アイアンのみで100切りするための注意点を考えてみた

アイアン ラウンド
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ドライバーやウッドが苦手だから、
アイアンのみでラウンドしたら100が切れるんじゃないか?

と考える人も多いと思います。

確かに、アイアンショットなら方向も安定するし、
パー4で3オンならできそうです。


もちろん、ルール上はどのクラブを使ってもいいので、
ティーショットから、アイアンを使うのもありです。

同伴者からのプレッシャーがなければ、
試してみる価値はあります。

でも、それで100が切れるかというと、
やってみなければわかりません。

戦略がうまくはまって
スコアアップできる人とできない人はいると思います。

しかし、月一ゴルファーにとっては、
貴重な1ラウンドをテスト的なラウンドに
使いたくないと思うかもしれません。

もし、失敗したら次のラウンドは1カ月先です。

ある程度勝算がないとトライに踏み切れませんよね。

そこで、この記事では、
アイアンのみでラウンドして
スコアアップするための注意点についてまとめてみました。

ロングアイアンは難しい

アイアンのみでラウンドする場合、
ティーショットは一番長いアイアンになると思います。

最近のクラブだと5番アイアンになるでしょうか?

5番アイアンは確かに方向性はいいですが、
打ちこなすことが非常に難しいと思います。

女子プロでも、5番アイアンの代わりに、
ユーティリティなどを入れているくらいです。

ある程度、飛距離を稼いでいくことを考えると、
フェアウェイやラフからでも5番アイアンを打たなくてはいけません。

5番アイアンを軸にして、
どこからでも打てるくらいのスキルがあれば100が切れると思います。

アイアンのみでラウンドすることの基準として、
5番アイアンが得意であることが挙げられると思います。

5番アイアンと5番ウッド、どちらが易しいかというと、
私の場合はウッドの方が易しいと思います。

スライスしにくいし、
ボールを捕まえやすいのは5番ウッドです。

方向性は5番アイアンの方がいいですが、
ボールの捕まえやすさや飛距離の安定度は5番ウッドの方が優れています。

5番アイアンでまっすぐ飛ばす自信があるならいいです。

しかし、ダフリやトップが出て飛距離が安定しないなら、
5番ウッドも試してみてください。

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ウッドの悪い癖がアイアンでも出ないか?

ドライバーを使いたくない、
という理由の多くは、右に大きくスライスする、
という理由だと思います。

じゃあ、アイアンならスライスしないのでしょうか?

確かに、ショートアイアンはスライスしにくいクラブです。

でも、ミドルアイアン以上になると、
やはりスライスしやすいのではないでしょうか?

基本的にゴルフクラブのロフトが立っているクラブほど、
スライスしやすくなります。

ロフトが立っているクラブほど、
クラブフェースが右を向きやすいからです。

ウッドクラブでスライスするなら、
ミドルアイアンでもスライスする可能性があります。

さらに、アイアンのみでラウンドするということは、
フェアウェイやラフからでもミドルアイアンで打つ機会が増えてきます。

いろんなライから打たなければなりません。

そこで、ミート率が悪くなれば、
稼げる距離も不安定になります。

そもそも、飛距離が出ないクラブなのに、
さらに飛ばなくなっては、かえってスコアダウンするかもしれません。

なので、アイアンのみでラウンドする条件として、
どんなライでもある程度まっすぐ飛ばせる自信がある、
という点が挙げられます。

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力まないこと

ティーショットをアイアンにすると、
同伴者はドライバーで打つわけですが、
当然飛距離で大きく差が出ることになります。

同伴者のはるか後ろからセカンドショットを打つとなると、
知らず知らずのうちに力んでしまうかもしれません。

そうなっても、力まないで、
自分のゴルフを貫くメンタルも必要になります。

力んで打つとダフりやトップが増えます。

ウッドの場合は、
ダフり、トップをしてもある程度飛距離は稼げます。

ウッドはソールが厚いので、
少々ダフッてもソールが滑ってくれるからです。

しかし、アイアンでダフると、
クラブが刺さってヘッドスピードが落ちるため、
距離が大きく落ちます。

アイアンは飛ばないがゆえにミスが許されなくなるのです。

なので、アイアンのみでスコアアップするためには、
それなりにアイアンが安定していることが前提になります。

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アプローチはうまくいっているか?

ドライバーが苦手な人にとっては、
スコアを崩す原因はドライバーだと思いがちです。

確かに、ドライバーでOBを出すと確実に2打のロスです。

林の中に入れると、苦労してスコアを崩すこともあるでしょう。

ドライバーの苦手な人は、
ドライバーばかりに意識が行きがちです。

なぜなら、ドライバーショットの印象が強く残るからです。

しかし、冷静に振り返ってみると、
アプローチ、パターでもスコアを崩す方が多いかもしれません。

1ホールでアプローチ2回以上していませんか?

3パットは何回していますか?

スコアの40%はパット数だといわれています。

スコアが100の人の平均パット数は、40になります。

でも、アマチュアがプロに勝てるのはパターだけだとも言われています。

それは大げさかもしれませんが、
パターだけは80台の人に負けないくらい上手くなったらどうでしょう?

スコア80の人の平均パット数は32、90の人で36です。

それだけで、5~10打はスコアアップできる計算です。

このように、アプローチ、パターを磨くことでも
スコアはかなりアップするのです。

100がなかなか切れない人は、
その日のプレーをもう一度振り返ってみてください。

スコアをロスしている本当の原因はどこなのか、
冷静になって考えてみましょう。

まとめ

以上のことから、アイアンのみでラウンドしてスコアアップするための注意点は

  • 5番アイアンは難しい
  • 5番アイアンでいろんなライから打たなければいけない
  • 5番ウッドの方が安定感があるかも
  • ウッドでスライスするなら、ミドルアイアンもスライスする可能性が高い
  • 同伴者に飛距離で差をつけられる
  • 5番アイアン以上のクラブに自信があること
  • アプローチ、パターを練習した方がスコアアップになるかも

以上のようになります。

確かに、アイアンの方が方向性がいいですが、
飛距離が出ない分、難しい面もあります。

ウッドに比べて明らかに自信があるのなら、
アイアンでラウンドしてみるのもいいかもしれません。

でも、根本的にスイングに問題があってウッドが打てないのであれば、
そこを修正する必要があります。

アイアンのみでラウンドして、
手っ取り早く100が切れても、
根本的な問題を解決しない限り、
それ以上のスコアアップは望めないと思います。

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