22度ユーティリティーの使い方!難しいけど使い道はあるよ

ユーティリティー 道具選び
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せっかく購入した
22度のユーティリティーが難しい。

やさしいはずのユーティリティーなのに、
低い球しか出ないし、
思ったほど飛ばない。


でも、22度のユーティリティーは、
思ったほどやさしくありません。

難易度でいうと、
6番アイアンくらい。

弾道が低いため、
非力な人にとっては、
グリーンを狙うクラブには
適していません。

グリーンを狙うなら、
フェアウェイウッドの方が、
高く上がって、止まりやすい。

ユーティリティが得意だ、
というなら話は別ですが、
22度が難しいと感じるなら、
バックに入れる意味がありません。

シャフトの長さは短いですが、
同じロフト角なら、
7番ウッドの方がやさしくなります。

しかし、難しいクラブを、
練習用に持っておくことは有効です。

あなたが難しいと感じるクラブを、
打てるようになれば
ショットのスキルも上がるからです。

この記事では、
22度のユーティリティーの使い方や、
打つ時の注意点、練習方法について
まとめてみました。

22度のユーティリティはどんなクラブ?

ユーティリティはもともと、
ロングアイアンを楽に打つために
作られたクラブです。

同じロフト角でも、
ヘッドの後ろに肉厚を付けることで、
スイートスポットが広くなっています。

さらにソールが広くなるため、
重心が低くなり、
球が上げやすくなっています。

22度のユーティリティは、
4番アイアンと同じロフトです。

なので、4番アイアンを優しく打つために
作られたクラブになります。

でも、球を上げやすいといっても
そんなに上がりません。

球の高さでいうと、
5番アイアンくらいの高さです。

難易度的には、
6番アイアンくらいの難しさです。

6番アイアンが難しい、
と感じる人には22度のユーティリティも
難しいと思います。

フェアウェイウッドの方がスイートスポットは広い

ロフト角22度なら、
フェアウェイウッドの方が
打ちやすいかもしれません。

豆知識として、クラブヘッドが大きいほど、
スイートスポットは広くなる、
ということを覚えておいてください。

同じロフト角なら、
クラブヘッドが大きい方が、
球が上がりやすくなり、
やさしく飛ばせるということです。

ヘッドの重心が後ろになるほど、
スイートスポットは広くなります。

なので、

  1. ペラペラのアイアン
  2. 肉厚のついたユーティリティー、
  3. さらに肉厚の大きいフェアウェイウッド

の順番で、
肉厚が大きくなるほど
スイートスポットが広く、
高い球を打ちやすいクラブになります。

さらに、フェアウェイウッドは、
ユーティリティーに比べて、
シャフトが数インチ長いので、
飛距離も出ます。

なので、同じ22度でも、
ユーティリティーよりも
フェアウェイウッドの方が
飛距離が出ます。

シャフトが長い分、
ミート率が悪かったり、
引っかけやすくなったりしますが、
フェアウェイウッドの方が打ちやすい、
と感じる人の方が
多いのではないでしょうか?

グリーンを狙うなら9番ウッドがおすすめ

もし、アベレージゴルファーが、
グリーンに乗せることを目的とするなら、
22度のユーティリティーより、
9番ウッドがおすすめです。

22度のユーティリティーと
同じくらいの距離が出るのが、
9番ウッドになります。

ユーティリティより
スイートスポットが広く、
低重心でロフトが25度くらい。

22度のユーティリティより、
高い球を打つ条件が揃っています。

同じ飛距離でも高い球が打てるので、
グリーンで止まりやすくなります。

実際、170ヤードくらいの距離を
簡単に乗せられるのは、
大きなメリットになるでしょう。

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UT22度は低い球を打つのに適している

ここからは、
22度のユーティリティーの使い方です。

22度のユーティリティのメリットは、
低い球が打てることです。

ロフト角は4番アイアンくらいですから、
4番アイアンよりちょっと高い球が出ます。

フェアウェイウッドでは
吹きあがって距離がでない状況なら、
22度のユーティリティーは使えます。

その上に
19度のユーティリティーがありますが、
19度が難しいという人は、
22度を使うのもアリだと思います。

  • 狭いホールでボールを上げたくない
  • アゲインストの中距離を稼ぎたい
  • 風の影響を避けて低い球でグリーンを狙う

そんな使い方ができると思います。

中~上級者の使い方になります。

球が上がりにくいクラブなので、
思った飛距離が出ない、
スライスなどのミスが多い、
という人は
無理に使わなくてもいいと思います。

実践では使わなくても、
練習用のクラブにするのは、
良い方法だと思います。

難しいクラブを練習することで、
ショットのスキルも上がるはず

練習場で打てるようになってから、
実践で使うようにすればいいと思います。

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無理に上げようとしない

22度のユーティリティを使うときは、
無理に上げようとしないように
意識することが大切です。

ボールを上げようとすると、
体が伸びあがったり、
しゃくり打ちになったりします。

飛ばないからといって
力が入りすぎると
ダフりやトップになって、
飛距離が落ちます。

22度のユーティリティーは、
球が上がらないので、
どうしても上げようとしがちになります。

しかし、
このクラブは球が上がらない物だ、
と意識して打つことで、
ミート率も上がって、
球が上がるようになります。

  • 逆に球は上がらなくてもしょうがない。
  • ゴロになってもいい
  • 低く転がしていこう

そんな気持ちで打った方が上手く打てます。

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まずはショートスイングから練習

ユーティリティー22度が
上手く打てないときは、
ショートスイングの練習をおすすめします。

ショートスイングとは、
腰から腰までの振り幅で打つ練習です。

ショートスイングの延長が、
フルショットになります。

なので、ショートスイングで打てないと、
フルショットも打てません。

まずは、ショートスイングで、
80ヤードくらい
飛ばす練習をしてみてください。

きちんと芯でとらえて、
狙った方向に打てるようならOK。

以後、肩から肩の振り幅で打ち、
そしてフルショットと
段階的に幅を大きくしていく
練習をしてみてください。

ショートスイングの練習方法は、
こちらの動画を参考にしてください。

この動画ではピッチングウェッジですが、
全てのクラブで有効な練習です。

22度のユーティリティーに限らず、
ショットが上手く当たらないときは、
ショートスイングに戻って
練習することをおすすめします。

まとめ

この記事では、
22度のユーティリティーの使い方や、
打つ時の注意点についてお伝えしました。

22度のユーティリティーは、
それほど高い球は打てません。

むしろ低い球を打ちたい時に
使うクラブです。

4番アイアンの代わりのクラブですから、
4番アイアンより少し高い球が打てる、
くらいです。

170~180ヤードがやさしく飛ばせて、
グリーンも狙いやすい、
という意図で購入したのなら、
少し間違っている気がします。

しかし、練習用に難しいクラブを
1本持っておくのはいいことです。

練習で難しいクラブが
打てるようになれば、
全体のスキルも上がります。

元々、球が上がりにくいクラブなので、
無理に上げようとせず、
最初から低い球を打つ意識を持った方が、
上手く打てます。

試してみてください。

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