カッコ悪いと言うなかれ!チッパーが活躍する4つのシチュエーション

チッパー 道具選び
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もう少しでパーオンなのに、
そこから寄せられない。

パーが取れそうな位置から
ボギーになってしまう。


そんな悩みを持つ人も多いと思います。

パターなら寄せられるのに、
アプローチで寄せられないのは、
悔しいですよね。

そんな、アベレージゴルファーの
イライラを解消してくれるクラブが、
チッパーです。

チッパーを使えば、
グリーン周りのアプローチの失敗は
激減します。

それどころか、
寄せワンやチップインの回数も
増えてきます。

なぜなら、ラフにあるボールでも、
ロングパットと同じように
寄せられるからです。

しかし、チッパーを使う人は、
アプローチが下手、
というイメージがあり

カッコ悪い
ダサい
ずるい

と思う人も多いかもしれません。

でも、ゴルフは上がってなんぼ

ウェッジを使っても、
失敗してスコアが悪くなっては
本末転倒です。

チッパーは、
ルールに適合したクラブです。

チッパーを使うことで、
あなたのスコアが劇的に
良くなるかもしれません。

この記事では、
チッパーが役立つ場面に
ついてまとめてみました。

チッパーとは

チッパーとは、
パターのように打てるクラブで、
アプローチ専用に作られています。

形状はパターに似ていて、
ロフトが付いているクラブです。

ライ角は70°くらい。

ウェッジよりもかなり、
アップライトに作られています。

なので、必然的に、
ボールの近くに立って
アップライトに打つように
できています。

パターのように打つと、
ボールが上がって、
その後転がって行きます。

なので、ピッチエンドランや
ランニングアプローチをするのに、
最適なクラブです。

チッパーは、
さまざまなロフト角の物があります。

ロフト角は、35度から55度くらいまで。

35度は8番アイアンと同じ
45度はPWと同じ
55度はSWくらいのロフトです。

キャリーとランの比率は、

  • 8番アイアンが1:4
  • PWが1:2
  • SWが1:1

チッパーもアイアンの場合と
ほぼ同じです。

おおまかな基準を覚えておけば、
選ぶ基準になると思います。

一般的なチッパーは、
40度前後の物が多いようです。

なので、キャリーとランの比率は、
1:3くらい、
と知っておくといいでしょう。

パターのようなタッチが出せる

チッパーのメリットは、
パターと同じように打てることです。

手首を固定して、
目標方向にそってスイングするだけです。

ソールが分厚いため、
ロフトが寝ることがありません。

なので、スピンがかかりすぎることなく、
パターのように転がっていきます。

何より、力加減の調整ができることが、
チッパー最大のメリットだと思います。

チッパーの距離感は、
パターとほとんど同じです。

10ヤードの距離なら、
10ヤードのパターをするつもりで
打てばいいと思います。

パターのように、
振り幅で距離を打ち分ければ、
うまく寄せられます。

  • グリーンの外からでもパターができる。
  • ラフから打っても、上手く寄せられる。

そんな感覚です。

ウェッジで打つと、
ダフッてショートしたり、
トップして大オーバーする人も多いと思います。

そのため、当てることに精一杯で、
寄せることに集中できない、
という人も多いと思います。

ミスが怖くて寄る気がしない、
という人もいるでしょう。

せっかくグリーン周りに来ても、
そこからスコアを崩すのはもったいない。

でも、チッパーなら、
ダフリやトップの心配は無くなります。

そのストレスがなくなるだけでも、
好影響です。

違反クラブではない

チッパーは違反クラブではありません。

正式な競技でも使えるクラブです。

しかし、競技で使うには、
いろいろな制約があります。

  • パターと同じ四角いグリップを使ってはいけない。
  • グリップは1つだけ
  • シャフトはヘッドのヒールに付いていなければならない
  • 打面は1つだけ
  • フェースの溝がルールに適合していること

これらを満たせば、
チッパーは競技でも使うことができます。

とはいえ、市販のチッパーで、
ルール適合しないものは
ほぼ無いと思います。

ルール上認められているクラブなので、
心おきなく使うことができるクラブです。

チッパーの選び方

チッパーはどのように選んだらいいか?

ランニングアプローチを念頭に置けば、
45度より小さいロフトのものを
選べばいいと思います。

上げて止めるショットも打ちたい、
という人には55°のロフトがあります。

長さは、パターと同じくらいのものを
選んだ方がいいのかもしれません。

ダフリが不安な人は、
ソール幅の広いものを選んだ方が、
よりパターのイメージで
打ちやすいと思います。

しかし正直、どんなチッパーを選んでも、
失敗することはないと思います。

それは、どんなパターを選んでも、
とりあえず打つことができるのと
同じです。

構えやすい
ラインを出しやすい

など、細かい選択基準はあると思います。

でも、チッパーで飛ばす必要がないので、
使えないことはないでしょう。

チッパーの価格はとても安く、
5000円以下のものも
たくさん出ています。

あれこれ悩むよりも、
とりあえず1本購入して
使ってみることをおすすめします。

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ピッチエンドランで寄せやすい

チッパー

チッパーで最も使えるのは、
ピッチエンドランをする場面です。

グリーン周りから、
ウェッジを使って寄せられない、
という人はチッパーを使うと
楽に寄せられるかもしれません。

例えば、カップまで10ヤードくらいなら、
是が非でも寄せたい。

でも、ウェッジで寄せるのは、
結構難しいです。

スピンがかかり過ぎるとショートしたり、
スピンがかからないとオーバーしたり

苦手な人はザックリしたり、
トップすることもあるでしょう。

でも、パターで打つと、
手前の芝の抵抗があり、
うまくタッチが出ません。

しかし、チッパーなら、
芝の抵抗もないので、
うまくタッチを出すことができます。

ザックリも、トップも心配なし。

距離感はパターとほぼ同じです。

例えば、カップまで20ヤードなら、
20ヤードのパターをするつもりで
打ってください。

スピンがかかり過ぎることがないので、
安心して寄せられます。

あなたが思っている以上に、
寄せられるかもしれませんよ。

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ラフからでも打てる

チッパー

チッパーは、ラフからでも打てるのが、
パターと違うところです。

グリーンをちょっと外したけど、
ラフに入ってしまった。

パターで寄せたいけど、
ウェッジを使うしかない。

でも、ウェッジだとタッチが出せない。

そんな時に効力を発揮します。

芝の状況に関係なく、
タッチが出せるのが、
チッパーのメリットです。

チッパーの分厚いソールが、
上手く滑ってくれて、
うまくラフを飛び越えてくれます。

なので、ラフから打っても、
うまくグリーンに乗せられます。

パターで打つと転がらないけど、
チッパーならラフの部分を
うまくジャンプさせることができます。

アイアンだとダフッたり、
スピンがかからなかったり、
強く出てしまうこともあります。

でも、チッパーなら
うまく球を拾ってくれます。

グリーン周りのラフからでも、
パターと同じように打てる。

アプローチが苦手な人なら、
使ってみる価値は
あるのではないでしょうか?

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薄芝やベアグランドでもミスらない

チッパー

チッパーは、冬の薄芝や
ベアグランドからのショットにこそ、
力を発揮します。

薄芝からのショットは、
ちょっとでもダフると、
ボールが飛びません。

グリーンに乗せたいけど、
ダフッてもう一回。

そうなると、確実に1打ロスします。

30~50ヤードのアプローチは、
とても気を使います。

ウェッジのショットで、
ザックリを経験した人も
多いのではないでしょうか?

芝が薄いライから、
加減が必要なアプローチは、
とても難しくなります。

しかし、チッパーなら
ダフる心配がありません。

グリーンの手前が転がせる状況なら、
ゴロゴロ転がして、
グリーンに乗せることができます。

ロングパットをする感覚です。

ピンにピッタリ!
というわけにはいきませんが、
グリーンに乗せることはできそうです。

冬は、芝が枯れて、
ボールが転がりやすくなっています。

なので、
ダブってグリーンに乗らないよりも、
転がして乗せた方が効果的です。

林の中からの脱出にも使える

チッパー

グリーン周りで、林の中に入り、
木の枝が邪魔している、
という場面がたまにあります。

ウェッジでは
球が上がりすぎて枝に当たる。

7番アイアンでは、
強く打ちすぎてしまう。

そんな場面でチッパーが役立ちます。

チッパーは、ロフト角よりも
低い球を打つことができます。

しかも、
ライ角も長さもパターに近いので、
方向性が出しやすい。

なので、狭いスペースにも
打っていくことができます。

ソールが厚いので、
ダフりのミスも少ない。

ベアグランドや薄芝でも
問題なく打つことができます。

アイアンで打つとザックリしたり、
オーバーするような難しいライでも、
チッパーなら失敗が少ないです。

まとめ

この記事では、
チッパーが役に立つ場面について
お伝えしました。

チッパーのメリットは

  • 失敗が少ない
  • 力加減を調整できる
  • ライが悪くてもダフリにくい

といったことが挙げられます。

どんなライでも、
ウェッジを使って寄せられる、
という自信のある人は、
使う必要がないかもしれません。

でも、グリーン周りから寄せられない、
という人は試してみてはいかがでしょうか?

  • アプローチで失敗しやすい
  • ザックリ、トップが怖い
  • グリーン周りから3m以内に寄せられない
  • 寄せワンがほとんどできない

という人は使う価値があると思います。

アプローチでちゃんと当たるかどうか、
というストレスが無くなるだけで、
プレーもスコアも変わってくると思います。

寄せワンやチップインが増えれば、
ゴルフも楽しくなるはずです。

チッパーがカッコ悪い、
と周りが言ったとしても、
アプローチが寄せられた方がいい。

絶対寄せられない、
というショットが寄せられたりします。

グリーン周りが苦手な人は、
試してみてください。

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