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難易度MAXの全米オープンゴルフで優勝した意外な選手とは?

全米オープンゴルフ
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全米オープンゴルフといえば、
1980年に青木功選手が帝王ジャック・ニクラウスと
死闘を演じて2位に入ったことで知られています。

当時は、日本選手でも世界で戦えるんじゃないか?
と期待を抱いた大会でもあります。


松山秀樹選手も2017年に2位になるなど、
相性のいい大会です。

マスターズで優勝した勢いで、
メジャー大会2連勝を期待する人も多いのではないでしょうか?

しかし、過去の日本人選手の成績を見ると、
トップ10に入った選手はわずか4人と苦戦しているようです。

実際、全米オープンゴルフとはどんな大会なのでしょうか?

この記事では、全米オープンの難易度や
優勝する選手の傾向についてまとめてみました。

毎年ロースコアの戦いになる

全米オープンゴルフといえば、
毎年難易度MAXのコースセッティングに仕上げています。

ラフは深く、フェアウェイは狭く、
グリーンは硬くて速いセッティングです。

ラフに入ると出すのも大変、
上手く打ててもグリーンで止まりません。

グリーン周りもラフが深くなっていて、
アプローチもまた難しいです。

なので、パーオンさせるためには、
フェアウェイキープが必須条件なのです。

優勝スコアはほとんどがイーブンパー前後か、
それ以下になることも少なくありません。

全米オープンに強い選手は、
飛ばし屋よりも、ショットの正確さに優れた選手です。

なので、必ずしも世界ランキング上位の選手が優勝することはないのです。

意外な伏兵が優勝することも…

全米オープンゴルフは、
コースセッティングがとにかく難しいので、
コースを攻略できずに終わる選手がほとんどです。

優勝スコアがオーバーパーになることも少なくないため、
最後まで何が起こるかわからない展開になります。

例えば、最終ホールで3打リードしていても、
ラフに入ったらダブルボギーの可能性もあります。

コースが難し過ぎて、
選手全員がスコアを崩して終わるのです。

そのため、優勝する選手は飛ばし屋よりも、
ステディーなゴルフをする選手が優勝しやすいようです。

意外な伏兵が優勝することもしばしばあります。

例えば、当時日本ツアーで活躍していた、
ラリー・ネルソン、スコット・シンプソン、カーチス・ストレンジなども、
全米オープンチャンピオンです。

日本ツアーの選手でも、全米オープンに勝てるんですね。

3人とも、比較的ステディーなゴルフをする選手です。

他にも、1985年優勝のアンディ・ノースという選手は、
「全米オープンだけ強い」と言われていました。

必ずしも、世界ランキング上位の選手が有利という訳ではないのが
全米オープンの面白いところです。

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我慢比べの大会

全米オープンゴルフは一言でいうと、
我慢比べの泥仕合です。

いかに、ボギーを出さないで耐えられるか、
ボギーを出してもそれ以上叩かないか、
が問われる大会だと思います。

逆にいうと、初日にスコアを崩しても、
まだ上位に行ける可能性があるとも言えます。

でも、バーディーの数は少なくなると思っていいと思います。

PGAツアーで、
優勝スコア20アンダー以上のゴルフをしている選手にとっては、
かなりストレスがたまると思います。

見ている方からすると、
スカッとしない重くるしい展開が続きます。

あるいは、PGAのツアープロでも、
そんなことがあるんだ、とちょっと親近感がわく人もいるかもしれません。

そんな見方をすれば、
全米オープンを楽しく見られるのではないでしょうか?

また、優勝スコアがいくつか予想できない中で、
終盤戦、バーディーを狙いにいくのか、パーをキープするのか、
これが運命の別れ道になってきます。

例えば、首位に2打差の場面でバーディーを取りにいってボギーになる。

しかし、首位の選手がダブルボギーで、結局パーを狙いにいけばよかった。

そんな選手のかけひきを見れるのも楽しみのひとつかもしれませんね。

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決め手はアプローチ

日本人の中では、青木功選手、松山秀樹選手が2位、
丸山茂樹選手が4位、尾崎将司選手が6位の成績を残しています。

しかし、他には目立った成績を残している選手はいません。

全米オープンでは、
日本人選手はかなり苦労しているようです。

トップ10に入った日本人選手の共通点として、
アプローチが上手いことが挙げられます。

特に、青木選手や松山選手はバンカーの名手です。

バンカーからはスピンがかけやすいため、
ラフからアプローチするより寄せやすいのかもしれません。

バンカーに入れても大丈夫、
という自信があると
セカンドショットも大胆に攻められます。

パーオンできなくても、
バンカーからならパーをセーブできる能力があるから、
上位に入れたのかもしれませんね。

やはり、全米オープンで上位にいくためのカギは
ショートゲームだと思います。

パーオンが難しく、バーディーが少ない中、
ショートゲームでいくつパーが拾えるか、
ミスを最小限に抑える力がある選手が上位を占めるようです。

マスターズで優勝した松山選手は、
苦手だったパターが入るようになっていました。

長いパーパットを決めるなど、
我慢のゴルフでスコアを伸ばしていました。

マスターズのゴルフができれば、
松山選手の優勝もあるかもしれませんね。

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まとめ

この記事では、全米オープンゴルフの難しさや
活躍する選手の傾向についてお伝えしました。

全米オープンは毎年、
最上級に難しいコースセッティングになり、
選手全員が攻略できずに終わることも少なくありません。

ラフはかなり深いため、
ラフに入ったら出すだけでも苦労します。

フェアウェイも狭くなっているので、
ショットの正確さがカギになります。

必然的にパーオン率も下がってくるため、
バーディーの数も少なくなり、
我慢比べの展開になることが多いです。

そのため、思わぬ伏兵が優勝することがあるのも、
全米オープンの特徴です。

全米オープンで活躍する決め手になるのはアプローチです。

パーオンが少ないので、
いかにアプローチでパーが取れるかが
優勝の決め手になるんじゃないかと思います。

必ずしも、世界ランキング上位の選手が優勝するとは限らないのが、
全米オープンの難しさであり面白さです。

日本人選手の活躍にも期待したいですね。

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