知らないと損!カート道救済でペナルティーになる5つのNG行為

カート道 ルール
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カート道に止まったボールは、
罰なしに動かすことができます。

普段、適当に動かしている、
という人も多いのでは?


プライベートラウンドなら、
それでもいいかもしれません。

しかし、競技の場合などは、
それではまずいです。

処置の仕方を間違えると、
思わぬペナルティを課せられることも…

なので、普段から
カート道救済の正しい処置の仕方は、
実践した方がいいと思います。

この記事では、
カート道救済でペナルティを受ける、
NG行為についてまとめてみました。

カート道救済の正しい処置

カート道救済の手順は次の通りです。

ボールの位置にマークしてボールを拾い上げる

カート道の左右でニアレストポイントを決める

ニアレストポイントは
打つ時にスタンスがかからない
位置になります

左右のニアレストポイントにマークをする

カート道に止まったボールの
位置に近い方が
ニアレストポイントです。

ニアレストポイントのマークを基点としてワンクラブレングス以内にドロップする

ニアレストポイントから
ワンクラブ離れた場所にマークすると、
ドロップエリアがわかりやすくなります。

ドロップして、ボールが止まらず、
ドロップエリア外に転がった場合は、
再ドロップになります。

再ドロップしても、
ドロップエリア外に転がった場合は、
ボールの落ちた位置にプレースして、
プレーすることになります。

これらの手順が間違っていると、
ボールはインプレーでは無くなります。

インプレーではないボールを打てば、
誤所からのプレーなどによる
ペナルティーになります。

カート道救済の場合は、
重大な違反になる可能性が低いので、正
しいボールの位置で
打ちなおす必要はありません。

しかし、2ペナルティーになるため、
スコア的にも損失が大きくなるので、
注意が必要です。

ここからは、カート道救済のときに
ペナルティーになりやすい
NG行為をご紹介します。

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ニアレストポイントを間違える

カート道

カート道救済のとき、
最も間違えやすいのは、
ニアレストポイントです。

カート道の右側か左側か?

ドロップ位置を間違えてプレーすると、
誤所からのプレーで
2ペナルティーになります。

誤所からのプレーとは、
定められているの位置から
打たなかったことに対する罰則です。

重大な違反の場合と、
そうでない場合があり、
重大な違反の場合は
打ちなおす必要があります。

この場合は、
重大な違反にはならないため、
打ちなおす必要はありません。

打ちなおす必要はないものの、
2打罰は大きいです。

ニアレストポイントを間違えただけで、
2ペナルティーになるのです。

パーで上がったのにダブルボギーに、
ボギーで上がってもトリプルボギーです。

スコア的な痛手は大きいので、
注意が必要です。

ニアレストポイントとは、
ピンに近づかない範囲で、
救済を受けられる最も近い場所です。

カート道救済は、
スタンスのかからない位置まで
動かす必要があります。

そのため、カート道の右にあっても、
右に出せるとは限りません。

図のようなケースは、
カート道の右側の方が近いですが、
左に出さなければいけません。

右効きの人は、
スタンスの分の距離が足されるので、
左に出さないといけないこともあります。

もし、左右間違ってドロップして、
プレーをした場合は、
誤所からのプレーとなり、
ペナルティを課せられます。

知らないで、
ペナルティーを加えなければ、
過少申告になります。

競技なら失格です。

なので、正式なルールでプレーする時は、
面倒くさいですが、
ちゃんと距離を測る必要があります。

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救済後、カート道を踏んで打った

カート道救済は、
スタンスがカート道にかからない場所まで、
ボールを動かす必要があります。

そのため、
正しい場所にドロップできれば、
カート道を踏んで打つことはないはず

しかし、救済を受けたにもかかわらず
カート道を踏んで打った、
ということがあれば、
それは間違った場所から
打ったことになります。

つまり、カート道を踏むということは、
ニアレストポイントが
正しくないということです。

間違った場所から打ったら、
誤所からのプレーとなり、
ペナルティーです。

誤所からのプレーは、
2ペナルティーで、
そのままプレーを続けることになります。

知らずにプレーを続ければ、
過少申告になります。

もちろん、救済を受けないで、
カート道を踏んで打つ、
というのはアリです。

しかし、カート道救済を受けたら、
カート道を踏んで打つ、
というのは本来おかしいのです。

カート道を踏んで打ったら、
救済にはならない、
ということは覚えておきましょう。

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ドロップエリアの外から打った

カート道救済をする場合、
必ずドロップエリア内から
打たなければいけません。

ドロップエリアは、
ニアレストポイントにマークをして、
そこから1クラブレングス以内です。

しかし、ドロップしたボールが、
思いのほか転がって、
ドロップエリア外に
行ってしまうことは良くあります。

その場合は、
再ドロップする必要があります。

再ドロップしても、
ドロップエリアの外に転がった場合は、
ドロップエリア内にプレースして、
プレーをします。

ドロップのときは、
この手順を踏まないといけません。

しかし、再ドロップが面倒くさくて、
そのまま打ってしまえば、
誤所からのプレーでペナルティになります。

ドロップエリアはマークしないと、
わかりにくい可能性があります。

ニアレストポイントと、
1クラブ先のポイント、
2つのマークをすれば、
ドロップエリアがわかりやすくなります。

プライベートラウンドなら、
だいたいの位置で通用しますが、
競技ゴルフではペナルティーになります。

なので、ドロップする時は、
ニアレストポイントと同時に、
1クラブ先の位置にも、
マークすることをおすすめします。

ニアレストポイントにマークしない

ドロップする場合は、
必ず基点が必要になります。

基点とは、ドロップエリアの
一番前にあるポイントのことです。

カート道救済の場合は、
ニアレストポイントが基点になります。

基点より前にあるボールは、
ホールに近づいたことになり、
ドロップエリア外です。

ドロップエリア外からプレーをすると、
誤所からのプレーで、
ペナルティになります。

もし、マークしないでドロップした場合、
基点はボールが
最初に落ちた場所になります。

もし、ドロップしたボールが、
少しでも前に転がった場合は、
基点より前にボールがあることになります。

そのボールを打ってしまった場合は、
誤所からのプレーで
2ペナルティーです。

知らないで、
マークしないでドロップすると、
同伴者からクレームを
受けるかもしれません。

もし、競技ならペナルティになるので、
注意が必要です。

ドロップの仕方を間違える

ドロップの仕方を間違えても、
やり直せばペナルティーにはなりません。

ドロップの仕方の間違えとは、

  • 昔のように肩の高さからドロップ
  • ドロップした球が落ちる前に体やクラブに当たる
  • ドロップエリアの外に落ちたボールがエリア内に入る

などの場合です。

ただし、ドロップした球が、
地面に落ちた後に
体やクラブに当たった場合、
ドロップエリア内に止まっていれば、
そのボールでプレーすることができます。

ドロップの仕方を間違えた場合は、
無罰で再ドロップをする必要があります。

何回間違えても無罰です。

しかし、
再ドロップしないでプレーを続けると、
ペナルティを受けることになります。

この場合は、
ドロップエリアの中であれば
誤所からのプレーにはあたりません。

1ペナルティーで
プレーを続けることができます。

不注意で、
余計なペナルティーを受けないように、
注意が必要です。

まとめ

この記事では、カート道救済の処置で、
ペナルティーを受ける恐れのある、
NG行為についてお伝えしました。

  • ニアレストポイントを間違える
  • 救済後、カート道を踏んで打った
  • ドロップエリアの外から打った
  • ニアレストポイントにマークしない
  • ドロップの仕方を間違える

これらの行為は、
ペナルティーを受ける恐れがあります。

間違えたままプレーを続ければ、
ペナルティーです。

しかし、正しい方法でドロップし直せば、
ペナルティーは回避できます。

ニアレストポイントを間違えたり、
マークしないでドロップすることは、
犯しやすい間違えです。

競技ではペナルティーを受けるかもしれません。

ペナルティーを回避するためにも、
救済処置の正しい方法は、
覚えておいてください。

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