見落としてない?ドライバーをアッパーに打てない3つの原因と修正法

ドライバーアッパーに打てない 技術編
スポンサーリンク

高くティーアップしているのに、
ドライバーが低い球しか出ない。

そんな悩みで困っていませんか?


ドライバーはアッパーブローで
打たないといけない。

それはわかっているけど、
なかなか上手くいかない人も
多いと思います。

アッパーブローが上手くいかない人は、
ボールの位置の違いに
違和感を持っているからかもしれません。

アイアンはダウンブローなのに、
ドライバーだけがアッパーブロー。

その打ち方の違いだけで、
苦手意識を生んでいる可能性があります。

しかし、アッパーブローに打てない人は、
アドレスが間違っているから
かもしれません。

ドライバーとアイアンの
アドレスの違いを理解すれば、
アッパーブローに打つことはできます。

この記事では、ドライバーが
アッパーブローに打てない理由と、
修正方法についてまとめてみました。

アッパーブローとは

アッパーに打てない

アッパーブローとは、
クラブヘッドが下から上に行く時に、
インパクトを迎える打ち方です。

ドライバーのような、
ロフト角が小さいクラブでは、
アイアンと同じように打つと、
球が上がりません。

ドライバーの打ち出し角は、
15度前後が適正と言われています。

しかし、
ドライバーのロフト角は10度前後。

そのため、アッパーブローに打たないと、
球が上がらず飛距離も出ません。

なので、
アッパーブローに打つ必要があるのです。

他にも、アッパーブローで
打つ状況はあります。

例えば、ラフの中で、
ボールが浮いている時です。

このような場合、
アイアンでダウンブローに打つと、
フェースの上の方に当たり、
飛距離が落ちることがあります。

フェアウェイウッドで
天ぷらすることもあります。

なので、ラフからのショットでも、
アッパーブローに打った方が、
飛距離を出せることもあります。

なので、ドライバーだけでなく、
アイアンでも、
アッパーブローに打つ練習は、
やっておいた方が役に立ちます。

ボールをすくおうとしない

アッパーブローに打つ、
というとすくい打ちになる人が多いです。

クラブを意識的に、
下から上にスイングする打ち方です。

体重が右足に残ってしまう、
いわゆる「明治の大砲」です。

ティーアップしているので、
それでも打てなくはありません。

必要以上にティーを高くして、
すくい上げて打つことはできます。

しかし、それではボールは飛びません。

クラブフェースが上を向いてしまい、
ボールが上がりすぎるからです。

さらにクラブフェースが開いてしまい、
スライスしやすくなります。

なので、アッパーブローだからといって、
ボールをすくい上げる打ち方は
よくありません。

では、どうしたらいいか?

両足の真ん中の仮想ボールを
打つ意識がいいと思います。

クラブ軌道は円運動をするので、
円運動の最下点より左側で打てば、
自然なアッパーブローになります。

ドライバーの正しいボールの位置は、
左脇の下あたりになります。

なので、両足の中心にクラブを下せば、
自然とアッパーブローになります。

なので、
あえてアッパーブローに打つ必要はなく、
アドレス時のボールの位置が良ければ、
アッパーブローになります。

あとは、他のクラブと
同じようなスイングを心がけるだけです。

ドライバーの適正なアッパー軌道は、
+3度くらいと言われています。

すくい上げる打ち方では、
アッパー軌道が強すぎて飛ばなくなります。

ガーミンの弾道測定器を使えば、
クラブ軌道も測定することができ、
あなたのスイングがどうなっているのかが
正確に把握できます。

もし、
ドライバーショットを極めたいのなら、
弾道測定器でスイング測定するのも
良い方法です。

こんな高機能な弾道測定器が、
今は8万円台で手に入ります。

興味のある人は、
詳細や口コミなどを
確認してみてください。


スポンサーリンク

ボールの位置が真ん中

アッパーに打てない

ゴルフ初心者に多いのは、
ドライバーでも、ボールの位置が
スタンスの真ん中にあることです。

ボールの位置を真ん中にすれば、
当たりやすい。

そんな考えでやっているようですが、
ドライバーでは上手く打てません。

ドライバーのヘッドは、
だいたい頭の真下に戻ります。

そこから少し左側でインパクトを迎える。

これがアッパーブローです。

なので、ボールも頭の真下にあると、
アッパーブローになりません。

クラブフェースの上の方に当たり、
天ぷらになったり、
クラブフェースが開いて当たり、
スライスになったりします。

なので、アッパーブローで打つには、
頭をボールの後ろに
動かす必要があります。

体重を右足に残した打ち方です。

いわゆる、
明治の大砲のようなスイングじゃないと、
アッパーブローになりません。

ドライバーは打てるかもしれませんが、
今度はアイアンがすくい打ちになり、
打てなくなる可能性があります。

なので、ドライバーのボールの位置は、
頭の下よりも左側に置く必要があります。

ボールの位置は左脇の前

ドライバーもアイアンも、
両方打てるようにするには、
ボールの位置を変える必要があります。

アッパーブローに打ちたいときは、
ボールの位置をいつもより左にします。

ボールの位置を左に移動することで、
クラブ軌道の最下点より左で
インパクトすることができます。

すると、クラブヘッドが
下から上に上がる時にインパクトを迎え、
アッパーブローになります。

ドライバーの正しいボールの位置は、
だいたい左脇の前になります。

ティーの高さにもよりますが、
高めの場合は少し左めに、
低めの場合は少し右めに調整します。

ボールの位置が左になるほど
アッパーブローが強くなります。

なので、あなたにとって
ちょうどいいボールの位置を
探してみてください。

スポンサーリンク

ボールに目線がいく

アッパーに打てない

例えば、アイアンを打つときは、
アドレスでボールの方に
目線を向けると思います。

それは、ボールが
スタンスの真ん中にあるからです。

なので、アイアンなら、
違和感なく打てると思います。

しかし、ドライバーは、
左足の方にボールがあります。

そのため、ボールに目線がいくと、
目線に合わせて、
体も左を向いてしまいます。

左足にあるボールに目線がいくと、
アウトサイドインの
スイングになりやすいです。

カット打ちでスライスが出たり、
引っかけたりするミスが増えます。

すると、
クラブ軌道が上から入りやすくなり、
球も上がらなくなります。

なので、アドレスの時、
スタンスの真ん中を見ながら
スイングすることが大切です。

アドレスでヘッドをボールから離す

アッパーに打てない

アッパーブローに打つためには、
目線をボールの手前に
合わせることが大切です。

左にあるボールは気になりますが、
あくまでも両足の中心あたりに
目線を合わせることです。

そうすれば、体の向きは
目標方向を向きやすくなります。

そのためには、ドライバーのヘッドを、
ボールから離して
アドレスする打ち方が有効です。

ボールは左脇の下にあっても、
ドライバーヘッドは
両足の真ん中に置きます。

そうすることで、
アドレスで左を向く癖も修正できて、
アッパーブローに打ちやすくなります。

アドレスでボールの方を見てしまう人は、
試してみてください。

スポンサーリンク

ボールを直接打ちにいく

ドライバーが上手く打てない人は、
ボールに当てにいくスイングに
なっているのかもしれません。

当てにいくスイングになると、
体が目標方向に傾いたり、
体が開いてしまったりします。

すると、クラブが上から入るため、
低いボールになりやすいです。

また、クラブフェースが開いて当たり、
スライスしやすくなります。

上手く打とうとすればするほど、
ボールの方に意識がいくのは
仕方のないことです。

しかし、ボールを直接打ちにいくほど、
アッパーブローで打つことが
難しくなります。

ドッジボールを打つ意識

アッパーに打てない

アッパーブローに打つには、
あえてボールの手前に
クラブを下すことが大切です。

ボールを直接打ちに行く打ち方だと、
アッパーブローにはなりません。

ボールを直接打ちにいく人は、
ドッジボールみたいな
大きなボールを打つ意識を持つと、
上手くいくかもしれません。

小さなボールではなく、
あえて大きなドッジボールを
イメージして打つ練習です。

ゴルフボールは小さいため、
どうしても意識が
ボールにいってしまいます。

しかし、ドッジボールを打つときは、
ボールを意識せず打つことができます。

小さなボールに当てるより、
大きなボールの
だいたいの場所を叩けばいい。

当たる、当たらないは関係なく、
そんな意識で打ってみてください。

ドライバーヘッドは大きいですから、
意外と当たりやすいです。

もし、それでも上手くいかないときは、
実際にドッジボールを
打ってみてもいいです。

打ちっ放しではできないですが、
できそうな場所を探してみてください。

ボールを打ちに行く癖のある人は、
試してみてください。

まとめ

この記事では、ドライバーを
アッパーブローで打てない原因や、
修正する方法についてお伝えしました。

ドライバーでアッパーブローに打てない原因は、

  • ボールの位置が両足の真ん中になっている
  • アドレスでボールの方を見ている
  • ボールを直接打ちに行く

といった原因が挙げられます。

修正方法としては、

  • アドレスでボールの位置を左脇の前にする
  • アドレスでクラブヘッドをボールから離す
  • ドッジボールを打つ意識を持つ

ドライバーは最も飛ぶクラブですが、
最も長くてロフト角の少ないクラブです。

そのため、正しく打てないと
思った飛距離が出ません。

ドライバーを
アッパーブローで打てることは、
上達するためにとても大切です。

アッパーブローに打つことが苦手な人は、
アドレスやスイングの意識を
見直してみてください。

タイトルとURLをコピーしました