覚えておきたいゴルフルール!ペナルティ時のスコアの数え方まとめ

ゴルフルール ルール
スポンサーリンク

OB2発打って
スコアがいくつかわからない。

誤球したけど、
処置の仕方がわからない。


そんな、経験ありませんか?

ペナルティーになると、
途端にスコアの数え方や処置の仕方が
わからなくなりますよね。

そんな時のために、
正しいルールを
覚えておくことが大切です。

  • どんな処置をすればいいのか?
  • 次は何打目になるのか?
  • 結局いくつでホールアウトしたのか?

これらが正しく判断できれば、
スコアで損をすることが無くなります。

この記事では、
ペナルティーの時のスコアの数え方や、
処置の仕方につてまとめてみました。

OB、ロストボールの場合

OBやロストボールした場合、
1打罰で元の位置からプレーします。

例えば、ティーショットが、
OBもしくはロストボールなら、
次のショットは3打目になります。

打ち直しをする時は2打増えているので、
OBは2打罰じゃないか?
と思っている人も多いと思います。

でも、最初に打ったティーショットに、
1ペナルティーを加える、
そして2回目に打ったティーショット、
これが3打目になります。

結局2打増えることになるのですが、
元の位置から打ち直しをする
というのもペナルティーになっています。

スコアの数え方は、OBを除いたスコアに、
OBを打った数の2倍を足すと、
数えやすいでしょう。

例えば、OBを除いたスコアが5で、
OBが2回なら、

5+2×2=9

スコアは9になります。

関連記事
OBは2打罰じゃない!正しい数え方や処置の方法
ロストボール(紛失球)の正しい処置やスコアの数え方

特設ティーがある場合

プライベートのラウンドなら、
特設ティーを使うことができます。

特設ティーとは、OBやロストボールでも、
元の位置に戻らないで、
プレーを続けることができるティーです。

プレイング4(フォー)とも言います。

名前の通り、
4打目からプレーします。

この場合は、

最初に打ったティーショットに
1打のペナルティーを加え
特設ティーまで仮に打ったのを加えて、
次が4打目になります。

特設ティーを使った場合も、
スコアの数え方は同じです。

OBを覗いたスコアに、
OBを打った打数の2倍を加えます。

しかし、特設ティーまで前進した、
仮想の1打があるので、
それも1打として加えます。

特設ティーから3打でホールアウトしても、
特設ティーまでの1打を加えて4打。

さらに、
OBの数の2倍を加えるようにしてください。

暫定球を打つこと

コースによっては、
特設ティーがないこともあります。

OBかどうか怪しい、
ボールがあるかわからない、

そんな場所に打ったら、
必ず暫定球を打つようにしましょう。

もし、暫定球を打たないで、
OBやロストボールだった場合、
元の位置まで戻らなくてはいけません。

そうなると、時間がかかるし、
後続組にも迷惑です。

なにより、あなたの体力が消耗して、
プレーにも影響します。

暫定球を打てば、
仮に最初のボールが有効だったら、
最初のボールでプレーすることができます。

最初のボールがなかったり、
OBだった場合は、
暫定球でプレーを続けられます。

暫定球は、
あなたのボールが有効なのか
確認できるまでの仮のボールです。

便利なルールなので、
活用するようにしましょう。

ただし、暫定球を打つ場合は必ず、
「暫定球打ちます」と
同伴者に伝える必要なあります。

伝えないと、
最初のボールはOBだとみなされます。

もしも、最初のボールが助かっても、
無効になるので注意しましょう。

スポンサーリンク

ペナルティエリアに入った場合

ボールがペナルティエリアに入った場合、
4つの処置があります。

  • 打てるなら、無罰でそのまま打てる。(ソールできるが動かすことはできない)
  • ボールが境界線を横切った地点を基点として、2クラブ以内にドロップ
  • ボールが境界線を横切った地点とカップを結んだ後方線上に基点を取り、1クラブ以内にドロップ
  • 元の位置を基点として、1クラブ以内にドロップ

1の場合は、無罰になります。

2、3、4はいずれも1打罰になります。

ティーショットで
ペナルティエリアに入った場合は、
3打目からのプレーです。

ペナルティーエリアには、
イエローペナルティーエリア(黄杭)と
レッドペナルティーエリア(赤杭)があります。

イエローペナルティーエリアでは、
2の処置が使えないので
距離的に少し不利になります。

4の処置をした場合は、
OBと同じになります。

OBと比較すると、
ドロップする位置が選べる分
ペナルティーが楽になりますね。

関連記事
赤杭や黄杭と白杭の処置の決定的な違い!スコアにも影響する

ドロップする時はマークすること

ドロップするときは、
必ず基点を決める必要があります。

基点とは、
これ以上ホールに近づくことができない
という地点のことです。

マークをすることで、
基点が決まりますが、
マークしないでドロップすると、
落ちた場所が基点になります。

基点より近くで打つと、
誤所からのプレーで
2打罰になるので注意しましょう。

もし、ドロップしたボールが、
少しでもカップに近づいたボールを打つと、
誤所からのプレーになります。

ペナルティー+誤所からのプレーで3打罰です。

例えば、ティーショットを池に入れて、
ドロップ時に誤所からのプレーをすると、
5打目からのプレーになります。

ダメージ大きいですね。

なので、ドロップするときは、
必ず基点を決めて、
マークすることが大切です。

関連記事
えっ、これで2ペナ?誤所からのプレーになりやすい3つのケース

スポンサーリンク

アンプレアブルの場合

アンプレアブルとは、
プレーヤーが打てないと判断したら、
規定の場所にボールを動かして、
プレーを続けられるルールです。

アンプレヤブルのペナルティーは
1打罰です。

アンプレアブルは、
いつでも宣言して、
ボールを動かすことができます。

なので、
このまま打ったら大失敗しそう
というときに1打加えて
打ちやすい場所にドロップできます。

例えば、

  • 深いラフ
  • バンカーの目玉
  • 木の根っこ

など、プレーが困難になる状況なら、
アンプレヤブルにした方がいいでしょう。

アンプレアブルで動かせる場所は、
3通りあります。

  • 元の位置を基点にして、1クラブ以内
  • ボールのある場所を基点に2クラブ以内
  • ボールとカップを結んだ後方線上(どこまででも下がることができる)を基点にして、1クラブ以内

いずれの場合も1打罰です。

セカンドショットを
アンプレアブルにするときは、
3打目からのプレーになります。

関連記事
知らなきゃ損なアンプレアブルのルール!無罰になるケースも

バンカーの外に出すことができる

バンカーから出す自信がない場合、
アンプレアブルでバンカーの外に
出すことができます。

バンカーの外に出す場合は、
2打罰になります。

ティーショットで入ったバンカーなら、
次は4打目です。

この場合のドロップエリアは、
ボールの位置とカップを結んだ後方線上
(どこまででも下がることができる)です。

後方線上に基点を決めて、
そこから1クラブ以内にドロップします。

2打罰になりますが、
バンカーに自信がなかったり、
大目玉で出すことが難しい場合は、
使ってみてはいかがでしょうか?

スポンサーリンク

誤所からのプレーの場合

誤所からのプレーとは、
ルールで決められた場所以外から
打つことを言います。

例えば、

  • ドロップエリアの外に転がったボールをそのまま打った
  • ニアレストポイントを間違えてそのままプレーを続けた
  • ドロップの方法を間違え、そのままプレーを続けた
  • グリーン上でマークをずらしたが、戻さないままプレーを続けた

これらは全て誤所からのプレーです。

誤所からプレーした場合、
2打罰を加えて、
打ち直さないでプレーを続けます。

2打目を誤所からプレーした場合、
次のショットは4打目になります。

ただし、重大な違反の場合は、打ち直しになります。

  • 明らかにカップに近づいた
  • 深いラフからフェアウェイに出してプレーした

など、明らかに
有利になるような場所からプレーすると、
重大な違反になります。

この場合は、
本来の位置に戻して2打罰です。

普段何気なくやっている、
ドロップや処置が競技に出たら
誤所からのプレーになることがあります。

競技に出る人や、
正式なルールでプレーしたい、
仲間がルールにうるさい、
という人は注意しましょう。

関連記事
えっ、これで2ペナ?誤所からのプレーになりやすい3つのケース

誤球した場合

誤球とは、
間違えて自分以外のボールを
打つことです。

同伴者のボールはもちろん、
他の組が落としていった
ボールを打っても、誤球になります。

誤球をした場合は、
2打罰を加えて、
正しいボールでプレーを続けます。

また、誤球された方は、
自分のボールのあった場所にリプレースして、
無罰でプレーを続けられます。

この時、
自分のボールを取りに行く必要がなく、
別のボールでプレーすることができます。

ただし、ボールがなかなか探せず、
3分以上たった場合は、誤球された方も、
ロストボールでペナルティになるので注意が必要です。

関連記事
誤球された側にも被害が?誤球しない、されないためのコツ

間違って打ったボールはカウントしない

誤球をした場合、
違うボールを打った打数は、
カウントされません。

例えば、2打目を誤球して、
そのボールがOBになっても、
次は4打目です。

間違えて打ったボールは、
無効ということですね。

なので、誤球した場合の打数は、
2打罰だけどOBやロストボールと
同じ打数になります。

2打目を誤球した場合は、
次は4打目になります。

まとめ

この記事では、
ペナルティ時のスコアの数え方、
処置についてお伝えしました。

こちらにまとめます。

1打罰2打罰元の位置から横に出す後方線上備考
OB、ロストボール
イエローペナルティーエリア
レッドペナルティーエリア
アンプレヤブル
誤所からのプレーそのままプレー
誤所からのプレー(重大)元の位置から
誤球

スコアの数え方で難しいのは、
最初に打ったボールを
カウントするかしないか、
だと思います。

OBやロストボールは、
最初に打ったボールをカウントするので、
1打罰だけど元の位置から2打加えてプレーを続けます。

これに対して、
誤所からのプレーや誤球は、
間違えて打ったボールをカウントしません。

なので、2打罰だけど、
OBやロストボールと、
同じ打数からのプレーになります。

間違って打った場所やボールは、
カウントしないけど2打罰になる、
と覚えておくといいと思います。

赤杭や黄杭、アンプレヤブルは、
OBやロストボールと違い、
打つ場所の選択肢があります。

なので、同じ1打罰ですが、
距離的な救済があります。

他のペナルティーと比べると、
少し軽いと思います。

正しい処置やスコアの数え方を覚えて、
損しないようにしたいですね。

タイトルとURLをコピーしました