最終ホールでダブルボギーなら100が切れるのにOBを打ったり、
プレッシャーで短いパットを外したり、
メンタルが原因で100が切れない人も多いと思います。
せっかくいい調子でプレーしていても
簡単なミスで100切りを逃すのは悔しいですよね。
肝心な場面でミスしてしまう人は、
人1倍ゴルフが好きなんだと思います。
ゴルフが好きだから良いスコアで回りたい。
一打一打を大切に打ちたい。
そんな意識が強いのだと思います。
でも、ゴルフは欲との闘いです。
良いスコアを出そうという意識が強いほど、
ボールは曲がり、パットは外れやすくなります。
この記事では、メンタルででスコアを崩す原因や、
乗り越えるためのメンタルトレーニングの方法についてまとめてみました。
うまく打とうとするほどうまく打てない
肝心な場面でミスをする大きな原因は
上手く打とうとしすぎることだと思います。
100を切れそうになってくると、
とにかくミスは避けたいですよね。
ティーショットはOBしたくない。
アプローチはグリーンに乗せたい。
パットは入れたい。
そんな気持ちになればなるほど、
ミスが増えていきます。
うまく打とうという気持ちが、
スイングを変化させるからです。
例えば、ティーショットでOBしたくないと思ったら
ティーショット絶対まっすぐ飛ばしたい
↓
ボールの行方が気になる
↓
顔が早く上がる
↓
スライスする、当たらない
という具合にミスにつながるのです。
パットの場合もそうです。
パットを絶対に入れたい。
↓
まっすぐ転がっているか気になる
↓
早めにカップを見てしまう
↓
方向がずれる
↓
パットが外れる
といった感じです。
他にも、
クラブフェースにまっすぐ当てたい
と思ったら打ち急いでスライスすることもあります。
ダフりたくないと思ったら、
当てにいってトップしたり、
シャンクすることもあります。
あなたはそのつもりはなくても、
うまく打とうと思った瞬間にスイングは変化します。
プレッシャーに慣れていない
プレッシャーのかかった場面でミスする人は
プレッシャーに慣れていないのかもしれません。.
でも、誰にだってプレッシャーはあります。
プロゴルファーにでもあります。
私は、ツアー優勝が見えたとたん、
あり得ないミスをして優勝を逃すプロを何人もみました。
例えば、
- ショートアイアンのアプローチをざっくりして池に入れる
- フェアウェイの真ん中からシャンクする
- 数十センチのパットを外して優勝を逃す
など、一流のプロとしたらあり得ないですよね。
初めてのツアー優勝がかかったショットなら、
プロゴルファーでも簡単なミスをすることがあるのです。
一流プロですらプレッシャーに負けることがあります。
つまり、慣れていないプレッシャーに出会うと、
誰しもが簡単なミスをする可能性があるということです。
慣れてこれば、次第にミスをしないようになるはすです。
大切なのは、次のラウンドでどんな対策をするかです。
プレッシャーに対応するメンタルトレーニングとは?
何度もプレッシャーに負ける人は、
普段の練習からメンタルトレーニングすることをおすすめします。
- 絶対OBできないティーショットの場面
- 絶対乗せなければいけないアイアンショット
- 入れたら100切りのパット
など、自分で場面を想像して打つことです。
できるだけリアルにイメージして打つことが大切です。
例えば、打ちっ放しにある旗と旗の間に絶対打つ、
と思いながら打つことによって、
自分で自分にプレッシャーをかけることができます。
- 3球連続で旗と旗の間に打つ
- 5球連続でグリーンに落とす
- 10球連続でパターを入れる
というようにルールを決めて練習するのもいいと思います。
目標の球数が近づくほどプレッシャーがかかります。
プレッシャーのかかった場面でどんな球がでますか?
練習場なら自分で自分のスイングをスマホで撮影できるはずです。
プレッシャーのかかったショットがどんなスイングになるか
把握することができます。
つまり、肝心なショットのときに何に気を付ければいいか
わかってくるはずです。
自分なりのルールを作ってプレッシャーをかけることで、
肝心な場面でも自信を持って打つことができるでしょう。
まとめ
もう少しで100が切れそうなとき
プレッシャーに負けてミスをする人は、
うまく打とうとし過ぎているのかもしれません。
ゴルフはうまく打とうとすればするほど、
普段のスイングができなくなりミスにつながります。
そんなプレッシャーを乗り越えるには、
プレッシャーに慣れることが大切です。
何度も同じようなプレッシャーを経験することで、
自分なりに対策できるようになるからです。
もし、何度もプレッシャーに負けるようなら、
普段の練習からメンタルトレーニングすることをおすすめします。
自分で決めた範囲に絶対に打つ
とリアルにイメージしながら練習することで
プレッシャーがかかるとどんな癖が出るのかわかってきます。
あなたの悪い癖がわかれば
プレッシャーがかかった時どこに気を使たらいいかが見えてくるはずです。