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TVでは伝わらない!マスターズで松山が見せたショットの凄さとは?

オーガスタ
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もうすぐマスターズが始まりますね。

今年の注目といえばやはり、
松山秀樹の連覇ではないでしょうか?


昨年はアジア初のマスターズ制覇。。

素晴らしかったです。

昨年の優勝のポイントといえば、
15番ホールのセカンドショットを
挙げる専門家が多かったですね。

最終日、池に入れたショットです。

池に入れたのになぜ?

と、疑問に思う人も多いと思います。

しかし、実際にグーグルマップで、
15番ホールを見てみると、
とんでもなく勇気のいるショットだ
ということがわかりました。

この記事では、
昨年松山選手が15番ホールで見せた、
1セカンドショットの凄さについて、
まとめてみました。

マスターズ15番ホールはどんなホール

オーガスタの15番ホールは、
550ヤードのパー5です。

優勝を狙うなら、
ここはバーディーを取りたいホールです。

しかし、
グリーンの手前の池が利いていて、
なかなかバーディーを取れないのが、
15番ホールの特徴です。

問題のグリーンはこちらです。

グリーンの手前は池があって、
手前は池に向かって傾斜しています。

なので、ショートしたら、
全て池に入ります。

ショートアイアンで打ったら、
グリーンに落ちても、
バックスピンで池に入ることがあります。

さらに、グリーン左奥にも池があり、
池に向かって傾斜しています。

なので、手前も奥も池のリスクがあり、
落とし場所に苦労するホールと言えます。

バーディーを取りたくても、
なかなか難しいホールと言えます。

松山選手が狙った時は、
ピンは左側に立っていて、
ピンを狙うには手前も奥も池がある、
というリスクの高いショット、
ということがわかります。

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セカンドショットは右に打つのが定石

グリーンの右は比較的幅があります。

しかも、右奥には池がないので、
手前の池を超えれば、
池に入ることはありません。

最悪、グリーンを外しても、
右のバンカーや奥からのアプローチで
バーディーを狙えます。

それに対して、
左側は奥行が無くて、
手前も奥も池があります

池に入れたら、バーディーはおろか、
ボギーのリスクが高くなります。

なので、
ほとんどの選手は右を狙ってきます。

グーグルマップには、
距離を測る機能があります。

なので、
オーガスタナショナルを検察して、
15番ホールのグリーンの大きさを
測ってみました。

グリーンの右側の奥行きは約25ヤード。

それに対して、
左側の奥行きは約15ヤードです。

テレビでは大きく見えるグリーンだけど、
意外と小さいですね。

セカンドショット、
ロングアイアンで狙うなら、
通常は右側を狙うのが定石です。

右に打って池を超えれば、
少なくともボギーはないでしょう。

15番ホールのセカンドショットで、
左のピンに打ってくるのは、
距離の短かった時代に、
タイガーウッズがショートアイアンで
打ったショットくらいです。

距離が長くなってからは、
ほとんど目にしていません。

奥行き15ヤードの中に止めるのは、
至難の技だからです。

PGAのトッププロでも、
ピンを狙って来ないのは、
とてもリスクの高いショットだからです。

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数ヤードの範囲に落とさないとピンに寄らない

松山選手の打った距離は、
残り約230ヤード。

4番アイアンで打ったようです。

4番アイアンは、
落ちた後転がります。

おそらく、スピンが効いた球じゃないと、
グリーンな残らないでしょう。

しかも、
15ヤードの真ん中より手前に落ちないと、
グリーンに乗らないと思います。

それを考えると落とし場所は、
ほんの数ヤードしかありません。

230ヤード先の、数ヤードのエリアです。

これは、とんでもなく、
凄いショットと言えるのではないでしょうか?

優勝争いの中で、
安全策を取らずに、
ピンを狙ってきた。

これこそ、
松山秀樹の凄さではないでしょうか?

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3日目には成功している

松山選手は、
3日目の15番ホールでも、
同じショットを成功させています。

4番アイアンで、
スピンがかかったボールを、
ピンポイントに落としたショットです。

このショットができる選手は、
松山選手以外いません。

このショットも、
伏線になっていると思います。

3日目に成功していることで、
最終日のショットは、無謀な攻めではない、
と周りに思わせたんだと思います。

最終日は失敗したけど、
こんなショットはいつでも打てるぞ、
と周りに知らしめるショットです。

優勝争いをしている選手には、
無言のプレッシャーを、
与えたのではないでしょうか?

まとめ

この記事では、
昨年のマスターズ15番ホールで、
松山秀樹が打ったショットの凄さ
についてお伝えしました。

15番ホールのグリーンの大きさを
実際に測ってみると意外と小さい。

松山選手の打った方向は
奥行15ヤードしかないことがわかります。

230ヤードもあるショットを、
4番アイアンで、
スピンの効いたボールを打たないと、
グリーンに乗りません。

手前も奥も、池があり、
失敗すればボギーになります。

そんなショットを
成功させる自信があったことが、
他の選手のプレッシャーになり
優勝につながったのだと思います。

実際、
3日目には成功していることから、
余計に驚異に感じたのでしょう。

だから、最終日は失敗したけど、
攻める姿勢が、他の選手に伝わり、
優勝につながったのでしょう。

しかし、PGAツアーは世界最高峰。

この結果を受けて、
同じショットを打ってくる選手が
他にもいるかもしれません。

今年のマスターズは、
そんな視点で見てみると、
楽しみも増えるにではないでしょうか?

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