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同伴者に嫌われる!OKパットの距離の基準やNG行為

OKパット
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プライベートなゴルフでは、
短いパターをやらずに入ったことにする、
OKというルールがあります。

OKのルールは正式なルールではないため、
曖昧な部分が多いと思います。


OKパットの距離はどれくらい?
OKパットを外したらどうなるの?
OKパットはカウントされるの?

プレー中に判断に困る人も
多いと思います。

でも、OKパットは
正式なルールではありません。

プレーを早くするために、
仲間内でやっているルールです。

あくまでも、常識的な基準で
判断するしかありません。

それが、常識を逸脱するようだと、
同伴者から嫌われるかもしれません。

とはいっても、
その常識的な基準がわからない、
というゴルファーも多いと思います。

同伴者に嫌われないためにも、
OKの基準やNG行為は知っておいた方が
いいと思います。

この記事では、OKパットにする基準や、
グリーン上でのふるまい方について
まとめてみました。

OKパットとは

OKパットは、
プライベートラウンドだけに通用する
仲間内だけのルールです。

絶対に入るパットは、
基本的にないのですが、
90パーセント以上入るくらいの
短いパットは入ったことにする、
というルールです。

プライベートラウンドで、
正式にスコアを付ける必要がない場合に、
使われるルールです。

OKパットは、
入ったことにするパットなので、
1打になります。

なので、OKパットにした場合は、
それまで打った打数に、
プラス1したものが、
スコアになります。

例えば、パーパットを外して
OKになった場合は、
そのホールはボギーになります。

なぜ、
このようなルールがあるのかというと、
スロープレーをしないためです。

30センチくらいのパターで
こんなことがあると、
プレーが遅くなります。

後ろの組の人も、
イライラするかもしれません。

そのために、短いパットは省略して、
さっさとホールアウトするための
ルールになります。

過少申告に注意

初心者のうちは、
ルールを理解せずに
OKパットをカウントしない人も
いるかもしれません。

例えば、ボギーパットをOKした場合、
パーであると勘違いしてしまう
というケースです。

確かに「OK」と言われると、
「パーパットが入ったことでいいよ」
と受け取る人もいます。

しかし、パーパットを外していますから、
ボギーの扱いになるはずです。

過少申告しても、
競技ゴルフやコンペでなければ
失格にはなりません。

でも、過少申告をすることで、
同伴者はあまりいい
気分にならないでしょう。

OKパットはあくまでも、
そのパットを省略する
という意味で、
入ったことにする
という意味ではないことを
覚えておきましょう。

OKアリのスコアは参考程度

もし、あなたがOKアリでプレーした場合、
そのスコアは参考程度のものです。

OKアリでプレーした場合は、
OKナシに比べて、
当然スコアが良くなるからです。

OKしたパットの中には、
いくつか外れるパットもあるでしょう。

なので、OKアリでプレーして、
100を切ったとしても、
正式なスコアではないのです。

まして、1mくらいのパットを
OKしているゴルファーは、
100切りしても信用されないでしょう。

1mくらいのパットは、
プロでも10回に1回は外します。

まして、アベレージゴルファーなら、
半分以上外すかもしれません。

本人は100を切ったつもりでも、
完全にホールアウトしていないから、
怪しいものです。

しかし、できるだけOKをせず、
明らかに入れられるパットだけを
OKしているゴルファーのスコアは、
ある程度信用できます。

2~30センチくらいのパットなら、
たまに外すことはあっても、
めったに外しません。

なので、実力に近いスコアになります。

それでも、実力に近いというだけで、
正確に出したスコアではありません。

OKアリでベストスコアを出しても、
それは参考程度にしかならない、
ということは覚えておきましょう。

競技ゴルフはOKなし

OKパットは競技ゴルフでは使えません。

どんな短いパットでも、
ホールに入れるまでは、
ホールアウトできません。

なので、競技ゴルフで出したスコアは、
正式なスコアとして認められます。

プライベートに比べると、
悪いスコアになる場合が多いです。

でも、本当に上達したいなら、
競技ゴルフに出ればいいと思います。

競技でOKしたらペナルティー

競技ゴルフはOKナシなので、
ボールを拾い上げてしまったら、
ペナルティーになるので、
注意しましょう。

競技ゴルフでOKパットを
受け入れてしまった場合、

ということになります。

パーパットを拾ってしまえば、
次を入れてもボギーです。

うっかりミスでスコアが悪くなるので、
注意しましょう。

マッチプレーではOKできる

OKパットは競技ではできません。

しかし、マッチプレーでは、
競技でもOKパットはあります。

なぜなら、マッチプレーは
1ホールごとの勝負だからです。

マッチプレーの場合のOKは、
コンシード(認める)と呼びます。

例えば、
そのホールでの負けが確定的な場合に、
自分の負けを認めて、
ボールを拾い上げたりします。

あるいは、
相手がパーが取れなかった場合に、
自分がパーが取れそうな場合は、
相手のボギーを認めることもあります。

マッチプレーの戦略的な駆け引きもあります。

例えば、
自分のパーパットが残っているのに、
相手のボギーパットを
コンシードしてしまうケースです。

自分のパーパットを外したら、
引き分けになってしまいますよね。

でも

といった、
心理的プレッシャーを与える意味で、
OKを出すケースがあるのです。

マッチプレーを観戦する場合は、
このような心理戦を理解すると、
面白いと思います。

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常識的なOKパットは?

OKパットの適切な距離はどのくらい?

難しいですが、50センチ以内は、
OKしてもいいと思います。

平均90前後のゴルファーは、
50センチなら95%以上入る、
というデータがあります。

これが1mになると、
プロでも10回に1回は外すようです。

まして、アベレージゴルファーなら、
3回に1回は外しそうです。

パターが苦手なゴルファーは、
もっと外すかもしれません。

外す可能性のあるパットをOKするのは、
ハンディをあげているようなものです。

なので、1mはやりすぎと思います。

また、50センチでも、
大きく曲がりそうなラインや、
下り傾斜がきついラインは、
外す可能性があります。

その時は、OKを出さない方が
いいのかもしれません。

このように、ラインの難しさによっても、
OKの距離は変わってきます。

なので、あなたなら簡単に入るかどうか、
という視点でOKを出すのが
いいのではないでしょうか?

OKの基準は人による

OKパットの基準は、
人によると思います。

競技志向の強いゴルファーは、
簡単にOKしない方がいいですし

ゴルフを楽しむのが目的のゴルファーは、
割と長めのパットでも、
OKしてあげてもいいと思います。

そのホールで
非常に苦労したゴルファーには、
プレーを早くするために、
少し長めでもOKすることもあります。

あるいは、ショートパットが苦手な人は、
練習のためにやりたい
ゴルファーもいるかもしれません。

その時は、
簡単にOKを出しません。

このように、OKの基準は非常に曖昧です。

プレーヤーにもよるし、
時と場合にもよると思います。

プレーを急いだほうがいい時は、
甘めに出してもいいし、
余裕がある場合は、
通常の基準でもかまわないです。

なので、あなたがOKを出す基準は、
あなた基準でいいと思います。

基準がわからないときは、
OKと言わない方がいいのかもしれません。

あなたが言わなくても、
特に問題にはならないはず。

気楽な気持ちで
プレーすればいいと思います。

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OKパットを外したら

同伴者にOKと言われたけど、
そのパターを打って、
外してしまった。

ありがちな話ですね。

OKパットを外したら、
スコアはどうなるのでしょうか?

迷うところですね。

でも、
正式ルールではありませんから、
どちらを選択しても構いません。

こういうことは、
外した本人自身が
決めることだと思います。

基本的には、
どちらも正しいと言えます。

OKアリのスコアは参考記録ですので。

でも、ゴルフは自分で自分を
律するスポーツです。

本人がOKを拒否したのですから、
通常はそのスコアプラスするもの。

いくら「練習のつもり」
と言っても言い訳に聞こえます。

同伴者の印象を悪くしないためにも、
その方がいいと思います。

OKされたら素直に受け入れる

個人的な意見ですが、
OKされたパットは、
素直に受け入れた方がいいと思います。

OKパットは、
プレーファストのためにするものです。

それを、真剣に狙ってパットするのは、
あまり良いマナーとは言えません。

OKしたはずのパットを

マークして、
方向を定めて、
集中して、

となると、
同伴者もイライラします。

やるとしても、
さらっと時間をかけずに入れて欲しい。

まして、外すなんて見苦しい。

なので、人からOKされたパットは、
素直に受け入れて、
ホールアウトしましょう。

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OKパットのやりすぎは上達しない

OKパットはプレーファストのため。

という大義名分を掲げて、
自分のパットをOKにする人もいます。

内心は
入れる自信がないからかもしれません。

外すと恥ずかしい、
という気持ちもあるでしょう。

その気持ちは良くわかります。

しかし、OKパットをやりすぎると、
パターが上手くなりません。

OKパットばかりで、
ショートパットをやらないと、
ショートパットが入らなくなります。

ショートパットは、
出だしの30センチが、
目標方向に転がせることが大切です。

ショートパットを
省略してしまう癖がつくと、
ラインに乗せるスキルが低下します。

OKパットは
プレーファストのために必要ですが、
ショートパットを入れることをしないと、
パターが上達しません。

なので、50センチ以上あるパットは、
OKしないで入れることをおすすめします。

まとめ

この記事では、OKパットの距離の基準や、
グリーン上でのふるまい方について
お伝えしました。

OKパットは、
あくまで仲間内でのルールのため、
基準が曖昧です。

なので、
仲間内で基準が決めていないときは、
常識的な基準で判断するしかありません。

もし、あなただったら、
簡単に入れられるだろう

という基準で判断すればいいと思います。

あくまでも、
これは常識的な基準です。

同伴者がこれよりも甘い基準でも、
ルール違反でもないし、
何も言えないと思います。

でも、ゴルフは
自分で自分を律するスポーツです。

自分に甘いプレーヤーは、
あまり好感が持たれません。

外す確率の高いパットを
自分でOKすることは
同伴者に信用されません。

OKパットをやりすぎると、
パターも上達しません。

プレーファストのため、
OKパットでプレーするのは
仕方のないことです。

しかし、
なるべく自分に厳しい基準で
プレーした方が上達するはずです。

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