
コースに出ると力が入って飛びすぎたり
ダフりやトップでグリーンに乗らなかったりします。

練習では失敗してもいいという気楽な気持ちで打てるけど、
コースは一発勝負

失敗ができないという意識が働くと
いつものショットができなくなるのです。

絶対寄せたいと思うほど
自分にプレッシャーがかかり
練習通りのショットができなくなります。

症状がひどくなると、すぐ近くのグリーンにすら
乗せることすらできなくなります。

アプローチイップスになるとショットにまで影響します。

とにかく、パーオンしなければパーが取れなくなります。

それどころか、アプローチを失敗して
ダブルボギーもあります。

絶対にグリーンに乗せなければいけない
と思うと、ショットにプレッシャーがかかります。

その反対に、
グリーンを外してもパーが取れる
と思うと気楽に打てていいショットにつながります。

この差は大きいです。

普通にパーかボギーで上がれるところを
ボギーやダブルボギーまであるのですから。

思うようなスコアが出なくなると、
ゴルフが嫌いになる人も多いと思います。

アプローチイップスはそれほど恐ろしい病気です。

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アプローチイップスで苦労した話はアプローチの参考になる

お伝えしたように、
アプローチイップスはアプローチのとき
手が思うように動かなくなる恐ろしい病気です。

しかし、アプローチイップスで悩む人の話を聞くと
とても参考になります。

それは、手が思うように動かない中で考えた
優しくできるアプローチの方法だからです。

服部真夕選手の話を例にすると、

パターや4UTを使い乗り切ってきたアプローチにも限界があった。「どうしてもキャリーが必要な状況がある。チッパーも考えましたがキャリーの面ではUTと同じ。だったら11UTをと勝手にネットで買い、構えてもらうと『ウェッジに見える』というのですぐに断念。ずっと5Yが90Yより遠かったんです。ゴールはすぐそこにあるのに」

週刊ゴルフダイジェスト8月4日号

できる限りウェッジを使わない、
という気持ちが伝わってきますね。

11UTなんてクラブがあることは
この記事を読んで初めて知りました。

アプローチイップスの人にとって
ちょっと上げてキャリーを出す
ということがすごく難しいことがわかります。

やはり、アプローチは転がしたほうが優しいということですね。

一般的に、アプローチイップスに悩んだプロがまず試すのが
ロフトの少ないクラブで転がすことです。

例えば、4番アイアンや5番アイアンから始めて、
徐々にロフトのあるクラブを試すそうです。

ロフトの立ったクラブなら少しでも上がるので
パターで打つより芝の抵抗が少なくなるからです。

パターなら芝の抵抗で止まってしまう場所でも、
少しでもジャンプさせることで
グリーンに乗せることができます。

今ならユーティリティがあるので、
パターに近い感覚で打てます。

これはアマチュアでも真似できます。

ユーティリティをパターと同じように打てば
手前の芝をちょっとジャンプして
うまくグリーンに乗せることができます。

うまくいけば寄せワン、
悪くても3打で納めることができるわけです。

ソールが厚いので少しくらいダフっても大丈夫、
トップ気味に入っても大きな失敗はないので
グリーン周りから優しく寄せるには
パターやユーティリティーを使うのがおすすめです。

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左打ちの何が良かったか?

実際、左打ちの何が良かったのでしょうか?

服部真夕選手は、余計な手首の動きがなくなったために
スムーズに打てるようになったようです。

小さな動きでも手首の余計な動きがでるんですが、左なら大丈夫だった。

週刊ゴルフダイジェスト8月4日号

イップスの特徴として、
右手で打ちに行こうとすることが挙げられます。

利き腕である右手が反応して、
ボールに当てに行こうとする動作です。

ボールに当てに行こうとする動作で
距離や方向がばらつきます。

思うようなアプローチができずに
距離感がわからなくなってきます。

強く入りすぎるのを防ぐため
右手首のコックが早くほどけてしまうと
すくい打ちになってダフリやトップが出るのです。

右利きがゆえに、
右手が過敏に反応してしまいます。

右手が余計な動きをして
スイングを止めてしまうために
ダフリやトップが出るのです。

これを左打ちにすることで、
右手がクラブをリードする側に回ります。

左手はあまり器用に動きませんから
余計な動きをしなくなります。

なので、右手のリードで
スムースなスイングをすることが
できるようになったんだと思います。

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アマチュアが簡単にまねできるか

では、実際にアマチュアが左打ちアプローチをまねできるでしょうか?

プロはアマチュアとはくらべものに
ならないほどの球数を練習しています。

スイングバランスを整えるため、
左打ちの練習もしています。

プロの場合はそんな環境の中で練習しています。

一方、アマチュアの場合は、
打ちっ放し練習がほとんどです。

周りに人がいる中で打たなければいけません。

なので、いきなり左打ちの練習をするのは難しいと思います。

慣れていない左打ちをすると
シャンクなども出るので
周囲に迷惑をかけるかもしれないです。

そうでなくても、左打ちの人が隣にくると
右打ちと向かい合うことになるので
うっとうしがられます。

練習するとしたら、
周囲に人がいないアプローチ練習場か
自宅で練習できるネットなどがあれば
左打ちの練習ができると思います。

しかし、左で打つ習慣のない人が
いきなり打つことはかなり難しいと思います。

それは、脳みそが左打ちの脳になっていないからです。

左打ちでスムーズに打てるまでは
かなりの球数を打たなければならないでしょう。

それより、クロスハンドのアプローチをするのが現実的です。

クロスハンドにすることで、
余計な手の動きを抑えることができます。

しかし、クロスハンドを試す場合、
いきなり上手くいかない可能性が高いです。

ボールに当てに行こうとする意識がある場合、
空振りする可能性もあります。

それは、右手を使ってうまく当てていた証拠でもあります。

右手のコックをうまくほどいて
ボールに届かせていたのです。

なので、クロスハンドで上手く打てるようになるまで
辛抱強く練習が必要になります。

あるいは、両脇にタオルを挟んで
落とさないように打つ練習も有効です。

それは、こちらの記事を参考にしてください。

いずれにしても悪癖を修正するのは
容易なことではありません。

最初はうまくいかなくても
辛抱強く練習を重ねることが大切です。

まとめ

この記事では、服部真夕選手が
アプローチイップスで悩んでいた過程が
我々アマチュアにも参考にできることをお伝えしました。

手が思うように動かなくなる中で、
プロゴルファーはまず転がしのアプローチを選択しています。

ウェッジでのアプローチがどうしても苦手な人は、
できる限り転がしのアプローチをおすすめします。

パターで抵抗がなさそうな場所からは
パターで打った方が絶対寄せられます。

ちょっと抵抗がある場所からは
ユーティリティーなどのロフトのないクラブで
ちょっとジャンプさせて転がすアプローチを
試してみてください。

そして、どうしてもウェッジを使わなければならない状況では…

さすがに、アマチュアが左打ちをまねることは難しいので
クロスハンドのアプローチ練習や
両脇にタオルを挟んだアプローチ練習を試してみてください。

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