ロングパットの距離感をつかむ見逃しがちな方法とは?

ロングパットの距離感 技術編
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ロングパットの距離感が合わず3パットを連発する。
そんな悩みを持つ人も多いと思います。

せっかくパーオンしたのにボギーでは、
テンション下がりますよね。


ロングパットの距離感はセンスだ、
という人がいますが私は違うと思います。

安定した距離を転がすのは
感覚ではなく打ち方です。

ベントグリーンやコーライグリーン、
速さが違うグリーンの距離感を合わせるのは、
練習グリーンでタッチをつかむしかありません。

この記事では、ロングパットの距離感をつかむ方法と、
安定した転がりをするための打ち方についてまとめてみました。

歩測する癖をつける

ロングパットで距離もわからず感覚だけで打つ人がいますが、
いくらなんでもそれでは距離は合いません。

それこそ、センスに頼った打ち方でしょう。

ラウンドでも練習でも、
どれくらいの距離を打っているのか
把握しておくことが大切です。

そのためには、自分の足で歩測することが大切です。

自分の歩数で5歩はどれくらいの強さで打ったらいいのか?

10歩は、15歩は、20歩はどれくらい?

そんな感じで自分のパットの強さと、
転がった距離の関係を覚えておくことです。

どれくらいのテークバックをとればどれだけ転がるか
を把握しておくことが大切です。

歩測する癖をつけることで、
パットの距離に対してどれくらいの強さで打つのか、
自分なりの基準ができます。

実際のラウンドでもボールからカップまで歩いて歩測します。

例えば、17歩の距離なら15歩と20歩の間の強さで打てばいいわけです。

この基準をもとに別のコースでも
どれくらいの強さで打つのか
ラウンド前の練習グリーンで把握することができます。

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ラウンド前の練習グリーンで距離感をつかむ

実際にラウンドするときは、
少なくてもスタート時間の30分前に到着して
練習グリーンで距離感をつかむことが大切です。

歩測で5歩の距離、10歩の距離、15歩の距離、20歩の距離を何度か練習して、
普段の練習とどれくらい違うのかを把握します。

例えば、練習で5歩分の強さで打ったのに4歩しか転がらなかったら、
普段の練習グリーンより遅いことになります。

なので、普段の歩測の2割増の強さでちょうど距離が合うことになります。

12歩の距離なら15歩分の強さで打てばいいですね。

上りのラインは歩数を足し算、
下りのラインは歩数を引き算します。

上り、下りを考慮しながら、
どれくらいの強さで打ったらいいのか
覚えておくようにしてください。

ラウンドでもボールからカップまでの歩測をして、
ラウンド前の練習グリーンの距離感が再現できれば
それほど距離感がずれることはないはずです。

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他の人のパットも参考にする

一緒にラウンドする人のパットも
自分の距離感を出す参考になります。

特に、
自分の近くから打つ人、
自分と同じような方向から打つ人
のパットはよく見ておくようにしてください。

どれくらいの強さで打ってどこに止まったか
という情報はとても参考になります。

上りか下りかを把握する

ロングパットの距離感

ボールの最後の転がり具合を見ると
上りなのか下りなのかがわかります。

上りのパットはぴたっと止まるし、
下りのパットは止まりかけてもだらだら転がります。

スライスラインは止まりかけて少し右に転がります。

フックラインは止まりかけて少し左に転がります。

止まりがけの転がりが長いほど、
傾斜は強いことになります。

例えば、あなたの反対から打った人のパットが下りなら、
あなたのパットは上りになります。

スライスラインの反対側はフックラインになります。

ボールが落ちていく方向に下っています。

他の人のラインを参考にすると
グリーンの傾斜の方向もわかってきます。

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パットの距離感を合わせるための打ち方

ロングパットの距離感

パットの距離感を合わせるためには、
同じ強さで安定した転がりをする必要があります。

同じ振り幅で打っても、
毎回強さがバラバラだと
距離感もバラバラになります。

そのために必要なことは

  • ゆっくりとストロークする
  • ボールの行方を見ない

この2つです。

ゆっくりとストロークする

パターの振りが速いと、
ヘッドが急加速するためパンチが入ることがあります。

パットで安定した距離を転がすには、
同じ振り幅で同じ強さで打つ必要があります。

パターを急加速させないように、
ゆっくりとしたストロークをすることがおすすめです。

ボールの行方を見ない

パターのとき、ボールの行方が気になり、
顔を上げてしまう人も多いと思います。

しかし、顔を上げることでボールに力が伝わらず、
転がりが弱くなってしまいます。

パターの芯に当たらないので、
安定した転がりになりません。

また、顔を上げることで右肩が前に出て、
思った方向に打てなくなります。

ロングパットの距離感が合わないだけでなく、
ショートパットも入らなくなります。

ロングパットを打つときは、
打った後もしばらく下を見続ける
くらいの意識を持つことが大切です。

まとめ

ロングパットの距離感が合わない人は、
パットの距離を歩測する癖をつけることをおすすめします。

テークバックをどれくらい取ればどれくらい転がるのか
把握しておくことが大切です。

5歩、10歩、15歩、20歩の距離を打つ強さを把握することで
自分の中でパットの強さの基準ができるからです。

基準ができれば違う速さのグリーンでも、
ラウンド前の練習グリーンで対応することができます。

また、安定した距離感を出すためにはパターの打ち方も大切です。

  • ヘッドを急加速せずゆったりとストロークすること
  • ボールの行方を見ないで打つこと

この2つを意識することで強さが一定になり
距離感が安定するようになります。

実際に歩測して距離を把握してからパットすることで、
大きく距離感を間違えることは少なくなります。

ロングパットが苦手な人は
是非参考にしてください。

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