あなたは、適正ヤーデージという言葉を
ご存じですか？
適正ヤーデージとは、
ドライバーの飛距離から換算した、
ゴルフを最も楽しく
プレーできるコース距離のことです。
ドライバーの飛距離に対する、
適正ヤーデージを知ることで、
- 良いスコアが出せるようになる。
- ゴルフが上達に役立つ
- ゴルフ観戦の見方が変わる
といったメリットがあります。
適正ヤーデージのコースでプレーすれば、
パーオンできるホールが増え
ショット、パットがよくなれば70台も狙え
ゴルフが楽しくなります。
なかなか100が切れない人でも、
案外簡単に100切りできたりします。
頑張っているのに100切りできないのは、
長すぎるコースばかり
プレーしているからかもしれません。
まずは、あなたの適正ヤーデージを
チェックしてみてください。
適正ヤーデージのコースでプレーすれば、
今よりスコアが良くなり、
ゴルフが楽しくなります。
この記事では、適正ヤーデージを
理解することのメリットについて
まとめてみました。
適正ヤーデージとは
適正ヤーデージとは、
ドライバーの飛距離から換算した、
最も楽しめるコース距離を示す数字です。
コース距離が長くなるほど、
良いスコアを出すことが難しくなります。
男子プロは7000ヤード以上、
女子プロは6500ヤード以上で
プレーするのが一般的になっています。
しかし、アベレージゴルファーが、
これくらいの距離でプレーすれば、
良いスコアを出すことが難しくなり、
ゴルフがつまらなく
感じるかもしれません。
それは、距離が長すぎるため、
いいショットを打っても、
パーオンできないホールが
増えるからです。
男性ゴルファーは通常白ティーから、
女性はレディースティーから
プレーします。
白ティーの平均は6200ヤードくらい、
レディースティーは5300ヤードくらい
と言われています。
しかし、人によっては、
この距離でも長く感じる人も
いると思います。
ドライバーが飛ばない人は、
いいショットしても2オンできないで、
ボギー、ダボになってしまう。
ミスショットをしたら、
3オン、4オンも難しくなる。
そんなことが無いように、
プレーできるコース距離が、
適正ヤーデージになります。
適正ヤーデージのコースを
プレーすることで、
飛ばない人でも、
いいショットができれば、
パーやバーディーが狙えます。
安定したショットが打てれば、
70台も出せるかもしれません。
あなたにとっての
適正ヤーデージを知っておくことは、
ゴルフを楽しむ上で結構大切です。
USＧAの推奨する適正ヤーデージは、
ドライバーの平均飛距離の
28倍と言われています。
例えば、ドライバーの飛距離が、
200ヤードの人は5600ヤード
220ヤードの人は6260ヤード
240ヤードの人は6720ヤード
260ヤードの人は7280ヤード
ということになります。
例えば、5600ヤードを18で割ると、
約311ヤードになります。
平均的なパー4が、311ヤードです。
なので、
ドライバーで200ヤード打ったら、
ショートアイアンで2オンできそうな
距離ですね。
5600ヤードのコースは、
それくらいのコースがほとんど、
と考えていいと思います。
また、マスターズの行われる
オーガスタナショナルは、
7500ヤードを超えています。
18で割ると417ヤードくらいです。
200ヤードくらいの飛距離では、
とてもパーオンできそうにないですね。
もちろん、
チャレンジしてみることも
悪くないですが…
このように、
あなたの適正ヤーデージを知ることで、
ゴルフが楽しめそうなコースが
わかるようになります。
白ティーより前のティーでもOK
ゴルフ場の白ティーの
平均は6200ヤードくらいです。
しかし、この距離でも長すぎる、
という人も多いと思います。
白ティーの適正飛距離は、
220ヤードです。
220ヤード飛ぶ人は、
まあまあ飛ばし屋です。
白ティーから6000ヤード以下の
コースを探すのもいいですが、
どうしてもプレーしたいコースであったり、
条件に合うコースが見つからない
ということもあると思います。
そんな時は、白ティーより前のティーで
プレーしてもいいと思います。
シニア用に作られた、
ゴールドやシルバーのティーや、
レディースティーでもいいと思います。
ゴルフ仲間の手前、
それはできないという場合は
仕方がないですが…
でも、競技で無ければ、
前のティーでプレーすることは、
問題ないと思います。
なので、プレーに自信を付けたい人は、
白ティーより前のティーで
プレーすることも
検討してみてください。
良いスコアが出せれば自信が付く
適正ヤーデージのコースでプレーすれば、
比較的楽にプレーすることができるので、
スコアが良くなります。
なかなかスコアが良くならない人は、
短めのコースをプレーして、
良いスコアを出し、
自信を付けることが大切です。
あなたにとって
長過ぎるコースでプレーしても、
- いいショットしてもパーオンできない
- いいスコアが出ない
- 飛ばそうとして力む
- さらにショットが荒れる
という悪循環になる可能性が
高くなります。
ボギー、ダブルボギーが当たり前、
という状況になると、
モチベーションが下がります。
必要以上に
スコアを乱しているかもしれません。
しかし、適正ヤーデージでプレーすれば、
比較的楽にパーオンできて、
パーやバーディーが
取れるようになります。
ティーショットが飛ばなくても、
まだパーオンのチャンスがある。
そう思うと、
楽にプレーできるのではないでしょうか？
パーの数が増えてくれば、
ボギー、ダブルボギーは打ちたくない、
という意識になります。
適正ヤーデージのコースで
良いスコアを出せるようになれば、
もっと長いコースでプレーするときでも、
好影響になります。
ゴルフ上達に役立つ
適正ヤーデージを知ることは、
ゴルフの上達にも役立ちます。
適正ヤーデージのコースをプレーすれば、
モチベーションが落ちないので、
良いプレーになりやすい。
すると、
適正ヤーデージ以上のコースを
プレーする時でも、
変に力んだりしない。
飛ばさなくても、
次のショットでグリーンを狙えばいい。
という意識になれば
簡単にダボ以上を叩かなくなります。
適正ヤーデージ以上のコースで
良いスコアが出れば自信になります。
今まで良いスコアが出なかったコースでも
良いスコアが出せるかもしれません。
飛距離アップの目標ができる
例えば、白ティーから70台を出したい。
と思ったとします。
白ティーの平均は6200ヤードですから、
適正ヤーデージは220ヤードくらいです。
安定して220ヤード飛ばせれば、
70台は見えてきます。
もちろん、アイアンショットや
アプローチも磨く必要はありますが。
でも、白ティーを攻略するには、
220ヤードの距離が必要、
ということになり
必要以上に飛ばす必要が無くなります。
なので、今220ヤード飛んでいる人は、
ドライバーショットを安定させればいいし、
200ヤードしか飛ばない人は、
220ヤードまで飛距離アップが必要、
ということがわかります。
漠然と、飛距離アップに励むよりは、
目標があった方がやりやすいと思います。
ゴルフ観戦の見方が変わる
適正ヤーデージの数値を知ることで、
プロの試合の見方が変わり、
より楽しく観戦することができます。
例えば、PGAのコースは、
どんどん長くなっているけど、
どれくらいなのか。
日本のプロはどんなセッティングで
プレーしているのか。
男女の差はどれくらいあるのか？
単純に距離だけではないと思いますが、
いろんな大会のコースを見れば、
どれくらいの厳しさでやっているのかが
見えてきます。
例えば、男子のメジャー、
日本ゴルフツアー選手権のコースは、
7430ヤードです。
これを28で割ると265ヤード。
日本の男子プロの平均飛距離は
60位前後の選手で280ヤードです。
ラフを長くしたり
グリーンを速くしたりして
難しいセッティングにしていますが、
ほとんどの選手が、
距離的には結構余裕がありそうです。
7400ヤードを超えているのに、
結構余裕があるんですね。
一方、女子のメジャー、
ワールドレディスチャンピオンシップは
6780ヤードのコースです。
これを28で割ると242ヤード。
女子プロの平均飛距離は
60位前後の選手で235ヤードくらいです。
なので、多くの選手は
長すぎるコースで
プレーしていることになりますね。
適正ヤーデージを超えるコースでは、
パーオンするのにウッドを使ったり、
場合によってはパーオンできないホールが
あるかもしれません。
そんな中、60台のスコアを出して、
優勝争いをできる選手は、
ウッドやユーティリティーでも
バーディーチャンスに付けられる、
ショットの精度があると言えます。
あらためて、
飛ばなくて上位にいる選手は、
ショットの正確性が凄い、
ということがわかりますね。
まとめ
この記事では、
適正ヤーデージを理解することのメリット
についてお伝えしました。
適正ヤーデージとは、
ドライバーの飛距離から換算した、
ゴルフを楽しくプレーできる
コース距離のことです。
適正ヤーデージを知ることで、
- スコアがよくなる
- ゴルフ上達に役立つ
- ゴルフ観戦の見方が変わる
といったメリットがあります。
あなたのゴルフスコアが悪いのは、
長すぎるコースで
プレーしているからかもしれません。
適正ヤーデージのコースでプレーすれば、
- パーオンできるホールが増える
- ショット、パットがよくなれば70台も狙える
- ゴルフが楽しくなる
というメリットがあります。
ゴルフで100切りできない
ドライバーが飛ばなくなった
ベストスコアが更新できない
という人は、適正ヤーデージのコースを
プレーしてみてはいかがでしょうか？