プロが距離測定器を使わない3つの理由!でも時には必要な場面も

距離測定器 トーナメント
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2020年より、
プロのトーナメントでも
距離測定器の使用が
認められるようになりました。

目標までの正確な距離を、
素早く知ることができるため、
スロープレー対策になることが狙いです。


しかし、意外にも、プロの間では、
距離測定器を使わない選手が多いようです。

正確な距離を
素早く測定するための距離測定器が、
プロにとって不要なのはなぜでしょうか?

この記事では、
プロが距離測定器を使わない理由について
まとめてみました。

高低差の補正が使えない

高低差

トーナメントで距離測定器を使うとき、
測定器についている
高低差補正機能は使えません。

補正機能が付いている機種は、
その機能をOFFすることが、
義務付けられています。

高低差補正機能とは、
目標までの高低差を含んだ距離を
表示する機能です。

例えば、直線距離が150ヤードでも、
上りの150ヤードなら、
実費160ヤードになったり、
実費の距離を表示する機能です。

トーナメントでは、
この機能は使えません。

なので、高低差は選手自身が
ジャッジしないといけないのです。

傾斜の角度によっては、
距離が10ヤード以上違う場合があります。

10ヤードも違ったら、
信用できないですよね。

プロとしては、
スコアになりませんね。

高低差の補正ができない以上、
距離測定器では正確な距離がわからない、
ということになります。

正確な距離が出ない以上、
測定器を信用するわけにはいきません。

それなら、
練習ラウンドで調べた距離の方が正確です。

高低差補正機能が使えない以上、
100%測定器に頼ることは
できないと思います。

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歩測の方が信頼できる

距離測定器を使用しないプロは、
歩測した距離の方が、
信頼できるようです。

超音波タイプの測定器だと、
手ブレで距離がばらつくことがあるし、
目標を間違えて合わせると、
とんでもない誤差になることがあります。

1ヤード刻みで
打たないといけないプロにとって、
距離の間違えは致命的です。

距離測定器を使う選手でも、
歩測はしているようです。

なので、昔からやっている歩測には、
絶大な信頼があるのでしょう。

歩測をなくそうとして
取り入れられたルールなのに、
本末転倒ですね。

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プロは飛距離のロスが少ない

そもそも、プロの飛距離は安定しています。

同じホールなら、
残り距離もそんなに変わらない。

天候が変わらなければ、
20ヤードも変わらないでしょう。

それなら、練習ラウンドで測った距離から、
ちょっと歩測すれば正確な距離がわかります。

練習ラウンドと
だいたい同じ場所に打てれば、
距離測定器を使わないでも、
クラブ選択できるはずです。

想定した場所に打つ限り、
歩測に時間をかけることなく、
距離がわかるのかもしれません。

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イレギュラーな場面には使えるかも

距離測定器

プロゴルファーは練習ラウンドで、
コースの距離を測ることができます。

なので、ほとんどの場合は、
距離測定器を使わなくても、
歩測で距離がわかります。

しかし、林に入ったり、
木に当たったりして、
イレギュラーなことが起こると、
途端に距離がわからなくなります。

想定外の場所にボールが行った場合は、
歩測にも時間がかかります。

そんな時は、距離測定器で、
ある程度正確な距離を
測定する必要が出てきます。

レイアップするにしても、
だいたい打つのではなく、
ある程度寄せやすい位置まで、
ボールを運ぶ必要があります。

刻みに失敗して、
寄せにくい場所に打ってしまえば、
スコアのロスになります。

そのような場面を想定して、
距離測定器を持っておくことは
アリかなと思います。

まとめ

この記事では、
プロが試合で認められているにもかかわらず、
距離測定器を使わない理由について
お伝えしました。

プロは、試合の前に練習ラウンドがあり、
セカンド地点からの距離は、
あらかじめ調べておくことができます。

そのため、
飛距離が安定しているプロにとって、
セカンド地点からの距離は測定しなくても、
ある程度わかっています。

しかも、

  • 高低差の補正ができない、
  • 手ブレで距離がばらつく、
  • 目標を間違える、

などの理由で距離の間違えも起こります。

1ヤードの誤差が
勝負を分けるプロにとっては、
距離の間違えは致命的。

それなら、歩測をした方が信頼できる、
ということだと思います。

しかし、
全てが順調にいく訳ではありません。

天候が変わったり、
ミスショットすると、
想定外の距離が残ります。

歩測するのに時間がかかる場合もあります。

そんなときのために、
距離測定器は必要かな、
と思います。

いざという時のために、
持っておいてもいいかな、
と個人的には思います。

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