ユーティリティークラブは、
フェアウェイウッドとアイアンの距離の穴を埋めるために
開発されたクラブです。
しかし、最近では4番アイアン、5番アイアンに
とって代わるクラブになっています。
今では、5番アイアン、6番アイアンの代わりに、
ユーティリティーの7番、9番、
というクラブを入れているプロもいるくらいです。
高く上がってグリーンで止まるのが、
プロにとってもメリットが大きいからです。
それは、初心者にとっても、
優しく打てるのでメリットが大きいです。
5番アイアンの距離を7番アイアンくらい簡単に打てる
![ユーティリティー](http://golf-100giri.com/wp-content/uploads/2020/01/1c177da86169eb0c6177a6e5e4096314_s.jpg)
ユーティリティクラブのメリットは、
なんといっても優しく打てることです。
例えば、グリーンまで160ヤード、
5番アイアンでは乗せるのが難しくても、
ユーティリティの5番なら、
意外と簡単にグリーンに乗せられます。
なぜかというと、
アイアンよりダフりにくいからです。
アイアンよりソールが広いため、
ダフッてもソールが滑って
ヘッドスピードが落ちません。
それと、重心が低くスイートスポットが広いので、
ミスヒットが少なく、
アイアンよりも飛距離が安定しています。
5番アイアンだと自信がなく、
使うときにプレッシャーのかかる人も多いと思います。
でも、ユーティリティーの5番なら簡単に打てるので、
自信を持ってショットできると思います。
さらに、ユーティリティーのクラブは
アイアンよりも球を上げやすくなっています。
例えば、ユーティリティーの5番は、
7番アイアンくらいに高く上がり、
5番アイアン以上の飛距離が出ます。
なので、グリーンに落ちてから
球が止まりやすくなっています。
アイアンではちょっと乗せるのが難しい距離でも、
意外と簡単にグリーンオンを狙えるのが
ユーティリティークラブのメリットです。
ラフから優しく打つことができる
![ユーティリティー](http://golf-100giri.com/wp-content/uploads/2020/01/5a2f02d53af3bfc83aa4e19540403c72_s.jpg)
ユーティリティのクラブは、
アイアンとウッドのいいとこ取りをしたクラブです。
ユーティリティはフェアウェイウッドより、
クラブヘッドが小さいので
ラフの抵抗が少なくなっています。
なので、ウッドで打てないラフの中から打つことができます。
また、クラブヘッドが滑りやすいので、
アイアンのようにラフに引っかかるミスも少なくなります。
同じ番手ならアイアンよりユーティリティの方が
ラフから打ちやすいでしょう。
ライにもよりますが、
7番アイアンで打てるラフなら、
ユーティリティーの5番くらいでも打てるでしょう。
ラフからでも距離が稼げそうですね。
難しいライからでも割と簡単に打てるのが、
ユーティリティのメリットといえます。
ウッド型とアイアン型がある
![ユーティリティー](http://golf-100giri.com/wp-content/uploads/2020/01/53e0be0c04a411282566b83c5152bca5_s.jpg)
ユーティリティには、
ウッド型とアイアン型があります。
文字通りアイアンそっくりな形をしているのがアイアン型です。
ウッド型はフェアウェイウッドを小さくした形をしています。
両者の違いはスイートスポットの広さです。
ウッド型の方がスイートスポットが広いので、
打ちやすいです。
重心が低く、球も上がりやすくなっています。
なので、まだ100が切れていない人は、
ウッド型のユーティリティがおすすめです。
アイアン型のユーティリティは、
ロングアイアンに近い感覚です。
スイートスポットは狭いけど、
スライスやフックなどを打つときの
コントロール性に優れています。
ロングアイアンを使っている人からみると、
打ちやすくなっています。
ロングアイアンが打てる人が、
ミスを減らすために使うクラブです。
番手ごとの飛距離を把握する
ユーティリティクラブを購入する場合、
番手ごとの飛距離を把握することが大切です。
今使っているアイアンと飛距離が同じでは、
ユーティリティクラブを使う意味が無くなります。
例えば、ユーティリティの5番と
アイアンの5番で飛距離が変わらないなら、
5番アイアンを使う必要がありません。
なるべく、番手ごとの飛距離が
等間隔になるようなクラブセッティングにしましょう。
フェアウェイウッドとアイアンの飛距離の差を埋めながら、
苦手なアイアンをユーティリティに変えていくのが良いです。
ただ、シャフトの性能やクラブヘッドの素材によって、
飛距離が変わるので注意が必要です。
例えば、ロフト角が24°でも、
4番アイアンより飛ぶかもしれません。
購入する前に、
試打をして飛距離を確認することが必要になります。
また、そのクラブがあなたにとって難しいクラブだったり、
そもそもユーティリティクラブは合わない、
ということも変えられます。
購入してから後悔しないように、
できるだけ試打をしてから
慎重に決めるようにしてください。