チッパーを使うとゴルフが下手になるって本当?正直それ、〇〇です。

チッパー 道具選び
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私は、グリーン周りから、
なかなか寄せワンができませんでした。

せめて、イージーなアプローチが、
当たり前に寄せられれば…


もっと簡単に、
寄せワンできたら…

パターのように寄せられたら…

でも、練習時間は限られている。

そんなに練習しないでも、
寄せられるようになりたい。

そんな考えから、
チッパーを使うようになりました。

チッパーは、
親の使っていたお古です。

トミーアーマーというメーカーです。

こんなチッパーでも、
なかなか調子いいです。

ザックリが怖い花道から
25ヤードのアプローチを、
OKに寄せたショットもありました。

今まで寄せられる気のしなかった
アプローチが寄せられるように…

これは、大きな進歩です。

しかし、チッパーを使うと、
アプローチが下手になる。

という人もいるようです。

確かに、チッパーに頼りきりになると、
他のクラブを使わなくなる、
ということでしょうか?

正直、それ単なる練習不足です。

コースでは、チッパーが
使える状況ばかりではありません。

バンカー超えや、
グリーンまで距離がある状況では、
やはりウェッジを使うしかありません。

なので、ウェッジのアプローチ練習も、
やっておく必要があります。

私も、止める必要のあるアプローチは、
56度や52度でアプローチします。

しかし、チッパーを使うことで、
下手になることはないです。

むしろ、
チッパーの打ち方からヒントを得て、
失敗しにくいアプローチの打ち方が
できるようになりました。

チッパーはルール適合クラブ

チッパーは、
使用しているプロが少ないため、
違反クラブと思われがちです。

しかし、
立派なルール適合クラブになります。

なので、
月例競技にも使えるし、
プロのトーナメントでも使用可能です。

ただし、次のようなものは、
違反になります。

  • パターのような四角いグリップになっている
  • 長尺パターのようにグリップが2つついている
  • 両面で打てるようになっている
  • ヘッドの真ん中にシャフトがついている

つまり、
パターと同じ構造にしてはいけない、
ということです。

あくまでも、
アイアンの一種、
という分類です。

とはいえ、市販のチッパーなら、
ほとんどがルール適合に
なっていると思います。

なので、これから購入する場合、
改造していない市販品なら、
ほとんどルール適合です。

プロの中にも、
イップスで悩んで、
使用を検討するようです。

しかし、最終的に使用しないのは、
グリーンが速いからではないでしょうか?

速いグリーンでは、
ランニングアプローチをする機会が
あまりありません。

どうしても、
止めるアプローチが必要です。

必然的に、ウェッジの数を増やして、
グリーンで止まるショットを打ちたい。

という発想になります。

必然的に、
ランニングアプローチ専門の
チッパーは除外されます。

しかし、我々アマチュアなら、
それほどハードなコースで
プレーすることはありません。

むしろ、グリーンを外すことが多いので、
チッパーのようなクラブは
活用した方がいいです。

アプローチが上手くいかない人は、
一度試してみるべきです。

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チッパーの打ち方

チッパーとは、
ランニングアプローチ専門に作られた、
お助けクラブです。

パターと同じように打てるため、
失敗が少なく、
当てることより寄せることに集中できます。

グリーン周りが寄せられない人のために、
簡単なアプローチを、
簡単に寄せるためのクラブになります。

それは、
ロングアイアンが打てない人のための、
ユーティリティーや
ショートウッドと同じです。

アプローチが苦手な人は、
どんどん使った方がいいと思います。

ただし、
チッパーも魔法のクラブではありません。

チッパーを使うことで、
誰しもがOKに寄せられる、
という訳ではありません。

次のような人は、
チッパーを使っても、
寄せるのが難しいです。

  • パターでもちゃんと当たらない人
  • ヘッドアップする癖のある人
  • ロングパットが寄せられない人

つまり、パターの距離感が無かったり、
芯に当てられない人は、
チッパーを使っても寄せられません。

とはいえ、ウェッジに比べると、
はるかにミスが少なくなります。

チッパーの打ち方は簡単です。

パターで転がすように、
低くテークバックして、
フォローも低く出していきます。

ロフトが付いているので、
ボールが上がって
落ちてから転がっていきます。

スピンがあまりかからないので、
パターのような転がりです。

なので、ランを計算したアプローチには、
とても有効です。

チッパーには、
パター型とアイアン型がありますが、
パター型ならパターと同じ感覚で
打ちやすいと思います。

問題は距離感ですが、
ロフトが45度以下のものなら
パターと同じ距離感でいいと思います。

例えば、30ヤードのアプローチなら、
パターで30ヤード転がすつもりで打てば、
距離感は合いやすいです。

必要以上に強く打たないように、
注意が必要です。

でも、ダフりやトップの心配がないので、
安心して距離感に集中できると思います。

チッパーを使うことにより、
グリーンがものすごく広くなった、
という感覚です。

ちょっとラフに入った状況でも、
同じように打てます。

パターの得意な人なら、
かなり強い味方になると思います。

ちょっとぐらい、グリーンを外しても、
寄せられる自信があれば、
グリーンを狙うショットも、
気楽に狙うことができます。

チッパーで寄せられる自信が付けば、
ショットにも好影響です。

さらに、
私はチッパーの打ち方を応用して、
ウェッジを使っても、
失敗を少なくすることができました。

チッパーの使い道に興味のある人は、
こちらの記事も合わせてお読みください。

練習不要!冬芝のアプローチはチッパーが最強です

カッコ悪いと言うなかれ!チッパーが活躍する4つのシチュエーション

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短く握ると失敗が少ない

チッパーの長さは、
パターと同じくらいです。

この短さも、アプローチを
簡単にする要因になります。

短く握るほど、
地面に届きにくくなるため、
ダフりにくくなります。

同じように、
ウェッジも短く握って
ボールの近くにアドレスすれば、
ダフりにくくなります。

クラブを極端に握って、
ボールの近くにアドレスします。

アップライトに構え、
ヒールが浮くように構えます。

これで、ダフリは激減します。

ダフリにくくなったら、
トップしないように気を付けるだけです。

56度のウェッジでこの打ち方をすれば、
チッパーよりも転がりにくい
アプローチができます。

グリーンまである程度距離がある場合は、
この打ち方が有効になります。

ただし、ウェッジだと、
クラブフェースが右を向くため、
右に飛びやすくなります。

クラブフェースをかぶせて構え、
少し強めに打つ必要があります。

さらに、ウェッジの先で打つため、
芯をはずす打ち方になります。

なので、失敗は少ないけど、
距離感が難しいです。

練習をたくさんしないと、
チッパーのような距離感が出ません。

とはいえ、
グリーンに乗せるくらいなら、
この打ち方でできます。

ダフリ、トップが多い人は、
この打ち方を試してみてください。

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ウェッジでもパターのように打てばやさしい

ウェッジでアプローチすると、
どうしてもダウンブローに
打とうとしがちです。

しかし、その打ち方だと、
少しダフっただけで、
大きなミスにつながります。

クラブのエッジ部分が、
地面に引っかかると、
そこでヘッドスピードが
落ちてしまうからです。

しかも、ウェッジのように
ロフトのあるクラブは、
エッジが地面に着いてから、
当たるまでに時間がかかります。

なので、ちょっとダフると、
距離のロスが大きくなります。

地面が柔らかいときは、
ほとんど飛びません。

そんなときは、
ウェッジのソールを
滑らせて打つことが大切です。

ウェッジの歯の部分が先に着地すると、
ダフりやすくなります。

なので、ウェッジの歯が、
地面に向かうような打ち方は、
ダフリのリスクが大きくなります。

ダフリを減らすには、
ウェッジの歯が、
地面と平行に近くなるように
スイングする必要があります。

ウェッジの歯の部分ではなく、
ソールの部分を滑らせて打つことで、
ダフっても大きなミスにならないのです。

チッパーは、
ロフトがついているのに、
パターのように打てます。

なら、
ウェッジでもパターのように打てるはず。

パターのように、ウェッジでも、
地面と平行になるようにスイングすれば、
ダフリのミスは少なくなります。

ソールの部分から、
着地させるのは難しそうですが、
パターのように打てば、
イメージしやすいと思います。

さらに、
ボールの中心より下でヒットすれば、
ボールは上がってくれます。

ダウンブローの打ち方だと、
きっちりボールの下に
入れる必要があります。

しかし、
ウェッジでパッティングする意識を持つと、
ボールの下半分を打てばいい、
という意識になります。

この打ち方なら、
やさしくボールを
上げることができます。

52度や56度のクラブで、
パターと同じように打てば、
グリーンまで遠いアプローチでも、
打つことができます。

さらに、クラブフェースを開いて打てば、
高く上げるアプローチもできます。

バンカー超えのアプローチも、
この打ち方でできます。

ウェッジのアプローチが苦手な人は、
ウェッジでパッティングするつもりで
打ってみてください。

まとめ

チッパーを使うと、
アプローチが下手になる。

それは、単なる練習不足です。

アプローチ練習を怠らなければ、
下手になることはありません。

逆に、チッパーの打ち方を応用して、

クラブを短く握ったり、

ウェッジでパターのように打ったり、

打ち方の幅を広げることができます。

私は、チッパーを試してみることで、
やさしいアプローチの打ち方が、
できるようになりました。

もちろん、練習は必要です。

でも、以前のようにいくら練習しても、
ダフリやトップの怖さが消えない、
ということは少なくなりました。

いざとなったら、
チッパーを使えばいい。

チッパーを使えば、
失敗することはない。

そんな自信も必要だと思います。

今まで寄せられなかったアプローチが、
寄せられるようになることで、
ゴルフが楽しくなります。

何よりも、それが一番大切です。

実際、コースで使わなくても、
練習で打ってみるのもいいと思います。

苦手克服のヒントが
見つかるかもしれません。

アプローチが苦手な人は、
試してみてはいかがでしょうか?

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