知らないと損!安いボールと高いボールの決定的な違いとは?

ゴルフボール 道具選び
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ゴルフボールの値段は様々で、
1個100円のものから、
500円以上するものまであります。

初心者のうちは、
ボール代がもったいないから、
できるだけ安いボールを
使う人も多いでしょう。


確かにそれでもいいと思います。

今のボールは、
安くても遜色ない飛距離が出るようです。

でも、スイングが安定してきて、
あまりOBを打たなくなってきたら、
ボールにお金をかけることも
考えた方がいいのかもしれません。

ボールもゴルフの道具の一種です。

値段の高いボールを敬遠する人は、
知らないうちにスコアを
損しているかもしれません。

高いボールは、
やはり高機能です。

ボールの性能は、
飛距離だけでなく、
スコアメイクにも影響します。

ボールを変えるだけでも、
スコアがアップするかもしれません。

この記事では、スコアメイクに影響する、
高いボールと安いボールの違いについて
まとめてみました。

ボールが飛ぶ仕組み

高いボールと安いボールの
違いをお伝えする前に、
ボールが飛ぶ仕組みについて
お伝えしたいと思います。

ゴルフボールが飛ぶのは、
衝撃によってつぶれたボールが、
元に戻る反発力によって、
飛んで行きます。

ボールがつぶれが少ないと、
反発力が弱くなり、
ボールはあまり飛びません。

あなたにとって、
硬すぎるボールを使うと、
ボールが上がらず、
飛ばなくなります。

かといって、
つぶれすぎるのも良くありません。

ボールがつぶれすぎると、
スピンがかかりすぎて、
曲がったり吹きあがったりします。

硬すぎても柔らかすぎてもダメ。

あなたのヘッドスピードに
見合った硬さのボールを使うことで、
飛距離は最適になるのです。

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安いボールと高いボールの違い

ボールが飛ぶ仕組みを理解したところで、
高いボールと安いボールの違いについて
お話します。

両者の大きな違いは、
ヘッドスピードの遅いアイアンで、
飛距離を出せるかどうかです。

高いボールは、ボールの中身が、
3層以上に分かれています。

今売られているボールは、
3層~5層のものがあり、
3ピース、4ピース、5ピースと呼ばれます。

いづれも真ん中が硬く、
外側が柔らかい素材になっています。

ドライバーの時は真ん中がつぶれ、
アイアンの場合は外側がつぶれます。

なので、
ヘッドスピードの遅いアイアンでも
安定した飛距離を出すことができるのです。

一方、値段の安いボールは、
ほとんどが2ピースボールです。

2ピースの構造だと、
ボール全体が同じ硬さです。

なので、ドライバーは飛んでも、
アイアンはつぶれないので
飛距離が出ないことがあります。

また、アイアンで適正な硬さなら、
ドライバーではつぶれすぎるので、
吹きあがってしまいます。

2ピースボールは、
ドライバーとアイアン、
同じように飛ばすことが難しいのです。

ドライバーの飛距離は、
高額なボールと遜色なく飛んでも、
ヘッドスピードが遅い、
アイアンやアプローチで差がついてきます。

これが、高いボールと安いボールの、
決定的な違いです。

ゴルフは距離感が大切です。

スコアアップを目指すなら、
距離感が安定するボールを選ぶ方が、
有利になります。

アイアンでショートする人は、
打ち方ではなくボールのせいかも…

安いボールばかり使っていると
わかりにくいことなので、
興味のある人は試してみてください。

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アプローチの距離感が合いやすい

安いボールは、
ほとんどがディスタンス系といわれる、
飛距離重視のボールです。

しかし、
ディスタンス系ボールのデメリットは、
スピンがかかりにくいことです。

スピンがかかりにくいと、
アプローチの距離感にも影響します。

ディスタンス系のボールは、
飛距離が出ますが、
スピンがかかりにくいです。

例えば、卓球の選手は、
ボールに強いスピンをかけていますね。

なぜ、スピンをかけるのかというと、
しっかり振って飛ばないように
打ちたいからです。

あの狭いテーブルに弾ませるために、
力加減でコントロールするのは、
難しいし威力が出ません。

なので、スピンをかけることによって、
ボール飛距離を調節しているのです。

スピンがかりがわるいと、
全部アウトになってしまいます。

ゴルフも同じです。

しっかり振って飛ばさない方が、
アプローチの距離感が合いやすい。

しかし、安いゴルフボールは、
しっかり振ればオーバーします。

それは、カバーの素材が影響しています。

安いボールは、
アイオノマーといわれる
硬い素材を使っています。

なので、アイアンの溝に引っかからず、
滑ってしまいます。

これが、スピンがかかりにくい原因です。

一方、スピン系のボールは、
ウレタンと呼ばれる柔らかい素材です。

なので、アイアンの溝にくい込むため、
スピンがかかりやすくなります。

スピン系のボールは、
ディスタンス系に比べて、
1.5倍くらいのスピン量になります。

なので、安いボールなら
グリーンオーバーするショットも、
スピンが効いて止まります。

それでも、安いディスタンス系で、
弱めに打てばいい。

という人はそれでもいいと思います。

実際、クリーンに打てないと、
スピンはかからないので、
あまり意味がなくなります。

しかし、
いろんなアプローチを覚えたいのなら、
スピン系をおすすめします。

いつまでも、止まらないボールを使うと、
止まるアプローチは一生打てません。

アプローチが上手くなりたい

もっと寄せたい

という人は、
スピン系のボールを試してみてください。

1個300円台で買える、
コスパ最強のスピン系ボール。

興味のある人は、
見てみてください。


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パターの距離感が合いやすい

スピン系とディスタンス系は、
打った時の音が違います。

ディスタンス系のボールは、
打った時に「カツーン」という甲高い音がします。

それは、ボールのカバーが、
アイオノマーと言われる、
硬い素材を使っているからです。

表面が硬いので、反発力も強く、
思ったより遠くまで転がります。

一方、
スピン系のボールはウレタンと呼ばれる、
柔らかい素材のため、
「コツン」という低い音が出ます。

表面が柔らかいので、
あまり転がりません。

転がりすぎることはないのです。

パターの距離感で重要なのは、
インパクトの強さです。

ヘッドを加速させて打たないと、
距離感がバラバラになります。

転がりの良すぎるボールを使えば、
次第にインパクトが弱くなります。

転がりすぎるので、
インパクトがゆるみやすくなります。

そして、転がりも悪くなり、
距離感も合わなくなります。

一方、スピン系ボールを使えば、
あまり転がらないので、
しっかり打つことができます。

インパクトが緩まないので、
距離感が安定してきます。

「コツン」とインパクトすれば、
転がりがよくなり、
カップインの確率も上がります。

パット数を減らしたいのなら、
スピン系を使うことをおすすめします。

3個入りで試してみる

上達したいならスピン系を使え。

そうはいっても、
値段の高いボールには手を出しにくい、
という人は、3個入りボールから
試してみてはいかがでしょうか?

1ダース7000円のボールでも、
3個入りなら1750円です。

安いボール1ダースの金額以下で、
買えそうです。

OBをたくさん打つならともかく、
ボールをあまり無くさないなら、
それで数ラウンドはもつと思います。

また、1ダース買っても、
ボールの硬さによって、
合う、合わないがあります。

なので、いろんな種類のボールを
試してみた方が、
最適なボールが見つかるでしょう。

なので、
ボールはまとめ買いしないで、
いろんな種類のボールを、
試してみることをおすすめします。

ボールの種類によって、
いろんな特徴があると思います。

使うボールによって、
スコアやパット数など、
データをとって
比較してみるのもいいでしょう。

今までとは違った
ゴルフができるかもしれません。

まとめ

この記事では、
ゴルフボールの高いものと安いものの違い
についてお伝えしました。

安いものでも、
高いボールと遜色ないくらい、
ドライバーの飛距離が出ます。

でも、大きく違うのは、
アイアンやパターで距離感が安定する、
ということです。

ゴルフのスコアメイクのカギは、
距離感です。

ただ安いというだけで、
高いボールを使わないのはもったいない。

ボールを変えるだけでも、
スコアが良くなるかもしれません。

ダース買いをすると高くても、
3個入りなら安くなります。

OBが少なくなってきたら、
あまり負担にならないはず。

少し背伸びして、
高めのボールを試してみては
いかがでしょうか?

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